家庭菜園|お庭がなくても大丈夫!プランターや鉢でもOKなお野菜
家庭菜園に興味があるけど、お庭もスペースも無いからと諦めていませんか。
そんな時でも大丈夫です!プランターや鉢植でも十分に育てられるお野菜はあるので諦める必要はありません。土の管理や水やりなどしっかりお世話をしていれば十分元気に育ってくれます。
お庭がないからといってお野菜などの栽培を諦めずに、素敵な家庭菜園ライフを始めてみてはいかがでしょうか。
家庭菜園は畑がなくても諦めないで!
家庭菜園に興味はあるけど、我が家は庭もないし諦めよう...。なんて思っていませんか。諦める必要はありません! プランターでも鉢でもしっかりお世話すればお野菜は育ちます。
プランターや鉢でも問題なし
プランターや鉢でも家庭菜園を楽しめます。ただし、 育てる野菜の種類や大きさには注意しましょう。 トマトなど枝がとても長く成長するので小さいプランターや鉢を使ってしまうと窮屈になってしまい、うまく育たなくなってしまうからです。
土も腐葉土や堆肥など混ぜるスペースが無かったり全て使い切れず余ってしまう場合もあるのですぐに使えるブレンド済みの土を使うのもお手軽でおすすめです。
置く場所には注意しよう
プランターや鉢で育てる場合、置く場所での注意するポイントは次の4つです。
- 日中は太陽光が直接葉に当たる場所
- 風通しが良い場所
- 強く西日が当たる場所は避ける
- 夜間は窓際から離す
まず、 お野菜を育てるのに不可欠なものは日光です。 太陽が当たらない場所ではお野菜もお花も元気に育ちにくいので室内で家庭菜園をする場合はなるべく太陽光が当たる場所に植物を置くようにしましょう。
また、風通しも大切で 風通しが悪いと病気にかかりやすくなったり害虫の被害も発生してしまします。 カーテン越しの太陽光ではなく直接日光が葉に当たる場所がおすすめですが強く西日が当たる場所は避け、窓際は冷え込みやすいので夜間は窓際から離すなどさらに手をかけると育ちが良くなります。これらのポイントに置く場所を選べば、お野菜なども快適に過ごせるでしょう。
小学生以来の人も?「ミニトマト」を育てよう
プランターや鉢での栽培に適した野菜のひとつがミニトマトです。小学校などで育てた経験がある人もいるのではないでしょうか。小学校時代の懐かしい思い出を懐かしみながら、育ててみてはいかががでしょうか。
ミニトマトを育てるコツ
まず、 ミニトマトは背が高く育つので大きめのプランターや鉢を選びましょう。 小さいと窮屈な思いをして元気に育たない場合があるので幅・高さともに30㎝以上あるものをおすすめします。枝をそのままにしておくと倒れてしまうので、支柱などで支えてあげて下さい。支柱が1本だけだと安定しにくいので、何本か追加して紐でつなぎ合わせるなどすると安定感もアップして安心です。
思い切った“芽かき”が必要
ミニトマトは主枝と側枝の付け根の部分に芽が出てきます。これを「わき芽」といい放っておくとミニトマトへ行くはずの栄養分を奪ってしまいます。
わき芽を摘み取る作業を“芽かき”と呼びミニトマトを育てていくには必要な作業です。 芽かきをしてしまうと、切り口からばい菌が入りやすくなってしまうので雨の日は避けてなるべく切り口が乾燥しやすい晴れの日に行いましょう。また、なるべく手で芽かきをして下さい。太くてうまく手で切り取れない場合ははさみで切っても良いですが、刃を消毒してから使用して下さい。
あると便利「大葉」
薬味として使われる大葉(青しそ)は、とても使い勝手が良いです。特に夏に料理に使うと大葉の風味がさわやかで食欲をそそることでしょう。
和製ハーブの別名「青じそ」
