【体験レポートあり】世界自然遺産 徳之島の大自然に迫る!ガイド付きツアーで希少動物と出会おう image

【体験レポートあり】世界自然遺産 徳之島の大自然に迫る!ガイド付きツアーで希少動物と出会おう

2021年7月、徳之島は絶滅危惧種や固有種を含む多様な生物が生息していることが評価され、奄美大島、沖縄島北部、西表島と共に世界自然遺産に登録されました。

世界的評価を受けている徳之島は一体どんな島なのか?どんな生き物に出会えるのか?紐といていきましょう。

徳之島ってどんな島?概要や特徴を紹介

概要

徳之島は奄美群島に属する鹿児島県の離島の1つです。1島3町の島で、大島郡徳之島町、伊仙町、天城町から成ります。本土主要空港からの直行便はなく、鹿児島空港または奄美空港経由でアクセスが可能です。

主要産業には、サトウキビやじゃがいも、漁業、黒糖焼酎製造などがあります。空路以外にも、鹿児島から奄美群島と沖縄を結ぶフェリーも就航しています。周囲は約89kmで、奄美群島の中では2番目に大きな島。効率的に島内観光を楽しむためには車が必須。人気観光スポットや絶景スポットが島内中広く点在しているので、観光にはレンタカーがおすすめです。

徳之島は「子宝の島」そして「長寿の島」

徳之島空港に到着すると目に入ってくるのが「徳之島子宝空港」の文字。徳之島は合計特殊出生率が高いことから「子宝の島」として知られています。一方で、「長寿の島」とも呼ばれており、ギネスブックに長寿世界一として認定された泉重千代さん(享年120歳)と本郷かまとさん(享年116歳)はこの徳之島の出身です。

農業や自然に関わる仕事で生き生きと働くことや、島唄や闘牛など島民が和気あいあいと交流できる風土などが長寿の要因と言われており、エネルギッシュでストレスを溜め込まない暮らしこそが島民の健康に繋がっています。

絶対に外せない!徳之島の観光スポット

思わず息を呑むような雄大で美しい景観の数々。

徳之島の北東部に位置する「畦(あぜ)プリンスビーチ」は、昭和47年に当時の皇太子殿下と美智子殿下が訪れたことからこの名が付けられました。奄美群島国立公園にも指定されており、発達したサンゴ礁に囲まれた白い砂浜が1.5kmに渡って続いています。

奄美十景の1つ「ムシロ瀬」は、ムシロを敷き詰めたような花崗岩の巨岩が連なり、独特な景色が広がっています。また、プリンスビーチ同様、北東部の金見集落にある「金見崎ソテツトンネル」も見物。ソテツの群生でできた約200mの自然のアーチをくぐれば南国ムード満点です。フォトジェニックな場所に行きたい!という方には「犬の門蓋(いんのじょうふた)」がおすすめ。通称「めがね岩」と言われている名の通り、隆起サンゴ礁が長年に渡って侵食され、2つの大きな洞門ができ、まるでメガネのような姿をしています。

動物たちが活発になる夜の森へ!出会いが期待できる生き物3選

アマミノクロウサギ

徳之島と奄美大島だけに生息している最も原始的な姿をしているウサギ。一説には300万年~500万年前からいたと言われており、「生きた化石」と呼ばれています。黒い毛で覆われ、短い手足と耳が特徴的。山間部などに巣穴を作り、小さな集団で暮らしています。特別天然記念物に指定されている一方、交通事故や土地の開発に伴う生息エリアの減少、犬や猫による捕食などが要因となり個体数は減少傾向にあり、絶滅危惧種にも指定されています。

オビトカゲモドキ

県指定天然記念物に指定されている、徳之島だけに生息する固有種。トカゲのような姿をしていますがヤモリの仲間で、首から背中にかけて4本のピンク色をした横帯模様があり、凛々しい顔でまるで恐竜のような顔立ちをしています。しかし、ヤモリのように指の裏面には吸着盤のようなものはなく、壁などにも登らず、湿潤な林を主な生息地としています。

アマミヤマシギ

日本の固有種で徳之島と奄美大島を主要生息地とするアマミヤマシギは、全長約36cmで他のシギ類と比較すると脚が短く、ずんぐりむっくりとした姿が愛らしいです。長いくちばしを柔らかい腐葉土に突っ込み、ミミズや昆虫類をエサとします。飛ぶのは得意とせず、人を見てもあまり恐れないで走って藪の中へ逃げていきます。ナイトツアー中でもそんな姿を見られるかもしれません。

【体験レポート】常さんのナイトツアーで徳之島の貴重な生き物に会いに行く!

