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バリ島での格闘技事情と日本で格闘技を始める方法

私の住むバリ島は、外国人の宝庫です。

日本人の私を含め、世界各国からあらゆる外国人たちが、仕事や移住の為にバリ島に住んでいます。観光地としては「世界一のリゾート」と呼ばれるバリ島も、いざ住んでみると、実はあまり娯楽が多い島ではありません。

そんな島で、インドネシア人、外国人共に共通して好きな事が「スポーツの趣味」です。

普段の私が付き合う友人達は、日本人かインドネシア人が多いのですが、ムエタイのジムや柔道教室、もう一つの趣味であるサッカーの試合やフッサル場に行くと、あらゆる人種の外国人たちが、楽しく汗をかいています。

今回は、この南国バリ島でスポーツを楽しむ方法をお話しましょう。

 

バリ島のスポーツ事情

サッカーとフットサルが人気

多くのスポーツの中でも、特にサッカーとフットサルはバリ島での大人気のスポーツです。

平日の夜でもフットサル場はいつも盛況で、街を歩く若者たちのTシャツは、ごひいきのサッカーチームのユニフォームなのが定番です。

フィットネスジムでは他のスポーツを楽しむことも

サッカー以外では「フィットネスジム」も大人気。

ゴールドジムなどの有名なジムから、ローカルの小さなジムまで、数多くありますが、最近は大規模なジム内で他のスポーツを楽しむことができる「併用型ジム」が増えてきています。

私の近所のジムにも「柔道、空手、合気道」のできる道場やバスケットボールのコートが併設されています。

また、世界的な観光地であるバリ島には、有名なホテルグループの5つ星ホテルも数多くありますが、そのホテルがビジター(宿泊者以外)にも、プールやジム施設を有料で開放していますので、高級ホテルのジムに毎週通うという贅沢なジムライフを送る事も可能です。

バリ島でも格闘技は大人気

バリ島での格闘技についてですが、日本の選手が活躍するK-1やプロレスがテレビで放映されていることはありませんが、UFC(世界最大の総合格闘技団体)やONE(シンガポールのアジア選手を中心にした総合格闘技団体)、海外のボクシングの試合はよく放映されています。

ムエタイは若い女性も!

また、私の習っている「ムエタイ」のジムも多く、外国人やインドネシア人女性も多く参加しています。インスタグラムなどのSNSでは、日本の女性芸能人がフィットネスジムにて「キックボクシング」をしている画像がよくアップされていますが、こちらバリ島でも「ムエタイ」は若い女性達に大人気です。

前述のように、パンチやキックは腰のクビレ、二の腕の引き締めに効果があるのと、「闘う女性」というカッコよさが人気の秘訣のようです。

バリ島でムエタイを始めよう!

ムエタイをはじめたきっかけ

私がムエタイを始めたのは、3年程前からです。週に1度は通う、バリ島の友人が経営する焼肉屋があったのですが、その近くにムエタイジムがありました。

格闘技は好きでしたので、焼肉屋に行く途中にいつも外から眺めていたのですが、ある日いつものように焼肉を食べながら呑んでいると、焼肉屋の店主が「昨日、そこのムエタイジムにちょっと行ってみたんだけど、若い女の子ばっかりで、何だか恥ずかしかったよ」と。

店主がムエタイに興味があったとは知りませんでしたが、私の興味はもちろん「若い女の子」の部分。

「好きな格闘技を、若い女の子たちと一緒に楽しめる!」

そんな不純な動機から、翌日にはムエタイジムの体験コースに参加。

近くでみる技の迫力に圧倒される

確かに若い女性は多かったですが、初めて間近で見る、元プロのコーチや現役選手たちの迫力ある技に、ただただ見入ってしまい、1時間程の体験練習の後に、すぐに正式会員になりました。

ムエタイを行うときに準備したもの

このジムでは、グローブもバンテージ(拳にまく布のテープのようなもの)もレンタルがあるので、会員費さえ払えば、すぐに練習できるのですが、体験コースの時に借りたグローブの強烈な「汗くささ」が忘れられなかったので、グローブとバンテージだけは新たに購入しました。(バリ島のスポーツ店でグローブが4,000円、バンテージが800円程でした)

コロナでジムが休業するまでは、週に1回はこのジムでムエタイの練習をしていました。

バリ島で柔道を始めよう!

私のもう一つの格闘技の趣味に「柔道」があります。

実は小学生の時に、素行の良くない悪ガキだった私に、母親が礼儀を覚えさせようと柔道場に連れて行かれ、そのまま3年間習っていたとい経歴があります。

30年ぶりに柔道を再開

小学校卒業と同時に柔道は辞めましたので、バリ島で柔道を再開したのは、実に30年ぶりということになります。

この再開の理由も、変わったきっかけで、バリ島の日本人の友人達のこどもが「こども柔道教室」に参加して、柔道を始めました。「こども柔道教室」ですから、会場までは両親が送り迎えをしなければなりません。

その柔道教室の道場が、私の家から歩いて5分の所にありましたので、両親(私の友人)たちは、こども達が柔道をやっている間は暇ですから、私を道場に呼び出して暇つぶしの相手にさせられていました。(こども柔道教室は日曜日の開催でしたので)

そのうちに、「ただボーッとして、こども達を待っているのも無駄な時間だし、俺たちも柔道をしようか」という話になり、私を含む両親たちの4-5名で、突然柔道を始めたのでした。

私以外は初心者でしたので、最初の基礎練習や受け身だけでヘトヘトになっていましたが、全員が初心者ということで、先生も「楽しさ」を優先した指導をしてくれて、もちろん黒帯の有段者もいましたが、初心者の私たちに合わせてくれたので、皆が楽しく柔道を学ぶことが出来ました。

柔道を行うときに準備したもの

柔道を始めた時の準備は「柔道着」のみでしたが、これは柔道に馴染みのないインドネシアではなかなか売っておらず、海外にも送れるアマゾンで購入しました(6,000円程)

日本で格闘技を始めよう!

このように、様々なきっかけで始めた「ムエタイ、柔道」という格闘技ですが、私の場合は「ジムや道場が近所にあった」というのが、スムーズに始められた要素でもあります。

ジムの探し方

日本で普通に仕事をしていれば、なかなか遠方まで通うのも無理があると思いますから、まずは近所や通勤途中のジムなどを探してみましょう。

または、会社の仲間や友人に「格闘技を習っている知人」を紹介して貰い、ジムの様子を聞いてから1度観に行ってみるというのが、早道だと思います。

始めるには何が必要?

柔道や空手となると「道着」が必要になりますが、ジムであればTシャツ、短パンで構いませんし、グローブ等が必要な場合は、ジムで借りたり、お勧めのショップを聞いてから購入した方が良いでしょう。

初めてだからと不安になる必要はない

初めてジムを訪れた際は、その「生の迫力」に圧倒されると思いますが、気にすることはありません。

「最初は誰でも初心者」です。「続けていると、こんなパンチが打てるんだ」という気持ちで、気楽に1歩を踏み出してください。

時間がない人は「まずは自宅で」でもOK

どうしてもジムや道場へ通う時間がない場合は、「Youtubeを観ながら自宅で」という方法もあります。

ただし、独学ではやはり限界はあると思いますので、月に1回でもジム、道場へ行き、行けない時間をYoutubeなどで補う方法にしてみてください。やはり、同じジム仲間の頑張る姿や、コーチ、インストラクターからの直接指導があった方が、上達も楽しさも倍増します。

まずは、ネットで近くのスポーツ施設を検索して「体験コース」から始めてみましょう。

やってみよっか?

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