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コロナ禍でランニングが大人気!新しいマラソンのかたち、バーチャルマラソンの魅力とは?

2020年から続くコロナ禍で、ランニングをする人は大幅に増えました。

それに伴い、マラソンも大人気に。

しかし市民マラソンはただでさえ抽選倍率が高いうえに、コロナ禍で大会の中止や縮小が相次ぎ、なかなか参加できない状況です。そんな中、「バーチャル大会」に切り替えて開催するマラソン大会が増加してきました。今人気のバーチャルマラソンの魅力を追求します。

ランニングが人気の理由

ランニングは特に道具も必要のないスポーツで、 手軽に誰にでもできるスポーツ です。外出する機会が減り、在宅勤務になった方も多いですよね。 運動不足の解消 にもちょうどよく、一番簡単なのがランニング。ジムに行くのは手間がかかる、一日のうち少しの時間しかとれないけど身体を動かしたい…という人にもおすすめできます。

ステップアップが簡単!

身体が慣れてくると、もっとチャレンジしてみたい!と思う人も増えてきます。 ランニングからマラソンへのステップアップは、距離をのばすだけ です!

タイムも気にせず、自分が走ることのできる距離をまずのばしましょう。

初心者が突然フルマラソンに挑戦するのは無理があるので、初めは少しずつ、徐々に距離を伸ばして、 まずはハーフマラソンなど短めの距離にチャレンジする のがおすすめです。

トレーニングのコースは自由。都会でも人気!

フルマラソンを目指してトレーニングしようと思っても、トレーニングできる場所は結構限られてきますよね。特に都市部では街中の歩道をコースにすると危ないこともあるため、時間やコースなどに工夫が必要です。

人気のコースの一例を紹介します。

  • 東京:皇居
  • 大阪:大阪城
  • 福岡:大濠公園
  • 名古屋:名城公園

などが人気のコースになっています。とくに東京の皇居は、 皇居ランナー という名前がついているくらい有名ですね!

都会のど真ん中でアクセスも良い場所を選ぶ人が多いようです。自然の多い場所ばかりなので、桜や紅葉など季節を感じながら楽しむことができそうです。

お城や皇居などが人気ですが、京都御所など砂利道の場所はけがをする可能性もあり、走りにくいためおすすめできません。

また 夜に走る場合は蛍光バンドつけたり明るい色のウェアを着る などして自転車や車との接触にも気を付けるようにしましょう。防犯のためにルートをこまめに変えたり防犯ブザーを用意するなどの対策も必要になってきます。

大きなマラソン大会はバーチャル開催に移行

マラソン大会は近年、「バーチャル開催」などに切り替えて開催されることも増えてきました。どういった大会なのか、詳しく見ていきたいと思います。

2022年冬には東京マラソンや大阪マラソンが予定されてたけれど…

2022年2月には大阪マラソン、3月には東京マラソンが予定されています。

両大会ともにコロナ禍で中止や延期になっていた大会ですが、大阪マラソンは今回も一般ランナー部門の中止が発表されています。また東京マラソンは2021年大会の延期に伴い、東京マラソン2022がバーチャル開催となっています。

東京マラソンや大阪マラソンは大規模な市民参加型マラソンとして有名 で、開催日はコースとなる一般道は封鎖されランニングコースになります。普段は車や人でいっぱいの街中を走ることができるという一日だけの特別感を味わうことができるため人気の大会となっています。

しかし今はコロナ禍で開催が難しい状況なので、そういう時はバーチャルでマラソンを楽しめると嬉しいですね。

バーチャルマラソンとは?