いざ、夜の森へ出発!

初めての徳之島!ということで、徳之島の生態系や自然環境について詳しく話を聞きたいと思い、旅友Tokunoshima・常さんのガイドツアーに参加してきました。19:00に宿泊先までお迎えに来ていただき、同意書の記入やツアー中に出会いが期待できる生き物の紹介を行っていただいた後、観察のフィールドとなる特別保護地区へ。

この特別保護地区は認定ガイドさんと一緒でなければ入れない特別なエリアで、ガイドさんも事前に町役場へ利用申請が必要となっています。島に滞在中、「島民の生活エリアと世界自然遺産の登録を受けているエリアが非常に近い」ということを複数の方から聞いていましたが、豊かな自然を守り、未来に継承していくための島民の方々の強い責任感がこういうったところからも伝わってきました。

"徳之島ならでは"のとあるもの

特別保護地区に到着するまでの移動中の車内でも常さんが徳之島の歴史や文化、島民の島の暮らしについてお話してくださいました。車から見えた山の名前の由来やおすすめのお土産など、幅広く色々なお話をすることができ、常さんの島への愛情もたっぷり感じました。

道中、徳之島らしさを感じる島の一面も。道路脇にはアマミノクロウサギの生息エリアであることが分かるアマミノクロウサギの形をした反射板が立っていたり、「クロウサギに注意」とドライバーに呼びかける路面標識があったり、希少動物の交通事故防止を呼びかけるクロウサギの道路標識があり、島全体で島の自然やその価値を守る努力がなされていることを感じました。

貴重な生き物たちとのエンカウンター!ワクワクが止まらない!

今回お邪魔したのは山集落の山クビリ線という林道。通行規制が行われており、認定ガイドが事前に申請することで受け取ることができる鍵で鍵付きゲートを開けてガイドさんの車で林道へ入っていきます。ガイドの常さんから懐中電灯を1人1台お借りし、まるでディズニーランドのアトラクションかのように、ライトを照らして動物たちを探します。

ゲートを抜けて早速、リュウキュウイノシシの親子3頭がお出迎えしてくれました(笑)ゆっくりゆっくり車を進め、地面、森の中、木の枝先を懐中電灯で照らし、常さんの解説を聞きながら、生き物探しに夢中。ツアー中、天敵であるハブから身を護るために、アマミノクロウサギは開けたところでうんちをすることや、山鳩などの鳥は枝先に止まっていることなど、1つ1つ動物たちの行動にも意味があることを教えてくれました。

この日、曇り空で雨が心配でしたが、アマミノクロウサギ、アマミヤマシギ、トクノシマハリネズミ、リュウキュウアカショウビンなど、ここでしか出会えない貴重な生き物たちに沢山出会うことができました。見つけるたびに「あ!アマミノクロウサギだ!!」「あ!アマミヤマシギだ!!」と何度も興奮。終始ワクワクドキドキのナイトツアーでした。生き物たちに出会えた感動はもちろん、ガイドさんの解説あっての価値ある時間を過ごすことができ、とても貴重な体験となりました。

エコツアーに参加し、大自然を感じる

自然を敬い、自然の恵みに感謝し、自然と共存してきた徳之島。

この島では、豊かな生物多様性の自然を後世に繋いでいくための活動も活発に行われています。エコツアーを通して、貴重な動植物との出会い、インタープレターでもあるガイドさんとの出会いを是非お楽しみください。

やってみよっか?

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