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春~夏はアイスショーを見るチャンス!初心者からコアなファンまで楽しめるアイスショーの見どころ大解剖!

コロナ禍で自宅のTVで五輪やスポーツを見ていたという方も多かったのではないでしょうか。

冬のスポーツとして特に人気なのはフィギュアスケート。2022年の北京五輪では日本勢が団体・女子シングル・男子シングルでもメダルを獲得し話題になりました。

フィギュアスケートというと人気でなかなかチケットが取れない、観に行くのは難しいというイメージがあるかもしれませんが、アイスショーならチケットも取りやすく、全国で公演があるんです。

今回はアイスショーの情報やみどころ、持ち物などをご紹介します!

アイスショーの季節はいつ?

春から夏はフィギュアスケートはシーズンオフ となり試合はありませんが、実はその間アイスショーが盛んに行われています。

メダリストが全国各地で公演をしている ので、この機会にぜひ見ておきたいですね。

選手は毎年3月半ば~後半頃に行われる世界選手権をもって、シーズン終了となる場合が多く、その後多くの選手はオフに入ったりアイスショーのツアーに出演することになります。

選手にとってはシーズンオフの間はショーに出演しつつ練習を重ね、振り付けをしたり次シーズンへ向けて整えていく期間になるといいます。

アイスショーを見にいくには?

フィギュアスケートのアイスショーはどうやって見にいくのでしょうか?ファンクラブに入ったり特別なことをしなくても、初心者でも気軽に行くことができるのでご紹介します。

まず日程を確認

次のトピックでも紹介しますが、かなりたくさんのアイスショーが開催されています。特に東京・名古屋・大阪など大都市では開催が多いため、日程をチェックしておきましょう。

チケットを取ろう

公式HPからチケットを取ることができます。主にチケットぴあやローチケなど、大手プレイガイドでも取り扱っているため、申し込みから引き取りまでは簡単です。

ただし人気の公演は、一次抽選・二次抽選…などまずは抽選、その後一般発売となる場合も多いため要注意。 どうしても行きたい!と思う公演があれば一次抽選から申し込みをしてチャレンジしてみましょう。

他にもクレジットカード会社経由で先行申し込みできるチケットなどもあるので、自分の加入しているカードが対象かどうか見ておくのも良さそうです。

席種はどこがいい?

フィギュアスケートでは前の方の リンクに近い席 (アリーナ席やSS席など呼び方はさまざま)が人気の傾向があります。選手の目線で演技を見ることができ、またフィナーレにはハイタッチもできる(コロナ禍では手を振ってくれるという演出になっています)ため人気の座席です。

臨場感は満点 ですが、演技全体を見るには見にくい部分もあるため、もし初心者でまずはゆっくり見てみたいという人はスタンド席を選ぶ方がいいかもしれません。

持ち物を用意!

会場はリンクの氷を保つため、とっても寒いです!!

私は4月の公演に行きましたが、ダウンコートとカイロを持ち込みました。前席はもっと寒いため、ひざ掛けも必要だと思います。

真夏でも寒さは変わらないので、ダウンとまではいかなくても厚手の羽織やひざかけなどは用意するようにしましょう。また夏はサンダルで来場する方もいるかもしれませんが、とっても冷えるため裸足はおすすめできません。

リンクの上の方のスタンド席では双眼鏡もあった方がいいかもしれません。ただ選手の滑走のスピードが速いので、なかなか追うことも難しいかも…。

アイスショーの日程・場所・TV放送を紹介

日本でシーズンオフに行われているショーはいくつかの興行団体に分かれています。それぞれ出演する選手やスケジュールも異なるため、抜粋して特徴をまとめてみました。

スターズ・オン・アイス

スターズ・オン・アイスは1986年に北米でスタートした 世界最高峰のアイスショー オリンピックメダリストや世界選手権メダリストを中心 とした、フィギュアスケート界のトップスターによるアイスショーです。

東京公演 会場:国立代々木競技場 第一体育館
2022年4月8日(金) ~4月10日(日)

大阪公演 会場:東和薬品RACTABドーム
2022年4月2日(土) ・4月3日(日)

2022年は開催が終わりましたが、北京五輪メダリストのネイサン・チェン選手、宇野昌磨選手、鍵山優真選手(日にち限定)、坂本花織選手など本当に豪華な顔ぶれです。

公演の様子がTBSチャンネル系列(ケーブルテレビやスカパー!などで放送あり)で放送されることがあるのでチェックしておきましょう。再放送することも多いです。

プリンスアイスワールド

プリンスアイスワールドは1978年に 日本初のフィギュアスケートのアイスショー として誕生しました。以降、トップスケーターが毎年鮮やかなショーをファンに届けています。

出演者は荒川静香さん、宇野昌磨選手、鍵山優真選手などがメンバーに入っています。 日本人選手を中心 に開催されているショーです。

横浜公演 会場:KOSE新横浜スケートセンター
2022年4月29日(祝) ~5月5日(木)

BSテレ東で放送されることがあるため(2021年は放送あり)こちらも合わせてチェックしておきましょう。

ファンタジー・オン・アイス

ファンタジー・オン・アイスも世界からトップ選手を招いて開催されるショーです。 アーティストとのコラボレーション などオリジナル要素があり、エンターテイメントとしても楽しめるプログラムになっています。

こちらの公演には 羽生結弦選手の出演が決まっており、チケットは争奪戦になりそう です。現在はコーチをされているステファン・ランビエルさんや平昌五輪のメダリスト、ハビエル・フェルナンデスさんなども出演予定。ちょっと違ったラインナップで人気が出そうです。

