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【10月9日はマカロンの日】食欲の秋!マカロンの由来から各国のおすすめアレンジまで紹介

マカロンは日本でもとってもメジャーな洋菓子になってきました。しかしそのブームはごく最近。平成の初期には「マカロン」自体を知らなかったという方も多いのでは?

今回はマカロンの日にちなんで、マカロンとはどんなお菓子かという根本的なところから各国の人気アレンジマカロンまでを紹介します!

マカロンの日とは

フランスを代表する洋菓子 、マカロン(macaron)。マカロンの日は、マカロンを日本で普及させようと活動している、全日本マカロン協会が制定した記念日です。

マカロンの日の10月は、マカロンを横から見た時と縦からみたときのかたちから、そして9日は、吉兆のシンボルだという宝玉のかたちをしているので9日に決まったといいます。

ちょっと無理やり感があるかもしれませんが、この日を基準にしてイベントやコンテストなども行われている記念日です。

マカロンの日のイベントとは

全日本マカロンコンクールという日本国内のアマチュア対象のコンテストを開催していて、優勝者はフランスで開催されるアマチュア・マカロンコンクール世界大会にも参加できるそう。残念ながらここ数年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりコンクールは中止されていますが、代わりにマカロンの日イベントが開催されています。

マカロンの日イベント は、 シェフパティシエが新作マカロンを開発し、この10月9日に一斉発売するというマカロン好きにはたまらないイベント 。2020年、2021年と続いて開催されているので今年も開催が期待されます。

気になるパティスリーが参加しているかも?ぜひチェックしてみてくださいね。

マカロンとはどんなお菓子?

マカロンは今では日本でもどこでも購入することができる一般的なお菓子ですが、そもそもどんなお菓子なのでしょうか。

マカロンは、 卵白と砂糖とアーモンドプードルを使ってオーブンで焼きあげた焼き菓子のひとつ 。形状は、直径3センチほど、ジャムやクリームが挟んであることが多いです。

マカロンの発祥

マカロンはフランスを代表する洋菓子ですが、その発祥地には諸説あり、イタリアのお菓子が発祥という説や、フランスの修道院で考案されたという説もあり、はっきりとしていません。

しかしマカロンという名前の語源は、 イタリア料理のパスタ「マカロニ」から 、という説が有力です。

どこからきたにせよ、マカロンはフランス全土に広まり、発展していきました。今では立派な「フランス菓子」として認識されています。

マカロンが日本にやってきたのはいつ?

日本初のマカロンが誕生したのは、1968年のこと。日本で初めてのフランス菓子専門店「ルコント」が六本木に開店し、マカロンを発売したものの馴染みのないお菓子だったこともありあまり売れなかったといいます。このお店「ルコント」は2022年8月に惜しまれつつ閉店してしまいました。ちょっと残念ですね。

マカロンはその後徐々に日本人にも受け入れられ、「ダロワイヨ」「LADURÉE (ラデュレ)」といった有名店が続々と日本へ進出する時に 名物菓子 として売り出しました。マカロンは見た目が良く上品なフランス菓子として人気になり、 高級ギフトや手土産の定番的商品 となりました。

マカロンにもいくつかタイプがあり、現在日本で広く食べられているマカロンは、フランスでは「マカロン・パリジャン」と呼ばれているタイプ。19世紀中頃、「LADURÉE (ラデュレ)」創業者の孫にあたる​​ピエール・デフォンテーヌ氏が考案した、生地の間にガナッシュやクリームをはさむというスタイルで食べられているものです。

スイスの老舗店の人気マカロン、どんなお菓子?

マカロンは早いうちに各国に広まり、様々な進化を遂げています。

今回はスイスの老舗有名店のマカロンをご紹介したいと思います!

チューリッヒに本店を構える 菓子店シュプリングリは1836年創業の老舗店 です。こちらの銘菓 ルクセンブルゲリ は独特な食感のマカロン。

「ルクセンブルゲリ」という名前は、職人さんがルクセンブルクの菓子店で修業を重ね、そのレシピを持ち帰り、改良を重ねて出来上がったお菓子だから名付けられたといいます。

通常のマカロンよりも小ぶりですが、今までのマカロンとは全く違う味わいのマカロンで、 柔らかくてふんわりした食感が人気 です。言うなれば 「生マカロン」 というタイプでした。

クリームがサンドされているにも関わらず、甘さは控えめでとても上品な味わい。軽いので数個は軽く食べることができそうです。

残念ながら日本にはお店がないので、本場・スイスに行くしか食べることが出来ないのが残念なところです。

その理由は、 賞味期限がとても短くデリケート なマカロンだから。かたちも崩れてしまいそうなので、もし スイスで購入し日本に持ち帰る場合は箱入りがおすすめ です。

実際に私がスイスに旅行したときは街中にあった店舗でいくつかルクセンブリゲリを購入しホテルで味見して、とってもおいしかったので空港で購入して持ち帰りました。それでも日本までの航路で乗継等あれば賞味期限ギリギリなので、おいしくいただくにはスイスに行くのが一番です。

韓国のトゥンカロンも人気

韓国発のマカロン、トゥンカロン はマカロンの進化版のお菓子。一般的なマカロンより サイズがかなり大きく、クリームやガナッシュもたっぷり 。一口で食べきれないその大きさとボリュームが特徴です。韓国語で太っているマカロンという意味の、「トゥントゥンハンマカロン」を略して、「トゥンカロン」と名付けられたといいます。

トゥンカロンはなんといってもかわいく、デコレーションなども盛られているので SNSなどで大人気! 韓国で人気に火が付きましたが、日本でもトゥンカロン専門店が出来たりコンビニスイーツとコラボしたりと広く受け入れられています。

韓国にトゥンカロンを食べに行きたい!という方も多いかもしれません。今は行きたくても行けない、という方は日本では 新大久保や大阪の鶴橋など にコリアンタウンがあり人気のトゥンカロン専門店があったりするので、気になる方はSNSや口コミをチェックしてみましょう。

マカロン自宅用だけでなくお土産や贈り物にもおすすめ

マカロンは焼き具合(カリっとしている、しっとりしている)などや間に挟まっているクリーム、ガナッシュ、ジャムなどによって かなり好みがわかれるお菓子 といっていいかもしれません。

日本での歴史は浅いので、これからさらに進化するかも?と期待できるお菓子でもありますね。

女性にも人気なので、ちょっとした手土産やプレゼントにも喜ばれそう。自分へのご褒美にたべるという方も多いです。

たくさんある中から自分好みの味をぜひ見つけてみて下さいね。

やってみよっか?

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