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テニスコートの特徴と選び方 | タイプごとにおすすめのコートをご紹介

「どのようなコートでプレイすべきかわからない」

「自分に合ったコートってどんなコートなんだろう」

と悩んではいませんか?

自宅の近所でテニスサークルやテニスコートがあっても、テニスコートの違いがわからないために、テニスへの参加をためらってしまう人もいます。今回の記事では、それぞれのテニスコートの特徴とそれぞれのコートに合っている人について解説します。テニスコートについて知り、今後のテニスに活かしたい人は是非参考にしてみてください。

テニスコートには5種類ある

クレーコート

世界大会でも採用されているタイプの1つで、雨の日の後や風の強い日などにプレーに影響を与えやすいコートと言われています。コートの材質はその名の通り土で、コートがよく荒れることから、雨の日や悪天候の日の後はよく使用中止になります。中学校のソフトテニス部のコートは基本的にこの「クレーコート」で、部活動の有無が雨の日かどうかに左右されていたのを覚えています。また、クレーコートは土なので、一度雨が降ってしまうと、地面が柔らかくなり、プレーがしづらい状態が続きます。雨の日の次の日には、しっかりとコート整備をして、コートの修復に努めましょう。

ハードコート

こちらも世界大会で採用されているタイプの1つで、世界中で最も一般的に使用されているテニスコートの種類になります。コートの材質はコンクリートやアスファルトです。コートが平面で、球速が速いのが特徴です。市営や公園のコートは大抵がオムニかハードコートです。ハードコートはコンクリートやアスファルトなので、晴れの日の照り返しで物凄く暑くなります。きちんと水分補給をして、事前にコートに水まきをすると、暑さが緩和できるかもしれません。

グラスコート

こちらも世界大会で使われているタイプの1つで、材質は天然芝が使用されています。天然芝を使用しているので、管理が難しく、一年でごく限られた期間しか利用できないのが特徴です。球はバウンドすると低く加速するので、打ち合いをするのが難しいコートだと言えます。筆者はグラスコートを利用したことがない(そもそも日本で天然芝のコートは皆無)ので、詳しくはわかりません。しかし、聞いた話によると、プレーが進むにつれて球の返り方が不規則になるようです。

オムニコートとカーペットコート

オムニコートは人工芝に砂を撒いたタイプのテニスコートです。特徴は維持の簡単さで、数年ごとの人工芝の張り替えと定期的な砂まきだけで済みます。また、砂の量によって球の跳ね返り方が変わります。例えば、砂が多いと跳ね返りが低く、少ないと高くなるのが特徴です。

カーペットコートはじゅうたんのような素材をコートに敷いたタイプのテニスコートです。手入れが容易で、足腰への負担も少ないので、屋内のコートでよく使われているコートです。筆者が普段プレイするのはこのオムニコートで、照り返しが少なく、滑りも良いので、非常にプレイしやすいコートです。

クレーコートの使用に向いている人

長期戦に向いている人

日本全国に多数存在するクレーコートですが、球の変化が大きいことが特徴です。土のコートということもあって、遠くに飛んだボールでもスライディングして球を捉えることが可能なのです。そのため、クレーコートでの試合は長期化しやすく、高い忍耐力が求められる試合となります。

プロシーンでは持久力・精神力の強い人が活躍

最も代表的なのは「クレーキング」との異名を持つスペインのナダル選手です。2021年の段階で全仏オープンで13勝を記録しているほどのクレーコートでの戦績が良く、その他の4大大会(全米、全英、全豪)で優勝経験持っています。

ハードコートの使用に向いている人

老若男女がプレイしやすい

ハードコートはクレーコートと同じく、日本中の至る場所にあるテニスコートです。コンクリートやアスファルトの材質で天候の影響も少なく、コートが平面なので、イレギュラーが起きにくいのが特徴です。市営のテニスコートやリゾート地にもあるコートで、サークルや同好会だけでなく、家族でプライベート利用するのにも向いているテニスコートです。特に硬式テニスをするなら利用する機会の多いコートかもしれません。

安定したパフォーマンスができる

上記したように、ハードコートは平面で、イレギュラーが少ないテニスコートです。前日にシュミレーションしたようなプレイや球の返球が予想できるので、自分のプレーにムラが生まれにくいのが特徴です。テニスは長期戦になることが多いスポーツです。自分のプレーをコントロールしやすいハードコートは、精神的にも助けられる場面が多いのです。

グラスコートの使用に向いている人

球速が速い人

グラスコートは天然芝のコートで、球速が速い人には最適なコートです。グラスコートは球の跳ね返りが低く、速いボールへの対応が難しいので、球速の速いボールを打てる人にとっては自分の強みを活かせるコートになります。

サーブ&ボレーが得意な人

球速が速い人に適したグラスコートですが、テニスにおいて最も球速の速くなるボールはサーブで、対応しにくいのはボレーになります。現在のサーブの世界最高速度は263,4㎞/hです。この記録を見ると、如何にサーブが速く、選手たちにとって武器となるものかがわかります。また、ボレーは相手の意表をつく場所に素早くボールを返球する動きになります。グラスコートだとこのバウンドが低く、ボレーの強みを最大限に活かすことができるのです。

自分に合ったコートを見つけて、ストレスなくテニスをプレイしよう!

テニスにおけるコートの種類と特徴、またそれぞれのコートに合うのがどのような人たちなのかがわかったと思います。筆者の場合は、主にクレーコートとオムニコートでプレイしています。クレーコートは整備が難しく、コートの状態次第で試合の流れが変わってしまいます。ですので、クレーコートでプレイする場合には、自分から率先してコート整備して、事前に弾打ち練習をすることが多いです。オムニコートの場合は、あまり変化もなく、硬式・軟式の区別なくプレイできるコートです。自分に合ったコートの種類を見つけて、楽しくテニスをプレイしていきましょう!

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