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【ハンドメイド】金木犀で私だけのオリジナル香水&ルームフレグランスを作ろう

最近注目を集めている金木犀(キンモクセイ)は甘い香りが人気で、老若男女問わず好まれています。人気の香りを楽しめるアイテムがいくつも販売されており、どれを選べば良いか悩んでしまいますね。それならいっそのこと手作りしてみてはいかがでしょうか。

手作りなので好みの香りに調整でき、自分だけのオリジナルグッズとして楽しむこともできます。初心者でも難しくない、金木犀の育て方とアイテム作りの方法を紹介します。

今注目の金木犀【キンモクセイ】

今、金木犀の香りが注目を浴びています。オレンジ色の小さな花が可愛らしい見た目ですが、金木犀から放たれる甘い香りが多くの人から支持を得ています。

金木犀の香りが人気

ふわっと漂う良い香りが人気の金木犀は香水、ヘアオイル、ハンドクリームなど金木犀を使った香りのアイテムが多く発売されています。 自然の花からくる香りなので男女問わず好かれるでしょう。 例えるなら、桃の香りに近いという意見も多いです。

金木犀の手作りアイテムに挑戦

金木犀の香りのアイテムといっても、 商品によって香りの強さなど好みが分かれますよね。 売っている商品全てを試す訳にもいきませんし、購入して失敗すると落ち込んでしまいますよね。それならいっそのこと手作りしてみてはいかがでしょうか。

金木犀を苗木から育てて、 香りアイテムも手作りの全てがハンドメイド です。もちろん金木犀を育てずに、購入しての手作りに挑戦でもOKです。難しい作業は必要なく、初心者でも挑戦しやすいのは嬉しいですね。自分だけのお好みの香りを手に入れてみましょう。

金木犀を家庭菜園で育てる

まずは金木犀を家庭菜園で育ててみましょう。金木犀は家庭菜園の経験者向けのように思われるかもしれませんが、 実は初心者でも育てやすい品種 です。苗木からの栽培がおすすめで、ホームセンターや園芸店またはネット販売などで購入できます。

地植え・鉢植えどちらでもOK

秋の訪れを知らせてくれる金木犀。家庭菜園の場合、地植え・鉢植えどちらでも育てることができます。ただし、 地植えの場合は3~6mまで育つので充分なスペースを確保しておく必要があります。

鉢植えの場合は、先端部や新芽を切り落とす剪定をすれば1~2mほどに成長を抑えることができるのでスペースの確保が難しくても育てることができます。

金木犀の育て方

【土作り】

キンモクセイは水はけが良く、酸性の土を好みます。日本は酸性の土が多いのでそのまま腐葉土と肥料を混ぜ合わせ馴染ませておきましょう。焦土石灰を混ぜてしまうと酸性が打ち消されてしまうので必要ありません。鉢植えの場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ合わせておくのがおすすめです。

【地植え】

  1. 苗木のより少し大きめに穴を開け、植え付けます。 成長してきて安定しないようなら支柱を立てて安定させます。
  2. 水やりは植え付け時のみで、基本その後は必要ありません。ただし、カラカラに土が乾いてしまった場合は水やりをしてあげて下さい。
  3. 金木犀はそのまま成長させると10mにも伸びてしまう場合もあります。あまり大きくなってしまうのも困りますし、また 風通しや日当たりを良くし害虫被害を防ぐためにも剪定を行って下さい。

【鉢植え】

  1. 鉢植えは最低でも直径が24㎝以上ある8号サイズを使って下さい。鉢の底に鉢底石を敷き、その上に土鉢の半分程まで入れていきます。
  2. 苗木を載せ、残りの土を被せます。水をたっぷりあげましょう。
  3. 苗木が成長し過ぎると鉢では狭すぎるので、 剪定をして成長をコントロールしましょう。 おすすめの時期は2~3月と11月で、夏の暑い時期は花が咲かなくなる場合があるので避けます。剪定は先端部や新芽を切り取るようにしましょう。

金木犀の香水を作る

手作りアイテムとして、金木犀の香りをふわっと身にまとえる香水はいかがでしょうか。材料はなんとたったの4つで簡単に作ることができるのです。

金木犀の香り効果

金木犀の甘い香りは 癒し効果があると言われ、イライラや不安感を落ち着かせてくれます。 また、ダイエットにも効果があり、食欲を増進させる「オレキシン」の脳内分泌抑え、満腹感へ繋がりやすくしてくれます。癒しにもダイエットにも活躍してくれる優秀な香りなのです。

香水の作り方

材料は以下のものを用意してください。100円ショップでも揃えることができます。

  • 金木犀の花
  • 無水エタノール
  • 作業用の瓶(密閉できるもので、できれば褐色)
  • ゴム手袋
  • 保管用の瓶(褐色)

  1. 瓶は殺菌消毒をしておきましょう。また、初めて挑戦する場合、瓶は調整しやすい大きめのものを用意しましょう。瓶は熱湯消毒し、しっかり乾かしておきます。
  2. 金木犀の花を瓶の7分目ほどまで摘み、よくゴミを取り除きます。時間がかかるかもしれませんが、 香水の完成度は下準備によって左右されますので丁寧に行いましょう。
  3. キンモクセイを瓶に入れ、無水エタノールを瓶の半分から8分目まで注いで下さい。この時手を保護するためにもゴム手袋をはめて作業しましょう。
  4. 瓶をしっかりと閉め、周りをアルミホイルで覆い冷暗所で2ヶ月寝かします
  5. 2ヶ月経ったら完成です! 最初は香りがキツく感じるかもしれませんが、少し置いておけば落ち着いてきます。 それでも香りが濃いなと思ったら、精製水を入れてお好みの香りにしましょう。
  6. 香水は蛍光灯や日光の光りで劣化してしまうので、褐色の瓶に入れて保管するようにしましょう。

金木犀のルームフレグランス

香水はあまり好まないという方は、ルームフレグランスとして使う方法もおすすめしています。作り方は香水と同様で、ルームフレグランスの場合は金木犀の花を漉し、液体だけにします。そこにリードディフューザーを挿して完成です。

リードディフューザーは100円ショップなどでも簡単に購入できますし、 他にも香り付けとリラックス効果を期待してオイルに混ぜても使用できます。 金木犀の香水は完成まで少し時間が必要ですが、完成してしまえばいろいろと応用できるのでおすすめです。

金木犀の香りで癒やされよう!

ふわっと甘い香りの金木犀。秋の訪れを知らせてくれる香りですね。また、癒し効果も抜群です。金木犀は花が咲くのも香水を作るのも初心者でも挑戦しやすい反面、 時間が必要ですが待った分完成した時の嬉しさは倍増するでしょう。

秋の夜長、今年は金木犀の香りに包まれ過ごしてみてはいかがでしょうか。

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