毎月21日・22日限定!大阪・四天王寺でフリーマーケットを楽しもう♪
大阪・四天王寺で毎月21日・22日にイベントが行われていることをご存知でしょうか?
フリーマーケットや骨董市にあたる、オールジャンルの出店が集うにぎやかなイベントです。
歴史あるお寺に老若男女が集う様子は活気があり、見てまわるだけで楽しめます。
今回はそんなイベントの過ごし方や、四天王寺のみどころについてもご紹介します。機会があればぜひ訪れてみて下さいね。
四天王寺ってどんなお寺?
四天王寺は 推古天皇元年(593)に聖徳太子によって建立された と伝えられています。聖徳太子関連の史跡やお寺は奈良県に多いですが、こちらは日本仏法最初の官寺としても知られています。
現在は大阪の観光名所のひとつとして知られていますが、歴史ある大きなお寺なので、来たことがない、知らなかったという方は一度チェックしてみてください。 「あべのハルカス」もある天王寺駅から徒歩でアクセスできる 四天王寺は、 歴史好きの方だけでなく観光で来る方にもおすすめの散策スポット です。
四天王寺は長らく「天台宗」のお寺でしたが、戦後に宗派を問わない 「和宗」 となりました。そのため境内には浄土真宗・親鸞聖人や、真言宗・弘法大師(空海)の像も存在します。
四天王寺は今まで戦火や台風などで数度焼失していますが、 現在は創建当時(飛鳥時代)の様式の建物が忠実に再現されていて、朱色も塗りなおされとても美しい姿が保たれています。 青空に朱のコントラストが美しく、写真を撮ってもきれいに映えますよ。
境内はとても広いので散歩や観光にもぴったり。亀がたくさん泳いでいる「亀の池」や、風雅な「極楽浄土の庭」など見どころがたくさん。特に注目したいのは、 「四天王寺式伽藍配置」という建物の配置 です。南大門、中門、五重塔、金堂、講堂までが 南北に一直線に配置 され、回廊がとり囲むという日本で最も古い伽藍の配置をしているそう。伽藍は重要文化財にも指定されているので、その歴史やスケールを肌で感じてみて下さい。
四天王寺で開催されるイベントを紹介
四天王寺では、
-
毎月21日に「大師会(弘法大師忌)」
-
毎月22日に「太子会(聖徳太子忌)」
というイベントが開催されています。骨董市やフリーマーケット、食べ物の屋台が立ち並び、とっても賑やかな雰囲気になります。実は関西三大骨董市の一つと言われているのだとか。
日程は平日・休日問わず日にち固定 なのでわかりやすいかもしれません。もし土日に重なった場合、とっても混雑するので要注意です!
また、春や秋の彼岸、そしてお盆も開催されていることがあるので要チェック。詳細は公式HPに掲載されています。
“お大師さん”とは?
毎月21日に開催される縁日「大師会(弘法大師忌)」は、 空海(弘法大師)の月命日 であることにちなんで開催されているもの。通称“お大師さん”と呼ばれています。
翌22日よりも少し多くの露店が立ち並び、賑わうため、どちらの日に行こうか…と考えている方はまずはこちらの訪問がおすすめです。
開催時間をチェック
開催時間は9:00〜15:00頃となっていますが、 売り切れ次第終了 のお店や、お昼前にならないとはじまらないお店もあるので 時間にゆとりを持って訪れるのがおすすめです 。
比較的午前中の方が空いているので、お店が出始めた午前中あたりが良いかもしれませんね。
どんなお店がある?
境内には 200店舗ほどの出店 があるそうで、骨董品や食器、アンティーク品などの小物や、レコード、古本、CDなどの音楽用品や、おもちゃ、洋服、着物や帯など 本当にたくさんの種類の屋台が立ち並びます 。ハンドメイド作品の販売や、植木店、ちょっとしたグルメを販売している飲食店もありさまざまです。
ジャンルで場所が決められているわけではない ので、気に入ったらその場で購入するか、一周して内容をチェックするのがおすすめです。
掘り出し物を探して楽しもう!
お店の人に話しかけてどんな品があるのか聞いてみたり、おすすめを尋ねてみるのも良いかもしれません。 コミュニケーションも楽しみながら お買い物ができますよ。
たくさんのアイテムの中から、これ!というお気に入りを見つけるのも骨董市の楽しみのひとつ。見つけた時の喜びは現地での買い物ならではです。
何度か訪れていると常連のお店の人と仲良くなったり、好みのお店を見つけて通ってみたりと、また新しい楽しみもできます。
おすすめは?
和装が好きな方は、素敵なアンティークの着物や帯などがお手軽に手に入るのでとってもおすすめです。他にもかわいいアンティーク食器など、 日常で使えるものもある のでぜひ自分のセンスで探してみて下さい。
また、ほぼ毎回出店されている刑務作業でつくられたという革製品も質が高くおすすめ。一般ではあまり見かける機会がないので、この機会に気に入るものがあればぜひ手に取ってみて下さい。
さらに、食べ物ではベビーカステラや広島焼きなども人気。とってもお安くいただけるので、昼食やおやつにぴったりですよ。 お昼時には行列ができるお店も多い ので気をつけて下さいね。
何を買うか迷う、決めていないという方でも、 ふらっと散歩しに訪れるだけでも楽しめます よ。一周するだけでも雰囲気を味わえるので、あまりはりきりすぎず、まずは軽い気持ちで楽しんでみてはいかがでしょうか。
注意ポイントはある?
参加するには、まず小銭のご用意を! 屋台では現金しか使えないお店がほとんど なので、100円玉を多めに現金を用意してから参加しましょう。また持ち帰る際のエコバッグやプチプチなどの包装材もあれば役に立ちそうです。購入時には簡易包装になるため、大事に持ち帰るためにも用意しておくと便利ですよ。
植木やお花など重いものを持ち帰る方はキャリーなどもおすすめです。
年齢層やターゲットは?
比較的落ち着いた年齢層の方が多いですが、子供連れのファミリー層も多いので老若男女楽しめるイベントです。年齢性別はあまり気にせずに参加できます。
最近では 外国人観光客の方もかなり増えてきた イメージがあり、今後も多くいらっしゃるのかなと思われます。
「中心伽藍」が無料開放
毎月21日、22日、そして春・秋季の彼岸会では 通常有料の中心伽藍が無料で開放 されています。中心伽藍の中は、実はドラマにも使われたという趣たっぷりのスポット。参拝するだけではなく写真を撮っても楽しめるので、ぜひ見学してみて下さい。
他にもあるイベント
四天王寺では古本市など他にもさまざまなイベントが開催されていて、イベント時には屋台があることも。こまめにチェックしてみるのも良いかもしれませんね。
四天王寺で縁日を楽しもう
四天王寺は歴史的な価値や美しい建物だけでなく、多くの人に愛される魅力ある場所。ぜひその雰囲気を楽しみに、イベントの開催時に訪れてみて下さい。
多くの人が集うため、活気あふれる大阪らしい雰囲気も同時に味わうことができますよ。お気に入りの一品や楽しい思い出を持ち帰りましょう。
やってみよっか?