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【ヨーロッパ】コストを抑えて楽しもう!ヨーロッパ旅行での節約術<後編>

日本の観光地は海外からの観光客で大賑わい。一方で、昨今の円安もあり日本からは気軽に海外旅行に行くことも難しくなりました。ヨーロッパなど、日本に比べて物価が高い国はなおさらですね。

そんな状況の時でも海外旅行を楽しみたい方のために、コストを抑えながら賢く旅する節約術をご紹介しますのでぜひご覧ください。

まだまだあります、節約術!

<前編>の記事では、筆者がヨーロッパ旅行で実践した航空券やホテルの手配、両替での節約術をご紹介しました。今回は、渡航後や現地でかかる費用の節約術をご紹介します。

交通費・入館料

交通費

ヨーロッパでの交通費は日本より高く感じるケースがほとんどですが、トラベルパスのようなお得な乗車券もあります。有名なところでは「ユーレイルパス」というヨーロッパ諸国をカバーできるレイルパスがあります。また、ひとつの国を旅行する場合もその国独自のサービスがあることが多いので、ぜひ有効活用したいところです。

入館料

美術館や遊園地など施設利用時の入館料をカバーできるお得なパスもあります。デンマークでは交通機関だけでなく、有名観光スポットなど各種施設が利用し放題の「コペンハーゲンカード」というものがあります。これはチケットを発券するのではなくアプリを使用します。スマホにアプリをインストールし、利用時にはスマホの画面を見せるという仕組みで、スマホの接続は必須ですがとても便利に利用できました。

また、美術館などの入館料は無料の日が設定されていることもあります。情報はくまなくチェックが大切ですね。

飲食代

水道水を飲むことができる国か事前にチェックしておくと良いでしょう。筆者は水道水が飲める場合でも、お腹の事を考えると沸かさないで飲むことに不安を感じるタイプなので、日本から水筒を持っていき、お湯をいれて飲んでいました。ヨーロッパのホテルは室内にポットがない場合もありますが、ホテルに頼めばお湯をもらえることが多いので遠慮せずお願いしてみると良いでしょう。

また、空港では液体の持ち込みに制限があるのはご存知の通りです。そのためペットボトルを持参するのが難しいのですが、水筒を持っていれば空港に設置されている給水機で水を確保できるので安心ですよ。

食事

筆者は、海外の食事は量が多いと感じることがほとんどです。昼食などテイクアウトできるものや、その時食べきれない分はタッパーを持ち歩き確保しました。夜などお腹が空いた時に残りを食べれるので便利ですよ。タッパーの残り物を食べるのは寂しい気分もしますが、節約にはなります。ただし、せっかくの海外旅行ですからレストランなど現地での食事を楽しむ機会も作りたいものです。

朝食に関して、元々ホテルにセットで追加する朝食は高いイメージを持っていました。ところが、デンマークはパンなどを購入するのも高価なため、ホテルにセットで朝食をつけた方がお得に感じ、内容も充実していました。

洗濯代

短期旅行の場合、衣類や下着は日数分揃えていくこともありますが、アジアなど中長期旅行で安価な場合はホテルのランドリーを利用しています。ただし、ヨーロッパではコストや環境的にも難しいのがほとんど。元々アパートメントタイプのホテルだとランドリーサービスがないこともあります。そうすると自分で洗濯をすることになりますが、洗濯機がない場合の洗濯の工夫は筆者もまだまだ模索中。発展途上ではありますが、少しご紹介いたします。

洗う

まず洗い方ですが、洗面台に水を張って洗うのが王道。ただしバス・トイレが共用の場合は難しいことも。筆者は洗濯バッグという衣類を入れてシャカシャカ振って洗う撥水袋なるものを購入しようと検討しましたが、これというのが見つからず断念しました。そこでLサイズのチャック付きジップロックを持参し、そこにぬるま湯と洗濯物、洗剤を入れてシャカシャカしてみました。最初は順調だったのですが、旅も後半に入ると振りすぎたのかチャック部分が壊れてしまいました。それでもジッパー部分を押さえて使えば洗濯はできましたが、時々ジッパーが開いてしまい中身が散乱、途方に暮れることも。

乾かす

乾かす時にも困難がありました。通常はホテルにハンガーが豊富にあるので、衣類を干す場所には困りません。ところが以前筆者が泊まったホテルにはハンガーが少なく、さらにそれを掛ける場所が入口ドアに付属する3つのフックのみという状況。ハンガーは持参していたのですが、室内にそれを掛ける良い場所がないというのは誤算でした。1つのハンガーにいくつも干して凌いだのですが、なかなか乾かず困りました。そこで速乾性の衣類は優秀と実感!また、速乾性ということではありませんが、タオル代わりに手ぬぐいもおすすめです。あっという間に乾きますよ。

このように洗濯はまだまだ課題がありますが、やはり荷物が少ないのは移動も楽で余分な交通費を浮かすことに繋がる場合もあります。海外旅行では今後も洗濯を続け、ブラッシュアップしていきたいものです。

うまく節約して上手に旅をしよう

様々な節約術をご紹介しましたが、最後にお伝えしたいのは「安全に関わることは絶対にコストを惜しまない方が良い」ということ。時にはコストがかかってでも、リスクを減らすべきケースがあります。

苦労することもありますが、工夫の仕方も旅の楽しさの一つ!みなさんもそれぞれの方法で、楽しく節約の旅を実践してみてはいかがでしょうか。

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