東京からフェリーで行ける伊豆諸島とは?式根島で釣りと温泉を堪能 image

東京からフェリーで行ける伊豆諸島とは?式根島で釣りと温泉を堪能

東京からフェリーで行ける伊豆諸島を知っていますか?

伊豆諸島には大島や新島のようなメジャー所から式根島や神津島のようなマイナー所まで様々で、それぞれ多くの魅力に溢れています。

自然の宝庫である伊豆諸島に行って、釣りや温泉を楽しみましょう!

JR浜松町駅にあるフェリー乗り場から島へ

JR浜松町駅から徒歩10分

JR浜松町駅から徒歩10分でフェリーターミナル(竹芝桟橋)に着きます。ターミナルでは予約番号を提示して、往復のチケットを窓口で貰います。出発40分前には順番待ちの列が出来るので、余裕を持って1時間前にはフェリー乗り場に着いておくと良いでしょう。 また、軽食のカップ麺やおにぎり等の準備を忘れずに。船内の食堂は割高ですし、味も普通です。

東海汽船が運営するフェリーターミナル

フェリーターミナルを運営しているのは東海汽船株式会社です。会社の元になったのは渋沢栄一が創設した東京湾汽船だとされています。伊豆諸島や小笠原諸島行きのフェリーをほぼ全て独占しているので、それらの方面へ旅行をする人にとってはお世話になることが多い海運会社でしょう。 ターミナルにはフェリーの形をした模型が鎮座していて、中々雰囲気のある場所となっています。

フェリーだけでなくジェット船もある

竹芝桟橋からはさるびあ丸や橘丸というフェリーに加え、ジェット船も運航しています。 フェリーは運賃が安いですが、運行時間が長いのがネックです(島によって変動がありますが6~10時間くらい)。 また、フェリーは夜の11時発のものが大半なので、仕事終わりにフェリー乗り場に直行することになるでしょう。

フェリーで式根島(しきねじま)へ行ってみた

フェリーは夜の11時に出航する

筆者が式根島へ向かったのは夜の11時でした。フェリーの出航時間は夜発のものがほとんどで、前日から前乗りすることになります。フェリーの席には等級があり、筆者が利用したのはもちろん一番下の2等客室でした。 2等客席は固定された枕のみの簡素な作りで、そのままだとなかなか寝られないので、貸し毛布を1人二枚ほど借りておきましょう。

ちなみに、春から夏の時期なら甲板でブルーシートを敷いて寝床にすることも出来ます。 波の状況を確認して、波が高くなりそうになければ、甲板で寝てみるのもまた一興です。

東京の夜景と東京湾での停泊

フェリーが出航すると30分後には横浜港に停泊します。 乗客が乗船したら、今度はレインボーブリッジを下から眺めながらの航行を味わえます。東京の夜景を船から眺めるのも楽しいです。 そこからしばらくすると、東京湾で何時間か停泊します。この間はほとんど揺れないので、船酔いの心配はありません。お酒を飲みながら楽しみましょう。

新島の次が目的地の「式根島」

数時間後には伊豆諸島沖に出るので、船揺れが目に見えて酷くなります。それから数時間航行して、大島から順に島に到着します。大島や新島が有名で、サーファーやサイクリング客の大半がそこで降ります(サイクリングの大会なども開催される?)。 新島の次は式根島なのですが、式根島に来る客の大半は釣り客です。そう、式根島は豊富な魚と温泉が魅力の島なのです。

堤防釣りでメジナやカワハギを釣る

民宿から徒歩15分ほどの場所に野伏港

島に着くと予約していた民宿やホテルの送迎があります(港から宿泊施設まで距離があるため)。 筆者が利用した漁師宿の「肥田文」は往復で送迎してくれました。民宿から徒歩で15分ほどの距離に野伏港があり、そこで釣りをします。堤防釣りですが、結構な大物が来ると地元の釣り師には有名な釣りスポットだそうです。

メジナやサバ、カワハギなどが釣れる

この釣りスポットではメジナやサバ、カワハギ、カンパチ、カサゴなどの魚が釣れます。朝釣りでイカ釣りにも挑戦できるようです。 筆者はカワハギ2匹にメジナ1匹を釣りました(2日間の釣果)。他にもイシガキフグやババタレ(イスズミ)など、食べられないながらも釣り応えのある魚も釣れます(嬉しくはないですが笑)。

民宿で釣った魚で大宴会

筆者たちが釣った魚は民宿の方に料理して貰いました。中でもメジナのから揚げやカンパチの刺身は絶品です。 そして、極めつけはカワハギの肝和えです。カワハギの身だけでも甘味と旨味がえげつないのに、肝和え醤油まで付いてきたらもう言葉が出ないくらいの幸せを感じます笑(ちなみに、東京でこれを食べようと思ったら1万円は掛かるでしょう)。また、島の特産物である明日葉の天ぷらもあります。苦みが効いていて大人のおつまみという感じです。

式根島の大自然を堪能して、忘れられない思い出を作ろう!

浜松町からフェリーが出ていると知った時に筆者は衝撃を受けました。「こんな場所から伊豆諸島へ行けるのか?!」と。フェリーは船酔いとの戦いになりますが、甲板での宴会は良い思い出になります。

式根島は釣りと温泉が魅力の島でした。特に釣りに関しては、本土で釣りをする何倍も食べられる魚を釣る体験ができます。時間がある方はフェリーで伊豆諸島に旅行しに行くことをも検討してみてはいかがでしょうか。

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

特集連載

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります