スペインのタパス文化とは?その独創性と日本との親和性に迫る
少しずつ海外旅行にも希望の兆しが見え、今年や来年こそは!と楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、スペイン政府観光局とのタイアップ第2弾!スペインを語る上で欠かせない「食文化」の中から小皿料理「タパス」に注目して深堀りしていきましょう。
実は、日本と同じ感覚があったり親和性が見つかったりして、スペイン料理への印象が変化するかも?
プレゼントキャンペーンも用意しているので、ぜひ最後までお楽しみください。
コロナ最新情報
現在観光目的でスペインに入国する場合は、ワクチン3回接種証明(2回目接種以降270日を経過している人は要3回目接種)、新型コロナ罹患回復証明、出国72時間以内に受けたPCR検査での陰性証明書、または出国24時間以内に受けた抗原検査での陰性証明書のいずれかを保持していることが必須です。(2022年5月21日現在)
また 健康状態申告フォーム (SpTH)を記入し、完了後に発行されるQRコードの取得してください。こちらは入国時に提示を求められます。
最新情報は以下をご参照ください。
入国後の検査や隔離はなく、4月20日から公共交通機関や医療・介護機関など一部の施設を除き、屋内外でのマスク着用義務が解除されています。
スペイン独自の「タパス」とは?食文化のご紹介
スペインならではのタパスの文化&習慣
「タパス」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょうか。日本にあるスペインレストランのメニュー表で見たり、レストラン名に使われていることもあるので、見たり聞いたりしたことはあるかもしれません。
しかし、「タパス」がいったい何か、どんなものを指すのかを説明できるでしょうか。
料理の名前?メニューの種類?スペイン伝統の何か?……
タパスは簡単に言うと、「 飲み物の付け合せで出てくる小皿料理 」のこと。バルでアルコールを一杯注文すると場所によっては付け合せのタパスを無料で提供してくれますよ。(レストランによって追加料金がある場合もあり)
「タパス」の起源は、13世紀の王様アルフォンソ10世がワインと一緒に少量の付け出し料理を注文したのがきっかけ 、というものから、ワインに埃や虫が入るのを防ぐため、 グラスの縁にパンやハムなどつまみを乗せて蓋(=Tapa)をしたことが始まり 、というものまで様々あります。
ちなみに、Taparは「蓋をする」という動詞ですが、Tapearという動詞になると、「 つまみを食べ歩く 」という意味になりますよ。
タパスは、生ハムやチーズなどの冷たいものから、スペインオムレツや揚げものなどの温かいものまで多岐にわたります。バルによってはタパスにこそ腕によりをかけ「 当店の自慢の一品 」を出してくれる場所もあるほどで、お酒を嗜みながらタパスを2~3品いただくだけで、満腹感が得られます。
「タパス」で有名な都市と地区
日本で、「江戸文化を感じたければ東京の浅草」「古都の神社仏閣を楽しみたければ京都」といったように、スペインでも「 本場のタパスを楽しみたければ、ここに行っていただきたい! 」というおすすめスポットがいくつもあります。
それぞれの地区で文化や歴史、特徴なども異なるので、ぜひ旅行先を決める際の参考にしてみてくださいね。
この記事ではほんの一例を紹介させていただきます。
● マドリードのラ・ラティーナ地区
マドリードはスペインの中でも「 文化と芸術の街 」と言われています。多くの美術館や博物館を有し、街なかにもアーティスティックなモニュメントが点在していて、芸術好きにはたまらない場所です。
その中でも、ラ・ラティーナは市内で最も伝統的な地区のひとつと言われていて、 バルといえば、「カバ・バハ」、「カバ・アルタ」、「ウミジャデロス」などの通りは特に有名 です。昔ながらのバルが点在しており、週末ともなれば、観光客のみならず地元の人々でも大賑わいを見せるでしょう。マドリードで定番のタパスは、パタタス・ブラバス(フライドポテトのブラバソースかけ)、スペイン風オムレツ、クロケタス(小ぶりのコロッケ)、マッシュルームの鉄板焼きやイカリングフライなどがありますよ。
● グラナダ
グラナダはスペイン南部、アンダルシア州東側に位置しています。イベリア半島における最後のイスラム王国が栄えた土地で、 歩くだけでエキゾチックなイスラム文化が香る独特な雰囲気を感じることができる でしょう。
また、アルハンブラ宮殿、ヘネラリフェ庭園、アルバイシンで構成される一群がユネスコの世界遺産に登録されています。 自然環境も大変豊か で、有名なシエラ・ネバダ国立公園をはじめ、 温泉やスキーを楽しめるスポットもいっぱい ありますよ!
