【シンガポール】まるでヨーロッパ!建物探訪したいコロニアルホテル3選&クラシカル建築4選
東南アジアでも特に人気な観光大国シンガポール。大型ホテルや観光アトラクションが続々とオープンしていますが、実はクラシカルな建物やホテルも、古くから大切に残されています。
ヨーロッパの雰囲気を感じる美しい建物を探訪しながら、歴史と伝統に触れる街歩きをしてみませんか?
イギリス統治の歴史とシンガポールへの影響
シンガポールは1800年代にイギリスに支配されていた歴史があるため、古くからある建築物もヨーロッパの影響を大きく受けてたといわれています。特に歴史の古いコロニアルホテルはクラシカルな佇まいで、ここがアジアだということを忘れてしまうくらいです。宿泊者でなくても利用可能なエリアがあるので、優雅な時間を少しだけでも体験してみてください。
建物探訪したくなる!コロニアルホテル3選
ラッフルズ・ホテル
言わずと知れたシンガポールを代表する名門ホテル「ラッフルズ・ホテル」。1887年にアルメニア人のサーキーズ兄弟によって設立されました。その名前はシンガポールを築いたイギリス人、トーマス・ラッフルズにちなんで名付けられたといわれています。世界中から多くの著名人が訪れたホテルには、今も長い歴史と様々な物語が刻まれ続けています。
ぜひ訪れたいのが「ロング・バー」。ジンベースのカクテル「シンガポール・スリング」は、その名の通り、このバーが発祥です。1915年にホテルのバーテンダーにより生み出されたといわれています。
「グランド・ロビー」ではアフタヌーンティーも楽しめます。英国式の紅茶やスコーンを味わいながら、優雅にティータイムするのもいいですね。
また「ラッフルズ・ブティック」では、ホテルのロゴが入った雑貨や食品など、ホテルの歴史を感じるような豪華なオリジナルグッズが販売されています。ちょっと贅沢なお土産にぜひご検討ください♪
グッドウッド・パーク・ホテル
「グッドウッド・パーク・ホテル」は1900年に開業したドイツ人社交クラブ「チュートニア・クラブ」を前身とした歴史あるホテルです。外観はドイツの古城をイメージしたといわれ、三角屋根が特徴的。そのタワーはシンガポールの文化財にも指定されています。
ラウンジカフェ「レスプレッソ」ではアフタヌーンティーも楽しめます。また日本ではなかなかお目にかかれない、独特の匂いがくせになる果物ドリアンを使用したお菓子も有名です。
ザ・フラトン・ホテル・シンガポール
「ザ・フラトン・ホテル・シンガポール」の建物は初代海峡植民地総督であるロバート・フラトンにちなんでフラトンビルディングと名付けられたもので、1928年に完成しました。中央郵便局として使われていましたが、その後ホテルとして生まれ変わりました。クラシカルな外観が重厚感を漂わせています。
こちらではラウンジ「コートヤード」でアフタヌーンティーがいただけます。ラグジュアリーな気分に浸れる素敵な空間ですよ。
ホテル以外でも必見!クラシカル建築4選
ホテル周辺にはクラシカルな建物が多く残されています。ホテルとあわせてぜひ訪れてみてください!
ラッフルズ・ホテル周辺
聖アンドリュース大聖堂
「聖アンドリュース大聖堂」は1800年代から存在する歴史ある教会です。ゴシック様式の建物が美しく、ステンドグラスはスタンフォード・ラッフルズをはじめ、シンガポールの歴史を築いた人物に捧げられたものといわれています。
チャイムス
「チャイムス」はレストランやバー、ショップなどが入った複合施設。植民地時代の建築家ジョージ・コールマンにより設計された建物です。もともとは上級判事事務官の住居として作られた建物ですが、その後女子校として利用されてきました。現在ではおしゃれな商業施設として生まれ変わっています。
ザ・フラトン・ホテル・シンガポール周辺
アジア文明博物館
シンガポール川に面して位置する「アジア文明博物館」。東南アジア、南アジア、中国、西アジアからの工芸品が数多く展示されている、アジア全域の文化・芸術を体感できる博物館です。白色の外観はライトアップされると、さらにその美しさが際立ちます。
アート・ハウス
「アート・ハウス」はアートの展示やコンサートなどが行われる美術館です。スコットランド商人の個人邸宅でしたが裁判所や国会議事堂としても利用され、現在では美術館に姿を変えました。白く美しいその外観はまさにクラシックです。
シンガポールの歴史と伝統を感じる街歩きを
クラシカルな建物が多いシンガポール。建物以外にも、マーライオン・パークやラッフルズ卿上陸地点など、シンガポールの歴史を感じる観光スポットも充実しています。その歴史と伝統に触れながら、美しいシンガポールを散策すれば、その歩みは時空を超えた優雅な旅に変わっているかもしれません。
やってみよっか?