怪我させない!怪我しない!安全に滑るためのスキー場でのマナー
スキー場では、みんなが安全に滑るために守るべきマナーがあります。初心者であってもマナーを守ることは、自分の身を守るだけでなく、相手の身を守ることにもつながることを念頭に置いて行動することが大切です!ここでは、スキー場でのマナーをご紹介します。
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
心得たい基本的なマナー
スキー板やボードを踏まない
基本的に 他人のスキー板やボードを踏むことはマナー違反 です。大切な板に傷をつけられたら誰だって嫌ですよね。ただ、リフト乗り場は混み合うことが多く、悪気なく踏んでしまうことも時にはあるでしょう。特に初心者のうちは思うように進めないのが当たり前なので、 もしも踏んでしまったら素直に「すみません」と謝まればOK です。
中にはそれでもイラっとした態度を取る人もいるかもしれませんが、黙って踏まれるのと一言謝られるのとでは、踏まれた方の気分も大違い。お互い気持ち良く過ごせるように、踏んでしまった時は謝るよう心掛けてくださいね。
指定のコース外を滑らない
当たり前ですが、スキー場では決められたコース外を滑ってはいけません。私も初心者の頃はうまく止まれずに、ロープ外まで突っ切ってしまったこともありますが、コース外は整備されておらず危険なので、 必ずコース内を滑るように心掛けましょう。
スキー板を正しく持つ
スキー場では板を担いで歩くシーンも出てきます。 スキー板は正しく持って、他人を傷つけないように しましょう。スキー板を持ち運ぶ時は、スキー板の裏側同士をスライドさせて合わせ、つま先側を下にします。そのまま、ビンディング(ブーツをカチッとはめこむ部分)を肩にかけて、つま先側を下向きにして持ち運ぶと他人に迷惑がかからず、自分も運びやすいですよ。
複数人で横に広がって止まらない
たまに見かけるのが、複数人で横に広がったまま立ち止まる人たちです。たとえそれなりに幅のあるスキー場でも、やっぱり 複数人が横に広がっていると迷惑かつ危険 なのでやめましょう。複数人で立ち止まる時は、迷惑にならないように 縦に並んで 止まってくださいね。
怪我をしないためにも守るべきマナー
座り込むならコースの端によける
初心者のうちは転倒することも日常茶飯事です。しかし、そのままコース上に座り込んだままでいると、迷惑になるだけでなく思わぬ事故に巻き込まれる可能性もあります。
できれば、バランスを崩しそうになったらそのままコースの端によけるようにしてコケるのがベストですが、ど真ん中で転倒してしまった際は、 できるだけ速やかにコースの端に移動した方が自分自身も安全 です。
上から見えない場所で座らない
コース上に座り込まないのと同様に気を付けたいのが、凹凸のある場所など 上から見えにくい場所に座らない ことです。こちらからは見えるだろうと思っていても、ハイスピードで滑り降りて来る上級者からは見えにくいこともあります。
私の友人はスノーボードで回転して着地しようとした時に、突然子どもが現れて咄嗟によけた際に腰を骨折する大怪我を負いました。お互いに怪我をしないためにも、 視界が開けた見通しの良い場所に座る ようにしましょう。
滑っている人が優先
スキー場では、止まっている人よりも滑っている人が優先です。滑っている側は、目の前に止まっている人がいても、その人は動かない前提で滑るルートを決めます。そのため、滑り降りてくる人がいるにも関わらず 、突然滑り始めるのは危険なのでNG!
滑り始める時は、滑り降りて来る人がいないことを確認してからスタートしましょう。また、 コースとコースが合流する際には、車同様メインコースの人が優先 だということも覚えておくと安心です。
マナーを守って安全にスキーを楽しもう
マナーを知らずに滑っていると、相手を怪我させてしまったり自分が怪我したりとリスクが高まります。みんなが安全にスキーを楽しめるようにマナーを守って滑ってくださいね。
やってみよっか?