東京ランニングコースNavi.3~東京湾景・港区コース 海を見ながらリラックス・ラン!
こんにちは。へっぽこ市民ランナーの東龍太郎です。
東京ランニングコースNaviの3回目は「東京湾景・港区コース」です。
東京タワーを出発し、東京湾の港区側を走る ”海ラン” コースです。
それでは、いってみましょう。
- 1時間
- 1,000円以下
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
東京湾景とは?
レインボーブリッジやお台場などの東京湾周辺の風景
東京湾景とは、いわゆる東京湾の風景です。 東京湾周辺にあるレインボーブリッジ、お台場、芝浦、晴海、新豊洲など を指すと考えてよいと思います(東京湾景の定義はちょっと難しかったりします)。
東京湾を眺めながら走る“海ラン”コース
ランニングコースとしては、東京湾の周辺をグルっと一周 です。竹芝、日の出、芝浦の埠頭や倉庫、レインボーブリッジの遊歩道、お台場のいくつかの公園、新豊洲近辺のいくつかの大きな橋、東京オリンピックを開催した多くの会場や選手村周辺を走る見どころたっぷりの楽しいコースです。
全体的に幅広の歩道が多く、歩行者があまりいないということもあり、とても走りやすいのです。 東京湾とその周辺の眺めが心地いい“海ラン”コース といえます。
東京湾景・港区コースを走る!
この心地いい東京湾景ランニングコース、じつはグルっとすべて走ると15㎞以上とかなり長くなります。そこで今回は、東京湾景・港区コースのご紹介になります。 港区の見どころスポットを中心に東京湾の港区側 を走ります。
スタートは港区コースということで、東京タワーのお隣の芝公園です。東京の象徴的な存在でもある東京タワーを眺めながらの出発です(東京タワーはいつ見ても素敵です)。
そこから、 汐留、竹芝、日の出、芝浦などを走って芝浦南ふ頭公園まで、約5.5kmのランニングコース です。
東京タワーを望む芝公園からスタート!
スタート地点となるのは芝公園の赤羽橋付近 です。地下鉄大江戸線の赤羽橋駅から3分の環状三号線と桜田通りの交差する場所で、東京タワーのほぼ全体が見えるので多くの人が訪れる撮影スポットでもあります。ここから芝公園内にそびえるザ・プリンスパークタワー東京を左に見ながら走りはじめます。
芝公園内には入らずに外周の歩道を走ります。この歩道は休日ともなると多くのランナーが走っています。
増上寺などの芝公園周辺を堪能する
芝生がうれしい芝公園の多目的広場や、旧台徳院霊廟惣門(下写真左)、増上寺 を見ながら走ります。
増上寺は600年以上の歴史をもち、徳川将軍家の菩提寺として知られる浄土宗七大本山のひとつです。その表の顔でもある 三解脱門は東日本では最大級の門 (下写真中央)で迫力満点です。
また、東京観光のメインスポットでもある 東京タワーをいろいろな位置から見ることができる のもなかなか楽しいのです。
汐留イタリア街を抜けて東京湾へ
芝公園周辺からいよいよ東京湾方面へ。御成門の交差点を右に曲がります。しばらく走ると、ちょっと目を引く建物が登場します。なんと、 東京消防庁の芝消防署 なんです(お洒落ですよねえ)。
その芝消防署の先の十字路を左に曲がります。この周辺は 「汐留イタリア街」として、建物がイタリア風だったり、トスカーナ風の広場があったりとなかなか面白い です。道路が石畳というこだわり感も良いのです。
汐留イタリア街を通り過ぎて右折し、JR、東名高速の高架下を抜けて浜離宮庭園にぶつかったら竹芝方面(右方向)に走ります(モノレール「ゆりかもめ」の下を走る感じです)。
竹芝ふ頭公園で東京湾を一望する
しばらく走ると、左にアトレ竹芝というショッピングモールが見えるので2棟の建物の間を入っていきます。気持ちのいい広場がありますので、そこで一息つきましょう。
運が良ければ、漫画・アニメ界の巨匠・松本零士先生デザインのゴージャスな宇宙船(?)を見ることができるかもしれません。
そこから元の道の方へ戻ると、左に帆船の大きなマストが展示されている竹芝ふ頭公園があるので、入り口横の階段を登ります。
登ったところにあるプロムナードデッキは、 東京湾や対岸の豊海埠頭、晴海埠頭、お台場、さらにはレインボーブリッジを一望 できます。東京湾にはいろいろな船が行き交っています。
日常にはないようなその雰囲気は、 走りながらもリラックスできて、なんとも言えない解放感を味わえます。
芝浦南ふ頭公園でレインボーブリッジを真下から見上げてみる
デッキを降り、日の出桟橋、日の出倉庫、芝浦倉庫などを左手に見ながら歩道をひた走ります。倉庫と倉庫の合間にちらちらと海が見えるのも癒されます。 この周辺はとくに人が少なく、集中して走ることができます (気持ちが安定していきます)。
やがてレインボーブリッジが眼前に迫ってくるので、左に曲がり ゴールの芝浦南ふ頭公園 へと向かいます。
この公園は、まさにレインボーブリッジの真下にあるのですが、入り口はあまりにも地味なので通過してしまわないよう気を付けてください。手前に、子供たちが野球やサッカーの練習をしている運動公園があるのでそれが目印です。
運動公園の横の駐車場を抜けると、芝浦南ふ頭公園に到着です。 レインボーブリッジを真下から見上げることができて、なかなか壮観 です。 巨大な建造物の真下からの眺めは不思議と気分をスッとさせてくれたり します(ぜひ、体験してほしいです)。
ここは釣り場としても有名らしく、いつ来ても釣り人がいます。夏には日光浴をしている人も多く見かけるのんびりした場所です。運動公園のそばには大きな洗い場があるので、軽く顔や手足を洗えるのもうれしいです。
東京湾を見ながらリラックス&ストレス発散
東京タワーを望む芝公園をスタートし、東京湾岸の埠頭や倉庫を通り、竹芝ふ頭公園までの東京湾景・港区コースでしたが、いかがでしたか。
芝公園周辺は落ち着いた雰囲気もあって走りやすいですし、 東京湾を見ながらのランニングはリラックスでき、ちょっとしたストレスの発散にもなる ように思います(私はストレスを抱えたら東京湾を眺めに行きます)。
距離もそれほど長くないので、気軽にチャレンジできるかと。ぜひ!
やってみよっか?