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家庭菜園を始めるための、コツと心構えとは?

家庭菜園を始めると言っても(お花類は時々は経験があっても)野菜類となると…栽培してみたい気持ちはあるものの、ハードルが高くて栽培をしたとしても果たして成功するかどうか心配ですか?

作物が実るものなのか?諦めムードになっていませんか?

せっかく始めようとしたお心を、やる気モードが下がらないように、全くの初心者から始めた(今、現在も初心者ですが)私の体験を少しでも役立っていただけたらという思いから、今回は家庭菜園を始める上でやる気とその効率性をご紹介いたします。

決心した時が始める時期

タイミングはいつでもいいのです。やりたいと思った時が大切ではないでしょうか。

仮にそのタイミングが冬であるならば、本格的な種まきの春へ向けての準備から始めてみてください。

まずは野菜づくりで必要な土に実際に触れて楽しんでみます。場所はご自宅の庭でも貸し農園でも狭くても畑として使えるならばどこだって可能です。

私の場合には古民家と一緒に畑を購入したのですが、15年以上放置されていたので、何やら分からない背丈以上の雑草が茂り、草刈りで畑らしき畝が残っていたものの、土は根っ子が絡まり合った状態でした。

そのため、畑として使用するまではかなりの労力が必要で、やり遂げた時には、それなりの達成感がありました。

しかし、貸し農園ならば、畑としての準備が整っていますので少々耕すだけで利用できるように管理されていますので楽です。

家庭菜園に挑戦しよう!

土づくりは種まきや苗植え前、2週間前ぬかやもみ殻を、そして1週間前に元肥料を入れながら耕すことが家庭菜園の第一歩です。

まずは、年間プランを

土づくりが完了したならば栽培になるのですが、仮に1種類のみの単発栽培では、収穫後が放置気味ではせっかく土づくりの手間が無駄になってしまいます。そのため、年間プランをしっかり立てることをおすすめします。

春→夏→秋植えの流れをしっかりとプランすることで1年を通して栽培と収穫を繰り返すことができます。ご自分で作った野菜は「これがいいね」「あれがいいね」と家族全員で収穫できた喜びを共有できるのです。

そして、栽培エリアを決めておきましょう。同時に2種類以上栽培の場合には、作物の草丈が低い作物を南側に植えると日がよく当たり、草丈が高い作物は北側に植えることで成長度が上がります。

そして、初めての栽培は難易度の低く、栽培期間が短めの(大根ならばミニ大根、カブならば小カブというように)ミニ~がおすすめです。

栽培は種からがおすすめ

栽培はホームセンターなどで販売されている野菜苗を購入して家庭菜園で、育てやすく収穫はやりやすいのですが、ここは、お父さんやお母さんに頑張っていただいて種から栽培して、小さな芽が出た時のワクワク感はご家族全員で実感してもらいたいものです。

今日か?明日か?のようにご家族で芽が出る日を待つ楽しさは、コミュニケーションの場にもなります。

また、種から栽培を始めるメリットはたくさんあります。

例えば、野菜苗は1本ずつ購入する割に種は1袋にかなりの量のため経済的で、しかも栽培期間ならば何度も植えられて長い間たくさん収穫が可能です。

また、発芽後の間引きの段階で成長の差を利用した収穫の時期をずらしたい時に、あえて、大きな芽と小さな芽を間引きせずに残す方法で可能になります。

野菜の種類によっては、人気野菜苗は売り切れが早くてお好みの野菜を栽培できなくなる場合も多いですが、種ならば早い段階からゲットが可能で、種は苗に比較しても多くのメリットがあると言えます。

また、購入の種袋の裏側にはまき時から発芽日数や適温、生育適温など栽培ポイントが記載されていて、大切な情報が満載で栽培前には確認しておくと役立ちます。

種のまき時の盲点は?失敗例を共有します!

野菜種はその種類や地域の違いによって種そのものの最適時期があります。

例えば3月中旬~4月中旬がまき時になっていても、作物は意外に環境に感受性が高く、成長はお天気の良し悪しが関係しています。

では、春大根の種袋に4月初旬~5月中旬が栽培時期と記載されていた栽培の中で、私の失敗例をご紹介いたします

早まき:種まきが4/1で収穫が6/1の場合は大根にとうたち(花が咲くこと)が見られて、実際は硬くておいしさに欠けていました。例年なく寒さ続きで、どうやら種まきが早すぎたようでした。

適期まき:種まきが4/20で収穫が6/27の場合は、適温続きで成長も順調、十分に根長となって美味しい大根の収穫になりました。

遅まき:種まきが5/15で収穫が7/9の場合には、残念ながら春大根には高温障害で大根の芯部分が黒く変色していました。それに大根自体が細く、変形していました。調べてみると、高温による黒芯症ということでした。

たとえ適切な種まき時期とはいえ、自然界の微妙な変化の中での栽培では、いろいろなアクシデントが発生するものであるようで、栽培の難しさを知ることになったわけです。

害虫対策をしよう

家庭菜園で気をつけてなければならない害虫による被害で、一生懸命育てながらも害虫に食べられてしまっては、害虫のために栽培しているようなものです。

土壌改善や農薬の変わりに酢酸溶液や木酢液などを使用することは環境にも身体にも優しいですし、コーヒー豆かすや飲みほした紅茶ティーバッグは害虫に有効であると紹介されていました。

私も数種類試してみると、ある程度の有効性は感じても、害虫駆除になるとなかなか難しくてデメリットな面が目立って、実際は太陽の下で路地栽培するには、プロの農家の皆さんもほとんど農薬を利用していると聞きます。

特に、葉物野菜は多少の虫食い覚悟で必要量最小限は考えなければならないようです。私は1~2回に抑えていますが、収穫葉物野菜は虫喰いが目立ちます。

秋から冬にかけては防虫ネットを利用することで虫のブロックにはかなり有効性が高くなります。

家庭菜園の野菜で、日々のコミュニケーションと食事を楽しもう!

皆さん、いかがでしょうか?

野菜つくりは奥が深くて、なかなか上手く栽培できないとはいえ、たとえ下手であっても、ご家族全員でつくる野菜は「楽しさがいっぱい」です!

育ててみんなで楽しむ!収穫してみんなで同じ野菜を食べる!

最初は下手でも、きっと美味しい野菜ができるはずです。週末の1日は家族の力を結集して家庭菜園に挑戦してみませんか。

やってみよっか?

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