バーチャルマラソン(ランニング)アプリをスマホにDLし連携することで、バーチャルでランニングが楽しめるアプリが人気です。

よく知られているアプリとしては、

  • Nike+ Run Club(ナイキランクラブ)
  • asics Runkeeper(ランキーパー)
  • adidas runtastic (アディダス ランタスティック)

があります。これらはお馴染みのスポーツメーカーが開発したアプリで信頼性も抜群。

アプリによって細かい部分は異なりますが、 トレーニングの記録やデータ分析、他のユーザーとの比較やコミュニケーション といった機能があります。こうしたアプリを使えば、いつでもどこでもランニングを楽しむことができ、さらにはバーチャル上でマラソンを楽しむことができます。

特にasics Runkeeper(ランキーパー)はバーチャルマラソンとの連携を強化しており、アプリ内からバーチャルマラソンを検索し参加申し込みをすることも可能です。

バーチャルマラソンは、自分の都合で世界中場所を問わず参加できるため、手軽でとても便利。フルマラソンというとかなりハードルが高く感じますが、 バーチャルだと初心者でも気軽に参加 できます。

また、コミュニティ機能もあるため、他の参加者と励ましあったり完走したときの喜びも共有することができます。 一人で走っているよりもモチベーションも保つことができます ね!

バーチャル開催の大会はどんなものがある?

各地でバーチャルマラソンの大会が開催されていますが、連動するアプリは大会主催から指定がある場合が多いです。

例えばバーチャル開催になった東京マラソン2022では、アシックスのアプリ、asics Runkeeper(ランキーパー)と連携しての開催となっていました。

バーチャルの大会に参加を希望する場合は、 期間や条件などを確認し、公式HPからエントリー するようにしましょう。

コース設定も自由、距離もフルマラソンだけではなくハーフマラソン、もっと短いものでは5kmから参加できるものもあります。また、フルマラソンの距離でも 累積距離でカウントされる ものが多いので、無理なく参加することができそうです。

参加費が必要な大会もありますが、そういった大会では 記念品や名産品がもらえる ことも多く、満足度は高いです。

バーチャルマラソンを楽しむために

バーチャルマラソンを楽しむための服装やグッズを紹介!

バーチャルマラソンをするにあたって、何かグッズは必要でしょうか?

基本的には普段ランニングをする時の服装とあまり変わりありませんが、小物もあるため良ければ取り入れながらランニングを楽しみましょう。

【アームバンド】

スマホアプリを起動しながらのランニングになるため、アームバンドのようなものがあれば便利です。

スマホで音楽を聴きながら走る人も多いと思うので、両手をあけることができるアームバンドは重宝しそうです。スポーツ用品店や通販でも安く手に入れることができるので、ぜひこういったグッズは活用していきたいところです。

【服装】

Tシャツやジャージなど、 動きやすい服装 を選ぶことをおすすめします。ウェアやシューズはこだわる方も多いと思うので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

コース設定や施設の利用で工夫をしよう

普通のマラソンとは違い着替える場所や給水所やトイレなどが用意されているわけではないので、あらかじめ飲み物を用意することやトイレの場所を確認することも忘れないようにしましょう。

ランニングステーションが便利!

ランニングをする時に、荷物を預ける場所がなかったりシャワールームがなくて困ったりすることもあるかもしれません。もしかすると最低限の荷物を持ったまま走る方も…。そんな時に便利な「 ランニングステーション 」が最近では増えてきています。

ランニングステーションは、 ロッカーやシャワーが利用できる施設 で、人気のランニングコースの近くに設置されていることが多いです。

写真は大阪城の「JO-TERRACE OSAKA」内にある「RUNNING BASE大阪城」というランナーサポートスペース。利用は都度利用で、ロッカーやシャワー、他にもレンタルのタオルやシューズ、ウォッチまで用意されています。

こういった施設は全国に増えているので、うまく利用したいところです。

誰でも簡単に楽しめるバーチャルマラソンにチャレンジしてみよう!

速さを競うスポーツというより、 健康の維持、趣味、また生活を充実させる といったような目的でランニングを始め、そしてマラソンへのチャレンジとステップアップする人が増えています。

大会への参加は今は難しいかもしれませんが、 バーチャルアプリ を使えば、どこでも気軽に参加できる大会が多いため、手軽にマラソンを楽しむことができそうです。

マラソンを始めるのに年齢や時期は関係ありません。はじめよう!と思ったその日からできる、簡単なスポーツです。悩んでいる方がいたら、チャレンジしてみませんか?

出典・参考

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