大葉は別名青じそとも呼び、和製ハーブとも言われています。刺身のつまや薬味として利用することが多いですが 実は緑黄色野菜に分類されビタミンに変換されるBカロテン、ミネラル、ポリフェノールを含み栄養満点なのです。 また、殺菌効果があるので喉のケアに役立ったり独特の香りは害虫を寄せ付けず、不眠の解消などリラックス効果も期待できます。
初心者でも育てやすい
栄養満点で様々な効能がある大葉ですが、初心者でもプランターや鉢で簡単に育てられます。初めて栽培する人は種からよりも育てやすいので苗からがおすすめです。室内やベランダで育てれば、新鮮な大葉がすぐ収穫できます。簡単なので挑戦してみて下さい。
植え付け
風通しが良い所を好むので、プランターや鉢には1つずつ植えましょう。長めのプランターに2つ植える場合は50㎝は間隔をあけるようにして下さい。
栽培場所
植物なので日光を好みますが、太陽光を浴びすぎると葉が堅くなったり、葉が焼けてしまうので 食用の場合は日陰で育てると良いでしょう。 日なたでも良いですが、大葉は強いので日陰でも問題なく育ちます。風通しも良い場所を選んであげましょう。
間引きと水やり
成長が早くおおい茂るので、葉が重なってきたら間引きが必要です。元気が無い葉を選んで切り取ります。 風通しを良くしてあげたいので思い切って切り取って下さい。 追肥も必要はありませんが、乾燥が苦手なのでお水をたっぷりとあげて下さい。
ミニトマト・大葉のおすすめレシピ
プランターや鉢でも育てやすい野菜のミニトマトと大葉を紹介しましたがおすすめの簡単メニューも紹介します。育てて料理も挑戦してみて下さい。
大葉とミニトマトのナムル
とても簡単に出来て、大葉のアクセントが美味しいナムルです。
【材料2人分】
- ミニトマト:8個
- 大葉:5枚
- おろしにんにく:少々
- 鶏ガラスープの素:ひとつまみ
- ごま油:大さじ1
- 塩こしょう:少々
- 白いりごま:小さじ1
【作り方】
- ミニトマトを食べやすい大きさに切り、大葉は千切りにする
- 調味料を全て混ぜ合わせる
- 1と2を合わせて完成
大葉とキュウリの浅漬け
箸休めにも、お弁当にもおすすめの一品です。
【材料1~2人分】
- きゅうり:1本
- 大葉:2枚
- 塩:小さじ1/2
【作り方】
- きゅうりと大葉を千切りにする
- きゅうりに塩をまぶし、水分が出たら絞る
- 大葉を合わせて完成
大葉と豚ロースとチーズのくるくる巻きフライ
がっつり食べたい時におすすめ!がっつりながら大葉が爽やかさもマッチします。
【材料約10個分】
- 大葉約:10枚
- 豚ロース:約10枚
- チーズ:適量
- 塩こしょう:適量
- 卵:1個
- 小麦(揚げ物用)
- パン粉(揚げ物用)
- 油(揚げ物用)
【作り方】
- 豚ロースにこしょうを振りかけ大葉とチーズを置いてくるくると巻く
- 小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げて完成
爽やかな野菜たちと一緒に夏を乗り切ろう!
畑がなくても室内やベランダでもできる家庭菜園について紹介しました。プランターや鉢でも十分元気に育ちますが、置く場所には注意が必要です。
- 日中は太陽光が直接葉に当たる場所
- 風通しが良い場所
- 強く西日が当たる場所は避ける
- 夜間は窓際から離す
ミニトマトと大葉は比較的育てやすいので家庭菜園始めての人にもおすすめです。ミニトマトと大葉の栽培のポイントとレシピも紹介しました。
- 大葉とミニトマトのナムル
- 大葉とキュウリの浅漬け
- 大葉と豚ロースとチーズのくるくる巻きフライ
ぜひ、栽培も料理も挑戦してみて下さい。
出典・参考
やってみよっか?