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ベランダでも育てられる!自家製いちごの育て方&ジャムの作り方

いちごの家庭栽培は初心者から経験者まで幅広く人気で、畑だけでなく室内やベランダでも栽培できることも人気の理由の一つです。今回はいちごの栽培に加えて、自家栽培したいちごでジャムの作り方も紹介します。

この夏のお家時間にいかがでしょうか。

いちごジャムを自家製で

自家製のいちごジャムはいかがですか。いちごも家庭栽培で収穫した完全に自家製のいちごジャムです。 甘さも調整できるので、自分好みのオリジナルジャム を作ることができます。

パンに塗ったり、ヨーグルトや牛乳に混ぜたりといろいろな味わい方を楽しめます。

無添加ないちごジャム

ジャムは一般的で、スーパーなどですぐ手に入れることができます。わざわざ手作りする必要はないように思えますが、売っているジャムには増粘剤など添加物が含まれている場合が多いです。

他の食品と比べると添加物は少ない方ですが、あまり体に取り入れたくないという人は、 無添加な手作りいちごゴジャムをおすすめ します。

また、砂糖を控えたいけどジャムを楽しみたいという人も 砂糖の量を調整しながら手作りし、自分の体に合ったジャムを気兼ねなく楽しむ のはいかがでしょうか。

自家製いちごを育てよう

まずはジャム用のいちごを育てて栽培しましょう。全てジャム用にせずそのまま食べてもOKです。

家庭栽培でのいちごは苗から育てるのが一般的でおすすめしています。ホームセンターなどで購入することができますが、苗を選ぶポイントとしては 茎が太くしっかりして葉は色濃くツヤがあるか、変色や害虫被害が無いか を確認しましょう。

夏におすすめのいちごの品種

イチゴには一季成りと四季成りの種類に分かれます。 夏に適したイチゴは季節を問わず長期にわたって収穫できる四季成りイチゴ です。

特に夏におすすめの四季成りの品種を紹介します。

夏姫

名前に「夏」が入っている通り、夏の暑さにも強く、丈夫で病気になりにくく育てやすい品種です。甘みがあり香りも良く夏でも美味しくいただけます。

育てると真っ白な花を咲かせ、赤いイチゴと相まって見た目も可愛らしく、鉢植えなどに植えて栽培券観賞用としてもおすすめ です。

すずあかね

濃い赤色のイチゴで、 ふっくらと丸みがあり果肉は白く空洞が少ない のが特徴です。香りと酸味は比較的強いですが、甘みもしっかりあります。北海道、長野県、岐阜県で人気で、よく栽培されています。

ペチカほのか(なつみずき)

1粒が 40~50gの大粒イチゴでボリューム満点です。 平均糖度は16~18度 。甘いと言われるイチゴの糖度が15度と言われているので、甘みを楽しめる品種となっています。

果肉の色は淡い桃色果肉の中心部は淡い赤色です。空洞はほとんどなく果実はやや硬めです。

植える準備

お好みの品種を見つけたら、次は植える準備です。 水はけが良く、通気性も良い土作りをしましょう。

畑で栽培する場合、小玉の赤玉土6~7:腐葉土3~4に、肥料を加えて混ぜ合わせます。

肥料は元肥と呼び、 効き目が緩やかで長く持続する暖効性の肥料を選ぶ ようにしましょう。成長の途中に追加して与える 追肥にも使えます。

プランターで育てる場合は、 店頭で売っている野菜用培養土を使う ととても便利です。赤玉土と腐葉土がブレンドされ、肥料も加えてあるのでそのまま使えます。

他には15~20㎝ある鉢と水はけを良くする鉢底石と鉢底ネットを用意しておきましょう。

育て方から収穫まで

四季成りいちごは冬超しをする場合を考えて、 対策をしやすい室内での栽培をおすすめ します。

もちろん外での栽培にチャレンジしてもどちらでも大丈夫です!畑で栽培する場合と、プランターや鉢で栽培する両方の手順を紹介します。

畑の準備

土は植え付けの 2週間以上前 から準備して慣らしておきましょう。畝の高さは30㎝程で苗と苗の間を20~30㎝間隔を空けて植えるように用意しましょう。

雑草や乾燥防止のためにマルチを張っておく となお良いです。

プランターや鉢の準備

鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石と培養土を縁の2~3㎝下まで入れてならします。いくつも苗を植える場合は、 苗と苗の間を20㎝ 空けるようにしましょう。