幕張公演 会場:幕張イベントホール
2022年5月27日(金)~5月29日(日)

名古屋公演 会場:日本ガイシホール
2022年6月3日(金)~6月5日(日)

神戸公演 会場:神戸ワールド記念ホール
2022年6月17日(金)~6月19日(日)

静岡公演 会場:エコパアリーナ・特設アイスリンク
2022年6月24日(金)~6月26日(日)

過去には地方ローカル局の放送や、BS朝日やテレ朝チャンネルでも放送がありました。

ドリーム・オン・アイス

ドリーム・オン・アイスは オリンピックや世界選手権、四大陸選手権で活躍した選手を中心 としたアイスショーです。

出演者はまだ未発表のため不明ですが、数年間海外選手を招へいできなかったため日本人選手のみでショーを行ってきました。今年は海外のトップ選手も参加するかもしれません!

どの選手が出場されるのか欠かさずチェックしておきましょう。

会場:KOSE新横浜スケートセンター
2022年7月1日(金) ~7月3日(日)

THE ICE

毎年7月・8月に行われるアイスショー。2022年の詳細は公式サイトで確認できます。

THE ICEも日本と海外のトップ選手で構成されたショーです。例年愛知と大阪で行われてきましたが、新型コロナウイルスの影響もあり開催されなかった年も。2021年は愛知(愛・地球博記念公園 モリコロパークアイススケート場)のみで行われました。

会場が小さいため、 出演者との距離も近く、臨場感を味わうことができます。

フレンズ・オン・アイス

フレンズ・オン・アイスは、金メダリスト・ 荒川静香さんが企画プロデュースしているアイスショー 。「未来を担う子どもたちに夢と希望を与えたい」というコンセプトのもと、子どもスケーターのコーナーがあったりと演出にも工夫が凝らされています。

毎年8月に開催されているショーで、主に 日本人選手やプロスケーター で構成されています。

実際に観に行ってわかった、アイスショーの見どころとは?

試合とアイスショーは見どころが違います。どちらも違ってそれぞれにいいポイントがあるのですが、アイスショーは 気軽に見ることができる という点で 初心者にもおすすめ できます。他にも見どころをまとめてみました。

トップクラスの選手の演技を実際に見れる

せっかくだからメダリストの演技が見たい!と思う方も多いでしょう。しかしトップクラスの選手は日本の選手・外国の選手ともに世界を連戦しているので、めったに来日することもなく、演技を見られる機会は少ないです。

しかしショーなら、世界各国のメダリストが集結し豪華な顔ぶれで開催されるため、トップ選手の演技を見ることができます。

スピードやジャンプ、スピンなどの美しさもTVで見るのと実際に自分の目で見るのは違いがあります。

私は初めて見た時、トップ選手の滑走スピードにびっくりしたことがありました。スピンの速さ、美しさも中継のカメラで見るのとはかなり違って見えます。

中継しか見たことがないという方は、ぜひ生を体験してみてはいかがでしょうか。

採点競技にはないエンタメ性がある

ふだんの採点プログラムではなく、オリジナルのショー(エキシビション)用のプログラムを披露する出演者が多いため、 制約も少なくそれぞれのいい部分が詰まった特別な演技を見ることができます。

例えばネイサン・チェン選手といえば4回転ジャンプが持ち味ですが、 ショーでは豪快なバックフリップ(バク宙)を披露 しとっても盛り上がる場面もあります。

また、過去の人気だったプログラムをアレンジする出演者も。観客も知っている曲・演技だとかなり盛り上がりますよね。

オリジナリティ豊かな演技 を見れるので、採点競技よりもショーの方が好きな方もいるかもしれません。

チケットが取りやすい

フィギュアスケートの競技大会は大激戦でなかなかチケットがとれません。特に人気の羽生結弦選手が出場する試合では、何十倍もの倍率になることも…。

しかし ショーは出演者は豪華でも競技大会よりチケットがとりやすい です。ショーでも前方の席は人気ですが、スタンド席ならプレイガイドの一般発売で購入可能な場合が多いです。

気になるショーがあるのなら「どうせフィギュアスケートだからチケットはとれない」とあきらめずに確認してみてはどうでしょうか?

日本は公演が多く、見る機会も多い

日本でフィギュアスケートの競技大会を見る機会はそう多くありません。

大きな国際大会では毎年1回のグランプリシリーズNHK杯、日本選手権があります。

各国持ち回りの世界選手権やグランプリファイナル、国別対抗戦、四大陸選手権が数年に一度日本で開催されます。

こうしてみると、 競技大会が開催される機会はとても少なく、運よくチケットがとれても日本で数年に一度見ることができるかどうか になりそうです。

しかしショーでは1年に何度も日本公演があり、ショーの種類(主催)もさまざまな団体なので見にいく機会はたくさんあります。

日本ではフィギュアスケートが人気だということがその要因ですが、 公演数も多く、地方公演もある のは嬉しいポイントですよね。

競技だけでなくショーも楽しもう

フィギュアスケートは採点競技のスポーツであるため、試合となると緊迫した雰囲気のなかで行われています。実際に試合を見にいける機会も少なく、別世界のスポーツのように思いがちです。

しかしアイスショーは一転、明るいフレンドリーな雰囲気の中で楽しく見ることができるプログラムになっています。出演者同士のコラボレーションやオリジナルの振り付けなど、普段は見ることのできない特別な演出もありとっても盛り上がります。

現地に足を運ぶことができない場合も、TV中継があるかもしれないのでチェックしてみてください。

オフシーズンならではのアイスショーを楽しみましょう!

やってみよっか?

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