そんなグラナダのバルでは、ドリンクを1杯頼むと無料のタパスが一品ついて来るのが定番! 日本で言う「居酒屋のお通し」の感覚 でしょうか。アンダルシアでは「海岸沿い」という場所的要因から魚のフリッターをよく食べます。ひよこ豆の粉をまぶして揚げたものは、パン粉よりも油を吸わずあっさりしていて、軽い口触りですよ。
● サン・セバスティアンの旧市街
サン・セバスティアンは海に面したバスク地方にあります。現地で穫れる新鮮な魚介類などを使った地産地消グルメゆえ、「 世界最高の美食の地 」の異名を持つほどです。
バスク地方では、 「タパス」のことを「ピンチョス」と呼ぶ店もある など独特な文化があり、現地の人々にも親しまれています。
旧市街では伝統的なヒルダ(サン・セバスティアン産の青唐辛子の酢漬けをアンチョビで巻き、オリーブと共に串に刺してあるつまみ)から各レストランのクリエイティブなものまで、幅広く楽しむことができますよ。このエリアには「ピンチョス・ルート」と呼ばれるバルが集結している通りが多くありますが、ラ・ビーニャ、ラ・セパ、カサ・ガンダリアスなどの名店はマストです。
生活に欠かせない食事は、スペイン人にとって「日常の中心」
「食事」はスペイン人にとっては単なる栄養補給ではなく、家族や友人とのコミュニケーションとなるとても大切な要素 です。
パエリアに代表される大皿料理をグループで分け合ったり、タパスを何種類か囲みお酒を飲みながら語らったり、日々の生活の中で交流と食事が密接に結びついているのが分かりますね!
タパスを作るにも特別な知識や腕は必要ありません。スペインで豊富に取れる新鮮な食材に一手間加えるのみで、本格的なタパスを作ることができます。それは、日本ではあまり馴染みのない組み合わせや食材かも知れませんが、さすがは「 美食の国 」。味付けも、ビールやワインにピッタリなのです。
♪♪ VELTRA社員のバル体験談 in スペイン♪♪
人生で一度は経験したかったバル巡り。
本場スペインで小皿料理「タパス」を楽しむことを旅の大きな目的の一つ
として、友人とスペイン旅行!
バル巡り初心者だったので、始めはガイドさんと一緒にバルセロナのバルをめぐり、その後は友人と定番の(一番行きたかった!)マドリードのマヨール広場やグラナダ、そしてアンダルシアまで足を延ばして、まずは席が空いているバルを転々とし、並んでいるバルには次の日に早めに行けるように写真を撮りながら歩きました。
インスタやブログを事前にチェックしてから行く場所もあれば、雰囲気が良いなっと思って入った場所もあるなど様々ですが、どこも本当に 毎晩のように賑わって いました。
外から見た雰囲気が似ているバルでもタパスやピンチョスの種類が様々なので、どこに行っても毎回新しい発見があり楽しかったです。人をかき分けて中のほうに入っていくのも後半は慣れてしまいました(笑)
パン・コン・トマテと生ハム は、ワインと共に全てのお店で食べましたが、本当に美味しい!熱々の 肉厚マッシュルーム も美味しかったですが、驚きの美味しさだった オリーブオイルで揚げたししとう は本当に忘れられないです。(多分これは・・・ピミエントス・デ・パドロン)
美味しいオリーブオイルが多いスペインだからこそのシンプルな料理です!
