【家庭菜園】楽々DIY!たったの3ステップで作る憧れのロックガーデン
「憧れのロックガーデンを作りたいけど何から始めればいい?」
「ロックガーデンの石選びはどうやってするの?」
今回は、そんなあなたに向けてロックガーデンの作り方を紹介します。この記事を読めば、たったの3ステップで誰でも憧れのロックガーデンが作れます。
それではどうぞ。
ロックガーデンを作る3つのステップ
ロックガーデンを作るステップは、次の3つです。
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場所作り
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石選び
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植物選び
ロックガーデンをつくるには、 まず場所を決めて土づくりを行います 。
次に、自分が作りたいロックガーデンをイメージして、 それに合う石を選びます 。
そして ロックガーデンに適した植物を選び、植え込み ます。
「本当に、この3ステップだけ?」と思われるかもしれません。
私も初めは「ロックガーデンってむずかしそう・・・」と思っていましたが、実際に作ってみると「こんなに簡単だったんだ!」と感じました。
上の写真は、庭の片隅にもともとあった石でロックガーデンを作りました。まだ完成形ではありませんが、お気に入りのスペースになっています。時々、植えた植物が枯れてしまうこともあるのですが、そんな時は気軽に植え替えています。
もともと高低差のあるロックガーデンは、素人でも容易に立体感を作り出すことができるんです。
また、石と植物を組み合わせることで、ナチュラルさの中に自分の好みを反映させることができます。
したがって、オリジナルガーデンを作りたい時もロックガーデンはおすすめです。
以下、ロックガーデンを作る3つのステップについて説明します。
日当たりのよい場所とロックガーデンに適した土づくり
ロックガーデンを作る1つ目のステップは、場所選びと土づくりです。
場所選び
基本的には日当たりの良い場所を選びます。 ロックガーデンに適している植物は、日当たりを好むものが多いからです。
具体的には東向き、または南向きの場所が適しています。
しかし東向き・南向きにスペースがない場合は、どこでも大丈夫です。
私は、西向きにロックガーデンを作りました。夏の西日でダメになってしまった植物もありましたが、多くの植物は元気に育ちました。
西向きの場合は、 多肉植物 など乾燥に強いものがおすすめです。
また北向きの場合は、あまり日当たりを望めないので ヒューケラ や ホスタ など、日陰でも育つ植物を選びます。
日当たりや暑さ・寒さなどの生育環境にあった植物を選べば、ロックガーデンはどこでも作れます。
土づくり
ロックガーデンの土づくりは、水はけをよくすることが重要です。 土づくりには、培養土が便利です。
ただ、水はけのことを考えると、培養土をそのまま使うのではなく軽石を少し混ぜると良いですよ。
また、ロックガーデンは土づくりの段階で高低差をつくります。高くしたい所は穴を掘り、レンガでふさぎ、レンガの上に石を置きます。高低差をつくることで、高いところには乾燥を好む植物を、それ以外の植物は中段・下段に植えることができます。
大きな石を配置する場合は、石が固定されるように土を掘り下げてください。くれぐれも指を挟まないように注意してくださいね。
コツは、規則的に石を配置すると人工的な雰囲気になってしまうので、適当に置いて自然に仕上げます。
ロックガーデンはどんな石でも作れる!自分好みの石を選ぼう
ロックガーデンを作る2つ目のステップは、石選びです。 基本的にはどんな石でも大丈夫です。
あらかじめ、写真や画像で自分が作りたいロックガーデンをイメージしておきます。そして、イメージに合う自分好みの石を選びます。
以下、ロックガーデンに使える代表的な石です。
溶岩石
溶岩石は、火山が噴火した際に吹き出す溶岩が固まったものです。自然の恵みである溶岩石は、味わい深い形をしており、独特の雰囲気を演出してくれます。
また、形が特徴的だけでなく多孔質(たこうしつ)とよばれる小さな穴がたくさん空いていて、この穴が水はけをよくしてくれたり、湿度の調節をしてくれたりします。
機能面では、溶岩石がロックガーデンにもっとも適しています。
白砕石(しろさいせき)
白砕石は、角ばったようなゴツゴツとした形が特徴です。駐車場や建物周りなどのエクステリアでよく見かけます。少しグレーがかった色味で重厚感のある石です。
比較的どんなテイストにも合いますが、大きな白砕石を使うとクールさやワイルドさを表現できます。
クォーツロック
クォーツロックは、ベージュトーンのナチュラルな色味が特徴です。白や茶色が混ざり、優しく深みがある色は、どんな植物も引き立ててくれます。洋風に仕上げたい、上品に仕上げたい時におすすめの石です。
なお石の大きさは、砂のように細かいものから岩のように大きいものまでさまざまです。石の大きさはスペースに合わせて選びますが、大小の石を混ぜると、より自然らしさを表現できます。
また、角を取ったなめらかな円形の石は、和風ロックガーデンに向いています。
ロックガーデンに決まりはありませんので、自分の好きな色・形の石を選んでくださいね。
ロックガーデンを作る場所に適した植物を選ぼう
ロックガーデンを作る3つ目のステップは、植物選びです。 植物は場所(生育環境)に合ったものを選択 します。
例えば、日当たりのよい南向きの場所であれば、日光の好きな植物や乾燥に強い植物を選びます。反対に北側の庭であれば、日陰でも育つ植物を植えこみます。
おすすめの植物は以下の通りです。
- サボテン
- 多肉植物(セダム・エケベリア・カランコエなど)
- ハーブ類(チャイブ・ラベンダー・ローズマリーなど)
- 山野草(スミレ・キキョウ・フロックスなど)
- シダ類(ワラビ・ヒトツバ・リョウメンシダ・ウラジロなど)
- カラフルな花(ゲラニウム・ポテンティラ・マリーゴールド・サルビアなど)
ロックガーデンには、ナチュラルな印象で背丈の低い植物・はうように広がる植物がよく似合います。もともと石を積んでいる壁面にかわいらしい小花を植えこんでみてもいいですね。
ポイントは、平地よりも傾斜のついた場所に植えることです。 より味わい深い雰囲気になりますよ。
自分らしいDIYで、素敵なロックガーデンを♪
以上で「楽々DIY!たったの3ステップで作るロックガーデン」について紹介しました。
まとめると次の通りです。
- ロックガーデンをつくるステップは、場所作り・石選び・植物選びの3つ。
- ロックガーデンを作る場所は、基本的には日当たりの良い場所を選ぶ。
- ロックガーデンの土づくりは、水はけをよくすることが重要なので培養土に軽石を混ぜる。
- ロックガーデンの石選びは、どんな石でもよい。代表的な石は、溶岩石・白砕石(しろさいせき)・クォーツロックなど。
- ロックガーデンの植物選びは場所(生育環境)に合ったものを選ぶ。多肉植物・ハーブ類・山野草などがおすすめ。
ぜひ、ロックガーデンで自分好みの庭を再現してくださいね!
それではまた会いましょう。
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