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【ガーデニング】植えっぱなしで簡単!庭を素敵に彩る秋植え球根4つと育て方

「球根を植えたことがない」「庭を花でいっぱいにしたい」「もっとガーデニングを楽しみたい」

今回は、そんな方のために「簡単に楽しめる4つの秋植え球根と育て方」を紹介します。この記事を読めば、誰でも簡単に球根の花を咲かせることができます。

ぜひ最後まで、ご覧ください。

植えっぱなしでOK♪ おすすめ球根4つ

おすすめの秋植え球根は、次の4つです。

  • チューリップ
  • クロッカス
  • スノーフレーク
  • スイセン

以上の4つが、植えっぱなしで簡単に育てられる球根植物です。チューリップやダリアなど、球根植物の花はひときわ存在感があります。美しい花を咲かせてくれますが、 球根自体に養分を蓄えているので、種や苗から育てるよりも管理が楽です。 ですので、球根植物は初心者の方に向いています。

以下、4つの球根植物をそれぞれ紹介します。

チューリップ

1つめの球根植物は、定番のチューリップです。誰もが知っていて親しみやすく、初心者でも失敗なく育てられますよ。

主役の花として、花色・形・大きさまで、さまざまで1球から複数の花が咲くものや小ぶりの原種(品種改良されていない野生種)チューリップなどがあります。

一般的にチューリップは、1年草のように毎年新しい球根を買って植えなおしますが、6月ごろ枯れてきたら掘り上げて、乾燥させて保存すれば翌年も楽しめます。

【チューリップの育て方】

1. 場所

鉢の場合、発芽までは冷たい外気に当て、土表面に芽が見えたら暖かい場所に移動する。霜に当てないように気をつける。開花後は、暖かすぎると花もちが悪くなるので、なるべく涼しいところで育てる。

2. 植えつけ

5号鉢なら3球、花壇は10㎝の深さに10㎝の間隔を目安にする。鉢は、根が十分に成長できるよう深めの鉢を選び、球根の頭がちょうど隠れるくらいの浅植えにする。花壇は、病気を避けるため、やや深め(球根3個分の深さ)に植える。

3. 水やり・肥料

水やりは、いつも湿っているように毎日あたえる。ただし、室外で冬を越す場合は、球根を凍らせないように午前中に水やりをする。 植えつけた後、芽が出ていない間も水やりを忘れないようにする。

植えつけ時の肥料は、球根中に養分があるため必要ない。つぼみが出て、花後に葉が黄色くなるまでは液肥をあたえる。

スノーフレーク

2つめの球根植物は、スノーフレークです。スズランに似た、釣鐘のような形をした可憐な花を咲かせます。

スノーフレークは、大変丈夫で土を選ばないので花壇に植えれば、放っておいても数年はよく咲きます。 花壇に10球ほどまとめて植えると、見映えがよくておすすめです。

私は、スノーフレークやスノードロップ・クリスマスローズなど、うつむきながら咲く花が大好きです。ゆらゆらと揺れる姿がかわいらしく、控えめながらもしっかりと立つ姿に憧れます。

【スノーフレークの育て方】

1. 場所

日当たり~半日陰でよく育ちます。室内にて鉢で育てる場合は、暖房が当たらないようにし、ときどき外の空気にふれるよう移動する。

2. 植えつけ

5号鉢に5~6球が目安で、花壇なら7㎝の深さで10㎝ほど間隔をあける。10月上旬が植えつけ適期だが、暖地では年内に植えれば大丈夫。

3. 水やり・肥料

土の表面が乾いたらたっぷりとあたえ、ひどい乾燥には注意する。 休眠期には水やりを中止する。

肥料は、植えつけ時に元肥として緩効性肥料を混ぜる。茎が伸び始めたら薄い液肥をあたえ、花後には球根を大きくさせるために固形肥料をあたえる。

クロッカス

3つめの球根植物は、クロッカスです。早春からかわいらしい花を咲かせる秋植えの代表的な花です。

1球から数個の花が咲き、日中に開花して夕方には閉じるのも特徴です。冬咲きや春咲き、秋咲きなどいろいろな種類があります。また、丈夫で育てやすいので、 大きめの球根を選んで水栽培や水ゴケ栽培も気軽にできますよ。

【クロッカスの育て方】

1. 場所

日当たりのよい場所を好む。日当たりが悪いと花が十分開かないまま終わることがある。鉢植えは、室内の暖かい場所に置くと、花がすぐに終わってしまうので気をつける。

2. 植えつけ

過湿が苦手なので、市販の培養土には川砂を混ぜて水はけをよくする。5号鉢なら6球、花壇なら7㎝の深さで5㎝間隔が目安。

鉢植え・花壇ともかぶせる土は厚めにする。

3. 水やり・肥料

過湿は嫌うが、土が乾きすぎてもきれいな花を咲かせられないので、 完全に乾いてしまう前に水やりをする。

肥料は、植えつけ時に緩効性肥料を混ぜる。発芽したら、月1~2回のペースで薄い液肥をあたえる。チッソはなるべく控える。

スイセン

4つめの球根植物は、スイセンです。凛とした上品な姿が人気です。日本スイセンは、室町時代以降に中国から渡ってきたそうです。ヨーロッパで品種改良が盛んに行われ、房咲きスイセン・ラッパスイセン・カッパスイセン・八重咲きスイセンなど1万種以上もあります。

スイセンは3~4年に1回、葉が黄色くなった7月ごろに、球根を掘り上げます。乾燥保存してから、分球するとふやせます。

【スイセンの育て方】

1. 場所

日当たりと風通しのよい場所を好む。

2. 植えつけ

5号鉢なら3球、花壇なら15㎝の深さで10㎝間隔が目安。 傷のない球根を選び、夏の暑さが去った秋に植えつける。その後、室外の寒さに十分当てる。 鉢植えでは浅植えにし、花壇は球根の3倍くらいの深さに植える。

3. 水やり・肥料

過湿は球根を腐らせる原因になるので、一定量をこまめにあたえるように意識する。

肥料は、月に3~4回ほどチッソ成分の少ない液肥を、水やり時にあたえる。花後も球根を大きくさせるためにあげる。

春になると咲きほこる花たち

以上、「植えっぱなしで簡単!庭を素敵に彩る秋植え球根4つと育て方」でした。

秋植え球根には、まだまだ魅力的なものがあります。アリウム・ヒヤシンス・イングリッシュブルーベル・ムスカリ…などです。お店でいろいろ探してみると、きっとお気に入りの球根が見つかります。

球根を選ぶ時のポイントは「大きいもの」「しっかりとしたもの」「腐っていないもの」です。

ぜひ春の訪れを楽しみに、球根植物を植えてみてくださいね。

それでは、また会いましょう。

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