【7月3日は通天閣の日】大阪の魅力再発見!通天閣の楽しみ方や最新アトラクションを紹介 image

【7月3日は通天閣の日】大阪の魅力再発見!通天閣の楽しみ方や最新アトラクションを紹介

大阪のシンボルとして知られる通天閣。コロナ禍後の旅行で大阪に来る方も増えましたが、通天閣を訪れたことはありますか?なんばやUSJ、天保山など大阪には魅力スポットがたくさんあるので、通天閣は知っていても行ったことがないという方も多いかもしれません。

実は通天閣はちょっとノスタルジックな昭和の趣も感じられる外観とは違い、進化し続ける最新スポットでもあるんです!

ちょうど7月3日は通天閣が完成した日ということもあり、今回はそんな通天閣を徹底解説したいと思います。ぜひ通天閣を訪れて、大阪をより楽しんでみて下さい!

通天閣の日とは?

1912年(明治45年)の7月3日に通天閣は完成しました。建設のきっかけは、 1903年(明治36年)の第5回内国勧業博覧会です。その会場跡地に娯楽地 「新世界ルナパーク」 を作ることになり、その中心を飾る建物として フランス、パリのエッフェル塔を模して作られたのが通天閣 だったといいます。

当時の新世界ルナパークは、今の新世界の雰囲気とは違い遊園地そのものだったようです。絶叫マシーンなどのアトラクションや大きな噴水プールなど、当時の最新技術が楽しめるテーマパークでした。通天閣とパークの入り口がロープウェイのような乗り物で結ばれていて、観客は空中散歩するようにパークの景色を楽しめたのだとか。

しかし第二次世界大戦時の資源不足により、通天閣は解体。惜しむ声が多く、戦後に再興されることになりました。つまり 現在の通天閣は二代目 ということになりますね。

通天閣といえばビリケンさん

幸福の神様「ビリケンさん」 をご存知でしょうか?通天閣はビリケンさんに会えるスポットとしても有名です。

現在 5階の黄金の神殿 にいらっしゃるのでぜひチェックしてみて下さい。

ビリケンさんを大阪の神様だと思っている方も多いかもしれませんが、実は世界的に有名な神様。諸説ありますが、アメリカの女性芸術家が夢の中で見た神様をイメージして作り上げたのがビリケンさんのモデルになっているのだとか。初代通天閣のルナパークに「ビリケン堂」がつくられたことから通天閣で有名な神様になりました。

実はビリケンさんは現在3代目だそう。ビリケンさんは足を触ると御利益があるといわれていることから、多くの人が足を撫でていきます。2代目ビリケンさんは、土踏まずができたほどだそう!ビリケンさんのこの何とも言えない表情を見ていると、御利益があるような気がしてきますね。ビリケンさんに挨拶してパワーをもらってみませんか?

通天閣からの眺望

通天閣は現在「眺望が楽しめる展望タワー」という位置づけの施設になっているそう。多くの方は通天閣をただの低い展望台のように思っているかもしれません。通天閣より高い建物は今やたくさんありますが、それでも通天閣は大阪を見守ってくれているような存在なんです。

近くにあるあべのハルカスとは比べものにならないほど低いのは確かですが、通天閣には他にはない魅力がたくさん。

そして、 登ってみると意外と高い ことにも気づきます。実は一番高い展望台は100m弱もの高さが。高所恐怖症の方は足がすくんじゃうかもしれません。いくつかの展望台があるので、詳しくご紹介していきます。

一番高い!特別野外展望台「天望パラダイス」

5階のインフォメーションカウンターから入場します。500円(5歳以上)の有料ですが、ここからの眺めは通天閣でいちばん良いと評判です。階段をのぼって屋外に出るのですが、 やはりこの高さの屋外はスリルがあります よ。

跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」 があり、こちらの高さは94.5m。跳ね出しというだけあって、せり出しているのでスリルは抜群です。

ビリケンさんに会える!5階・黄金の展望台

5階の展望台は約87.5mの高さに位置しています。大阪の街を一望できる、一番オーソドックスな展望台といえるでしょう。

そしてどこもかしこも 黄金で装飾されていてとってもゴージャス 。こちらにはビリケンさんがいるのでご挨拶してみてくださいね。

夜はディスコ!?4階・光の展望台

少し低い展望台ですが、こちらの展望台もオリジナリティあふれる仕掛けがあります。こちらは 夜になると派手な照明ミラーボールがキラキラと光り出し、ディスコのような雰囲気 に!ちょっと変わった体験がしたい方、ぜひ夜に訪れてみて下さい。

注目のアトラクション&施設

通天閣は新しいアトラクションができたり、レトロ感を楽しめるショップができたりと、進化し続けています。

最新絶叫アトラクション・「TOWER SLIDER」

通天閣の中でも最新の話題スポット・タワースライダー。

なんと地上22mから外周を周り、地下1階まで、約10秒で一気に滑り降りる 高速滑り台 なんです!斜度は約30度、全長60mというのでかなり怖そうなことが想像できるでしょうか。絶叫アトラクション好きな方はもちろん、珍しいから楽しんでみたいという方もぜひチャレンジしてみて下さい。スリル満点の体験ができますよ。

地下一階・レトログッズ豊富な「わくわくランド」

地下一階にあるのは、関西にゆかりのある食品メーカーが集結したショップ。森永製菓や江崎グリコ、日清食品などさまざまな大手メーカーが限定品を発売しています。

それぞれ有名なキャラクター「キョロちゃん」「ひよこちゃん」などのエリアやフォトオブジェもあり、見てまわるだけで楽しい気持ちになれます。

関西らしいお土産もすべて揃うので、お買い物がしたい方はぜひチェックしてみて下さい。

他にも通天閣には新世界のジオラマや写真展示がある「トップフロアー」や、和風の庭園「通天閣庭園」、限定メニューが楽しめる「カフェ・ド・ルナパーク」など、さまざまな展示やショップを併設しています。

時間があれば一日中でも楽しめるかもしれませんね。

通天閣周辺の散策も楽しめる

下町風情も楽しめる通天閣は大阪の「ツウ」なスポット。足元には、ディープな昔ながらの大阪の雰囲気を感じることができるエリア・ 新世界 があります。 串カツ など大阪の名物グルメを楽しんだり、昼からちょい飲みができたり、リーズナブルに食事ができたりと、楽しむことができますよ。

外から眺める通天閣、特に夜景はとっても美しく大阪らしい風景 です。

ただし、通天閣周辺にはあまり治安が良くない場所もあります。貴重品は肌身離さず持っておくこと、きちんとしたお店でない場所で品物を購入しないなど、気をつけてお過ごし下さい。特に女性なら夜は複数人での行動がおすすめです。

意外に知らない通天閣のこと。一度訪れて楽しんでみて!

通天閣についてご紹介してきました。関西の方でも、意外と通天閣のことはよく知らないのではないでしょうか。

にぎやかになってきたこのタイミングで、一度おでかけしてみるのも良いかもしれませんね。今まで知らなかった大阪の魅力、通天閣の魅力を再発見してみませんか。

やってみよっか?

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