東京からフェリーで直行できる大島とは?休暇や釣りにピッタリの島旅行part2
この記事では、東京の浜松町から行くことのできる大島の観光スポットを紹介します。
東京から夜行フェリーで大島へ向かえば、海外旅行をしているような気分を味わえるでしょう。
自然と温かい人間が魅力の島への旅行を検討してみてはいかがでしょうか?
三原山の見どころ3選
大島の観光名所と言えば、キレイな海と伊豆諸島最高峰の三原山でしょう。
ここでは、 三原山の見どころ3選 を紹介していきます。
三原山の裏砂漠
三原山には裏砂漠と呼ばれるエリアがあります。
黒い地表の正体は火山岩だといいます。
裏砂漠周辺は特別保護区として車両の侵入が禁止されています。
そのため、手つかずの自然の絶景が残されているのです。
裏砂漠は火山岩なので、他の場所とは歩いた感触や音が異なります。
何も周りにない環境と自分の足音だけが響き渡る光景はまさに自然の絶景だといえるでしょう。
三原山の火山口
"火孔"と呼ばれる巨大な火山の噴火口は見る人に衝撃を与えます。
噴火口の大きさは300~500mで深さは200mほどもある巨大な穴です。
私たちが暮らす日本列島の本島ももともとは火山活動によって生まれた島です。
この噴火口を見ていると、島が形成されていく歴史と今後を考えさせてくれます。
自然の偉大さに比べたら人間なんてちっぽけな存在なんですよね。
毎日毎日自然に生かされていることに感謝して生きていきたいです。
ちなみに、1974年に起きた噴火以前には噴火口からマグマも見えていたとか。
今ではマグマを見ることは叶いませんが、山頂から水平線を眺めるのは格別です。
三原山の神社
古来より、三原山は 「三原大明神」 や 「御神火様」 として信仰されてきました。
以前の三原山は活発に活動する火山で、頻繁に噴火していたそうです。 そのため、地元の人には山自体が神様として崇められてきたようです。
巨大すぎる力が隣にあれば、それを畏怖し、信仰するのは当然ですよね。
都心に暮らしていると、自然を感じることはなく、人間が世界を支配しているような感覚になります。
しかし、たまに大自然に触れると、その多様性や偉大さに触れ、日々に感謝するのが普通でしょう。
大自然の脅威が身近にある人たちにとっては、山や天候の変化が死に直結することもあります。
筆者も島や環境が厳しい場所に行く度に自然への畏敬の念を少なからず感じてしまいます。
大島には温泉が多い
伊豆諸島には天然温泉が多いです。
これだけ火山が近い場所にあるのですから、当然かもしれませんね。
三原山の7合目には大島温泉ホテルがあり、そこで温泉に浸かってゆったりできます。
三原山から下山してくる際に日帰りで温泉を利用するのも良し、ホテルを利用するのもアリです。
露天風呂では三原山を一望できる絶景が広がっていておすすめです。
噴火後に湧き出した源泉を利用した温泉施設も
愛らんどセンター御神火温泉(入場料は710円)は、1986年の噴火後に湧き出した源泉を利用した温泉施設です。
最近源泉が湧き出してきたというのは非常に興味深いですよね。
泉質はナトリウム塩化物がメインで湯冷めしにくい、殺菌効果の高いお湯となっています。また、筋肉痛や関節痛にも良く効くお湯のようなので、湯治に来る人もいるようですよ。
温水プールも併設されているので、熱いお湯が苦手な人でも楽しめる温泉施設といえます。
ちなみに、港にも近いので、釣りの帰りにフラッと立ち寄るのも良さそうです。
大地のいぶきを感じられる、東京からほど近い大自然
この記事では、大島でおすすめの観光スポットやゆったりできる場所について紹介しました。
アウトドアが好きな人は釣りやダイビング、温泉など、沢山の楽しみがありますね。
島内はバスが巡回しているので、アクセスが良いというのも魅力です。
週末にゆったりと時間を過ごしたいなら、大島に訪れてみることをおすすめします。
やってみよっか?