植え付け

ここからは畑もプランターや鉢も同様です。植える時は根をほぐさずにそのままで、 クラウン(葉の付け根部分)が地上に出る程度の浅植え で植えます。

育ってきた時に実どうしがぶつかってしまうのを防ぐために、 ランナー(株から伸びてくるつるのような茎)の向きを揃えて 植え付けて下さい。

水は少なすぎても多すぎても良くないので、土とイチゴの様子を見ながら水やりをしてあげましょう。追肥は3~4週間に1度行って下さい。

収穫

開花から1ヶ月ほど経過すると、いよいよ収穫時期を迎えます。 いちご全体にしっかりと色づき、ヘタが反り返っていればいよいよ収穫です! へたの少し上のツルを切り取って収穫して下さい。ジャムにする前に自分が育てたいちごを味わってみましょう♪

いちごジャムを作る

いちごが収穫できたら、いよいよいちごジャム作りに挑戦です!

作り方

  1. いちごを用意します。ジャムにするとかさが減るのでその分を考えて、お好みの量を用意して下さい。いちごは全てヘタをとって丁寧に水で洗い流します。
  2. いちごを鍋に入れ、 いちごが覆い被さる程度(いちごの量に対して30~40%)の砂糖も一緒に入れます。 この時に砂糖の量を調整してお好みの甘さにしましょう。砂糖を入れたら少し置いておきます。
  3. 鍋に火をつけます。 強火でかけて焦げないようにかき混ぜて下さい。 沸騰してきた中火で様子を見ながら時々かき混ぜます。
  4. あくを取り、仕上げにレモン汁を数滴垂らしたら、色鮮やかないちごジャムの出来上がりです。
    煮込みすぎると堅くなってしまうので、 長くても30分で作る ように意識しましょう。

保存方法

いちごジャムが出来上がったら密閉できるので、なるべく瓶で保存しましょう。瓶とその蓋、ジャムを詰める時に使うスプーンは 熱湯に10~15分入れて煮沸消毒 します。キッチンペーパーの上に置いて乾いたら、いちごジャムを入れていきます。

瓶に入れての冷蔵保存でしたら2~3週間 で食べきるようにして下さい。多く作って消費しきれない場合は、 瓶のままもしくはジップロックに入れて冷凍庫に入れておけば、約半年は保存がききます。

さらに密閉保存させたい場合は、瓶にジャムを入れた状態で半分までお湯につけ約10~15分沸騰させます。ぎゅっと蓋をしめさらに10~15分煮沸。 最後に瓶をひっくり返して上部を煮沸させ蓋がへこんでいれば、さらに密閉保存された状態 になります。

ジャムは繊細なので、ここまでして保存しておけばさらに安心ですね。

この夏は自家製いちごジャムにチャレンジ

いちごの栽培方法といちごジャムの作り方を紹介しました。

普段簡単にスーパーなどで手に入れているいちごやジャムを実際に自分で作ってみると、愛着が沸きますし、 なにより何がどれくらい入っているか分かって安心できます。

砂糖の量を調整して健康に意識しつつジャムの味も楽しむなど、何かを諦めるのではなくちょっとした工夫や手間で家族や自分の生活をさらに豊かにするきっかけになるかもしれませんね。

この夏はいちご栽培とジャム作りに挑戦してみてはいかかがでしょうか。

やってみよっか?

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