【アメリカ観光】ワシントンDCの見どころやスミソニアン博物館の魅力
アメリカ合衆国の首都、ワシントンDC。ホワイトハウス、FBI本部、ペンタゴンなど世界的にも有名なスポットが多くあり、政治の中心であるとともに、様々な観光名所や博物館の宝庫でもあります。
ワシントンDCの見どころと、必見のスミソニアン博物館について紹介します。
経験(難度) ■ワシントンDC見どころ＆MAP
ワシントンの見どころは、中心地にまとまっているため、とても観光しやすい街です。
地図上で見ると、 北にホワイトハウス、南にワシントン記念碑、東にアメリカ合衆国議会議事堂、西にリンカーン記念堂 が位置しています。
そして、これらの間にナショナルモールと呼ばれる芝生で覆われた敷地が広がり、スミソニアン博物館や国立美術館、記念館などが点在しています。
ホワイトハウス
誰もが一度はテレビで見たことがあるであろうホワイトハウスは、 アメリカ合衆国大統領が居住し、執務を行う官邸・公邸 です。
以前には一般客向けにホワイトハウス内部見学のツアーがあったのですが、現在は廃止されており、門の外から建物の外観のみ見ることができます。
近くにホワイトハウスビジターセンターという施設があり、こちらを訪れればホワイトハウスに関する情報や内部の様子などを知ることができるので、興味がある方におすすめです。
ワシントン記念塔（ワシントンモニュメント）
合衆国初代大統領、 ジョージ・ワシントンを称えるために建てられた巨大なオベリスク でワシントンのシンボルともなっています。
記念塔の中の展望台からは、東西南北4方向から辺りを一望できます。入場には整理券が必要となっていますが、人数制限があるので確実に行きたい方は 事前予約がおすすめ です。
写真はリンカーン記念堂からワシントン記念塔まで続いている、リンカーン記念堂リフレクティングプールで、この辺りはいつも観光客で賑わっています。
アメリカ合衆国議会議事堂
高さ88m、直径29mのドームの形が特徴の白亜の建物で、上院が北側、下院が南側に位置しています。議事堂の中は ガイド付きの見学ツアー で訪れることができます。
この議事堂を囲む一帯の住宅街や地域名は キャピトル・ヒル と呼ばれている歴史地区であり、世界最大規模のアメリカ議会図書館やイースタンマーケットなどの見どころや、人気レストランも集まっている場所です。
リンカーン記念堂（リンカーンメモリアル）
アメリカ合衆国 第16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して建立された記念堂 。
中にはリンカーンが演説した「人民の人民による人民のための政治」で有名なゲティスバーグ演説が壁に刻まれており、椅子に座ったリンカーン大統領の巨大像も見ることができます。
また、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの有名な演説「I have a dream…」はこの記念堂の階段の上で行われており、とても歴史的な場所でもあります。
スミソニアン博物館や多くの施設が入場無料
スミソニアン学術協会の運営するスミソニアン博物館は全部で19つあり、その多くがワシントンDCにあります。
博物館巡りなどは入場料がかかり、費用が結構かさんでしまうことも多いですが、 スミソニアン博物館はなんと入場料が無料 です。
しかも無料とは思えないほどの充実ぶりで、1つ1つが大きな博物館で見学に時間がかかるため、予め行きたいところの目星をつけておくと良いと思います。
色々ある中でも特におすすめのスミソニアン博物館を紹介します。
航空宇宙博物館
超巨大な博物館で、おすすめNO.1 です。
なかなか目にすることのできない貴重な展示物の宝庫なので、普段博物館など興味がない方もここにはぜひ訪れて頂きたいです。
子どもから大人まで楽しめる博物館で１日中いても足らない程、たくさんの見どころに溢れていますが、中でも必見の展示物を下記に載せています。
1度は聞いたことがあるであろう、有名なものばかりの展示でワクワクすると思います。
- 宇宙服 ニール・アームストロング船長が着用した宇宙服など
- アポロ11号司令船 月面着陸に人類史上初めて成功した司令船
- 月の石 触ることもできる月から持ち帰った石
- スペースシャトル・ディスカバリー 日本人の野口聡一も搭乗したスペースシャトル
- ライトフライヤー号 ライト兄弟が開発した世界初の動力飛行機
- Me262 史上初の実戦ジェット戦闘機
- エノラ・ゲイ 広島市に原子爆弾を投下したB-29長距離通常爆撃機
- 零戦 第二次世界大戦中に活躍した日本の戦闘機
- ボーイング367-80 アメリカ初のジェット輸送機の試作機
- 超音速旅客機 エールフランス航空のコンコルド
その他、アイマックス・シアターやプラネタリウムなどのアトラクション施設も備わっています。
航空・宇宙ファンにとっては聖地とも呼べる博物館。訪れたらきっと満足するはずです。
国立自然史博物館
巨大なアフリカ象の剥製がお出迎えしてくれる国際自然史博物館は スミソニアン博物館の中で一番古い博物館 です。
地球の46億年の歴史を展示している博物館であり、 コレクションの総数は1億2千5百万個を超える とも言われており、恐竜の化石、動物、植物、化石や鉱物、宝石など多岐にわたって展示されています。
特に恐竜の展示ホールは迫力満点で、子どもにも大人気で賑わっています。
こちらも主な見どころを下記に載せました。
- 恐竜の展示物 巨大なティラノサウルスやトリケラトプス等の恐竜の骨や化石を展示
- ホープダイヤモンド 「呪いのダイヤ」と呼ばれる45.5カラットのダイヤモンド
- マリーアントワネットのイアリング
- スミソナイト スミソニアン博物館の誕生のきっかけとなった鉱物学者、ジェームズ・スミソンが発見した鉱物
また、こちらもアイマックス・シアターがあり、野生生活や地理、自然史などの分野に関連した内容が上映されています。
映画 「ナイトミュージアム」の舞台 ともなった博物館なので、訪れる前に映画を見ておくと、より楽しめるかもしれません。
その他の見どころ
ナショナルギャラリー
こちらはスミソニアンではないのですが、国際自然史博物館の近くに位置し、人気のギャラリーです。そして、嬉しいことにこちらも 入場無料 です。
ピカソ、ルノワール、ゴッホ、モネなど様々な有名画家たちの絵画がたくさん揃っている 名画の宝庫 なので、特に絵画に興味がある方は必見です。
ポトマック川
ワシントンDCの中心部を流れるポトマック川岸の桜は日本からアメリカに寄贈された桜で、春には 桜の名所 となり桜祭りも開催されています。
観光や博物館巡りに疲れたら、川沿いのレストランやカフェで一休みしてみてはいかがでしょうか。リバークルーズもおすすめです。
有名スポットが満載で子どもから大人まで楽しめる街
世界的に有名なスポットが揃ったアメリカの首都であり、無料の観光スポットが多いのも魅力なワシントンDC。この記事では厳選して紹介しましたが、他にもたくさんの博物館で溢れています。
まるでテーマパークのようで、見どころ満載の博物館は中心地に集まっており移動もしやすく、子どもから大人まで楽しめるので家族旅行にもおすすめです。
出典・参考
やってみよっか？