ピンチョスはボリューミーなものから彩りがきれいなものまで本当に種類が豊富で、ほぼ見た目で選んでも、どれも美味しかったです。小さいように見えて意外と大きいので、一気に頼まずに少しずつ注文するのがポイントです。
地域によってバルの雰囲気は少し違いましたが、変わらないのが 店員さんもお客さんも本当にフレンドリーで明るい こと!いつの間にか隣に座っている方とスペイン語と英語を交えながら会話することが多かったのはスペインバルのもうひとつの思い出です。
(完全に個人的な意見ですが、)食事メインでバルに行くというよりは、仲の良い人と会話を楽しみ親睦を深めるために行く場所なんだなぁと思いました。
友人でも同僚でもカップルでも家族でも、 より良いコミュニケーションが生まれる場 であり、 さらに良いリレーションを築ける場 が「バル」なんだなぁと感じました。
タパス以外にも!食文化と人々の密接な関係
前述の通り、「スペイン」と「グルメ」は切っても切り離せない関係で、スペインにはグルメに関するトリビアがたくさんあります。知っておくと旅行した時にさらに楽しめること間違いなしですよ!今回は、身近なものをいくつかご紹介します。
「世界最古」のレストランは、スペインにある
約300年の歴史をもつレストラン「ボティン」 は、「 世界で最も古いレストラン 」として公式にギネス世界記録にも認定され、マドリードのクチジェロス通りで今もなお営業を続けています。 ヘミングウェイの小説『日はまた昇る』の一節に登場し、本人もここの料理を愛していたという逸話も残る老舗 です。1725年にフランスの料理人ジャン・ボティンとその妻によりオープンし、当時のオーブンはなんと現在もそのままの姿で使用されています。
約300年もの間、一度も火が消えたことがないというオーブンで作る代名詞の一品 コチニージョ・アサード(子豚の丸焼き) をはじめ、多くのレシピが伝承されており、今日に至るまで地元民から観光客の舌を楽しませているのです。
オリーブオイルの生産量が世界一
スペイン(特に南部)はオリーブ栽培がとても盛んで、見渡す限りオリーブの木が植えられている風景は「 オリーブの海 」と表現されるほど! オリーブオイルの生産量は世界トップ を誇ります。
炒めものに使うオイルの役割はもちろん、味にコクや深みを加える” 調味料 ”の役割も担っているのです。日本の食卓に醤油や塩があるように、 スペインの食卓にはオリーブオイルの瓶がある なんてこともしばしば。また、様々な料理に使われるアリオリソース(にんにく風味のマヨネーズのようなもの)もオリーブオイルに卵黄、にんにく、レモン果汁などを混ぜて作られます。
実は共通点がたくさん!?スペインのバル&日本の居酒屋
「バル」と「居酒屋」との親和性
日本では、「バル」という単語にあまり馴染みがなかったり、「”バー”と”バル”」の違いの説明が難しかったりすると思います。
実は、「バル」は、私達がよく知っている「Bar(バー)」と全く同じ綴り(単語)でスペイン語読みをしているだけなのです。「バー」というと、お洒落した客が落ち着いた雰囲気の中でお酒を嗜む、カウンター席もあって敷居が高い、といったイメージがありませんか?
しかし、スペインの「バル」は言葉こそ同じですが、人々が捉える意味合いや利用のされ方が全く異なるのです。 どちらかと言うと、日本の「居酒屋兼カフェ」のような位置付けに近いですよ!
最近は日本の居酒屋も昼間から営業を開始し、お得なランチセットなども提供していますよね。内装に工夫が凝らされてあったり、親しみやすいBGMが流れていたり、おひとりやお子さま連れでも入りやすい雰囲気になっているところも多いです。
それと同じように「バル」はスペイン人にとって誰にでも身近で、言わば「 一日中出入りできる食堂 」のような空間。現地のバルでは、朝には出勤前のサラリーマンがコーヒーやパンで朝食を、お昼時には家族や友人と食事を、夜には仕事仲間と一緒にタパスとアルコールを…決して「特別な日に行くスポット」ではなく、 地元民が日常的に集える場所 なのです。
スペインの「タパス」は日本で言う「お通し」
先程紹介した「タパス」は、決して特別で高級な料理ではなく、とてもカジュアルなものです。小皿にさっと作った一品を盛り付ける、といった点では、 日本の居酒屋でいう「お通し」 に似ているかもしれません。
簡単に作れるけれど、そこに お店やシェフのこだわりが詰まっている という側面もまた似ていますよね!
ピンチョスは、チーズや生ハム、串に刺さっているオリーブを想像する人も多いと思いますが、こちらも日本の「焼き鳥」のようだと捉えると、タパスが一気に身近に感じられることでしょう。
決して気取らず、肩肘張らず、気心知れた仲間と気楽に楽しむ料理なのです。
欧州でもスペインにしか存在しない「タパス文化」
「タパス≒おつまみ」「バル≒居酒屋」として見てみると、スペインと日本の共通点がたくさん見つかったのではないでしょうか。
一人一品を頼むとも、大皿をみんなで囲むとも、また違ったスペイン独自の食文化である「タパス」。色んな味を少しずつ楽しみながら仲間との会話に花が咲いている現地の様子が浮かんできますね!
スペイン旅行に行った際には、タパスが美味しいバルをリサーチして訪れることをお忘れなく!また、自宅でも簡単に楽しめるタパスレシピも多数あるので是非チャレンジしてみてください。
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やってみよっか?