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【もうすぐクリスマス】ウィーンのクリスマスマーケットの巡り方

中欧・オーストリアのウィーンは音楽の都として有名で美しい都市。「ウィーン歴史地区」として世界遺産にも登録されていて、音楽や食文化、芸術などさまざまな分野で魅力のある、人気の町です。

今回は、そんなウィーンのクリスマスマーケットの特徴や巡り方を紹介します。

ウィーンのクリスマスマーケットの特徴

クリスマスマーケットは都市ごと、マーケットごとに特徴が異なるので、いろいろなマーケットを巡って楽しむのがおすすめです。

特にウィーンは大都市なので、街の複数個所でマーケットが開催されています。

夜になってくるとイルミネーションがきれいな 市庁舎のマーケット や、あの シェーンブルン宮殿 で行われるクリスマスマーケットもあるんです。

街全体が世界遺産という旧市街地でのクリスマスマーケット もとっても雰囲気があるので、他とはちょっと違う、歴史を堪能しながら楽しみたいという方にはウィーンはとってもおすすめです。

ウィーン観光に不安があるときは、オプショナルツアーを利用すると効率よく巡ることができます!

由来のエピソード

ウィーンのクリスマスマーケットは、 実は世界最古のクリスマスマーケットでは? という説があります。

この説は、1296年に公爵アルブレヒト1世がウィーンの商人に「12月市」という市を開く特権を与え、これがクリスマスマーケットになったというもの。

冬は食料がとれず生活が苦しくなるため、その間の食料を確保するため、という意味でのマーケット開催だったそうです。

これがいつしか意味がかわり、クリスマスの贈り物を提供する場という意味の市になり、クリスマスのオーナメントや子どものおもちゃなどを販売する現在のクリスマスマーケットの形に近づいてきたと言われています。

ウィーンのクリスマスマーケットの開催時期は?

ウィーンのクリスマスマーケットは、 ヨーロッパの中でも比較的始まるのが早い です。

遅いところでは12月に入ってから始まる市がある中、 毎年11月中旬から始まる ので、旅行に行きたいと思っている人にとっては予定が立てやすいかもしれません。

また、ウィーンのクリスマスマーケットは、他の多くのマーケットが新型コロナウイルスの影響で中止になったり規模が小さくなったりという中でも、しっかり安全確認を行いながら開催されています。

2022年も無事に開催されることが決定しています

暗い話題が多い最近だからこそ、華やかなクリスマスマーケットで癒されてみましょう!

ウィーンのクリスマスマーケットの見どころ

ウィーンのクリスマスマーケットはいくつもあるとご紹介しましたが、その中でも見どころのマーケットをご紹介します。

市庁舎前

ウィーン市庁舎前のクリスマスマーケットは、一番の見どころ。

市庁舎をバックに広場全体がクリスマスマーケットになっています。イルミネーションも美しく、 ウィーン最大のマーケット です。

とっても華やかで、中にはメリーゴーラウンドなど子どもが喜びそうな遊具も設置されています。とにかく規模が大きいので、一周するだけでかなり時間がかかってしまいそう。

ホットドリンクを飲みながら時間をかけてゆっくりみてまわるのがおすすめです。

<開催期間>

2022年11月19日〜12月26日:月~木 10時~21時半、金~日 10~22時
12月24日:11~19時
12月25、26日:11~21時半

シェーンブルン宮殿

あの シェーンブルン宮殿の庭でもクリスマスマーケットが開催 されているんです!

ウィーンに来たら観光にシェーンブルン宮殿を訪れるという方も多いのでは?そのままマーケットを楽しむこともできるのでおすすめです。

市庁舎前がとってもにぎやかで大型マーケットなのに対して、シェーンブルン宮殿のマーケットは少し小ぶりにはなりますが宮殿の前という雰囲気もあってとっても豪華な雰囲気があります。

シェーンブルン宮殿のグッズも販売されているらしいので、ぜひチェックしてみましょう。

<開催期間>

2022年11月19日〜2023年1月4日:10時〜21時
12月24日:10時〜16時
12月25日~1月4日:10時〜18時

シュテファン寺院

シュテファン寺院はウィーンのシンボル ともいえる存在。こちらもウィーン観光には欠かせない場所です。

シュテファン寺院周辺でもマーケットが開催されていますが、この場所での開催は比較的新しく10年ほどの歴史なのだとか。

しかし、夜になるとライトアップされる 厳かな寺院の雰囲気とマーケットの明るさ がマッチして、なかなか雰囲気たっぷりのマーケットです。

旧市街のほぼ中心地にあたるため、アクセスも抜群です。

<開催期間>

2022年11月11日〜12月26日:毎日11時~21時
12月24日:11時〜16時
12月25、26日:11~19時

ベルヴェデーレ宮殿

ベルヴェデーレ宮殿は、 ヨーロッパでもっとも美しいバロック建築宮殿 と言われたこともある宮殿。

現在は美術館として使われています。絵画など有名な芸術作品が多く貯蔵されているので、興味のある方はぜひ宮殿も訪れてみて下さい。

<開催期間>

2022年11月18日〜12月26日:月~金 11~21時、土・日 10時〜21時
12月24日:11~16時
12月25日、26日:11~19時

ウィーンのクリスマスマーケット巡りの順番は?

ご紹介してきた場所以外にも、シュピッテルベルク地区、カールスプラッツ広場、ウィーン大学などさまざまな場所でクリスマスマーケットが開催されています。

ウィーンは旧市街が有名ですが、国連など国際機関の本拠地があったり、新しいビルなどが立ち並ぶ新市街地もあったりします。

電車などですぐ移動できるのでどちらに宿泊しても良いと思うのですが、ホテルの近くでマーケットを楽しみたい、疲れたらすぐホテルに帰って休みたいという方は 旧市街に宿泊して地下鉄やトラム、バスなどで巡るのがおすすめ です。

ヨーロッパのほかの地域に行くときは、ウィーン西駅がアクセスの中心地となります。

どちらにしても、 ウィーンのクリスマスマーケットに行くなら市庁舎は欠かせません! まず行ってみることをおすすめします。

ウィーンは観光にもクリスマスマーケット巡りにもおすすめの街

音楽鑑賞をはじめ、さまざまな楽しみ方ができる街・ウィーン。

せっかくウィーンに行くならクリスマスマーケットの時期に訪れて、観光だけでなくクリスマスの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

中にはウィーンの特産品(はちみつやワインなど)を取り扱うお店もあり、お土産も探すことができます。

グルメもウィーンっぽいもの、クリスマスっぽいものなどがたくさん揃っているので、お気に入りを探してみるのも楽しいかもしれません。

出典・参考

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