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布1枚で簡単すぐできる!手作りブックカバーで本のある暮らしをもっと楽しもう【ハンドメイド】

本をキズや汚れから守ってくれるブックカバー。書店や雑貨店などでたくさん販売されていますが、ハンドメイド初心者でも簡単に手作りできるのをご存知ですか?

この記事では、初心者におすすめの布1枚で作るブックカバーの作り方を紹介します。

直線縫いだけで簡単に作れるので、裁縫やミシンが苦手な人でも大丈夫。お気に入りの布で作る自分だけのブックカバーは、あなたの読書時間をもっとワクワクさせてくれますよ。

ブックカバーの作り方はすごく簡単!

ブックカバー作りの工程は、 採寸する・布を切る・折り目をつける・縫う だけ。

慣れてくると1つ20分ほどで作れます。

本によって大きさや厚さが微妙に異なるので、フィット感のあるブックカバーを作りたいときは丁寧に採寸するのがおすすめです。少し手間ですが、しっかり測って作ると完成品の満足度が格段にアップしますよ。

今回、ブックカバーの作り方はこちらのサイトを参考にしました。

ぴったりフィットするブックカバーを作りたいときは

せっかく作るなら、本のサイズにぴったり合ったブックカバーを作りたいですよね。そこで今回は、本のサイズに合わせた布の採寸方法を独自に作成してみました。

本のサイズに合わせるときは、

縦(本の高さ + 3)cm × 横{(本の横幅 × 2 + 本の厚さ)×2 + 24} cm

で作るとぴったりフィットします。小数点は、四捨五入してざっくり計算してください。4〜6mmは四捨五入すると誤差が出やすいので注意です。横は小数点を切り上げて計算すると、少しゆとりができて使いやすくなります。

例えば、 高さ15cm・横10cm・厚さ1.7cm の本で作ると、

縦(15+3)cm × 横{ (10×2+2)×2}+24cm = 縦18cm × 横68cm

完成サイズは、縦16cm × 横22cm です。

今回測った本は、約450ページの文庫本で厚さ1.7cmでした。家にある文庫本で一番分厚いものを測ったので、横22cmで作っておけば大体の文庫本をカバーできそうです。

ぴったりフィットするブックカバーを作りたいときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブックカバー【両側ポケット】の作り方

次は布1枚で作るブックカバーの作り方を2種類ご紹介します。

1つめは、 両側がポケットになったベーシックタイプのブックカバー です。

両側のポケットで表紙を固定するので、カバーが取れる心配はほとんどありません。縫うときに中心にひもをつければ、しおりにもなります。作り方もシンプルで、初めて作る人にぴったりのブックカバーです。

採寸する

今回は参考にしたサイトのとおり、 縦18cm × 横74cm に採寸してカットしました。

採寸するときはあらかじめ布にアイロンをかけておきましょう。また、採寸するときは布の縦と横が直角になっているかしっかり確認してください。直角に整えてから測ると、サイズがぴしっと決まります。

折り目をつける

布の両端にアイロンなどでしっかり折り目をつけていきます。布の表地を上にして折っていきましょう。完成したとき、この折り目が両側のポケットになるので丁寧に。

右端から10cmで谷折りし、端を5cm折り返して、布が3枚重なるようにします。

左端から25cmで谷折りし、7cm山折り、さらに7cm谷折りして、布が4枚重なるようにします。サイズどおり折ると左端が右端に重なり、両側とも布が4枚重なった形ができます。

折り目をつけ終わったら、完成サイズと合っているか確認しておきましょう。本のサイズに合わせた場合は、最初の谷折りが(本の横幅×2 + 本の厚さ)cmです。

縫う

アイロンをかけてから、上下部分を縫っていきます。ぴったり作りたい場合はぬいしろを上下1cmにしましょう。あらかじめ端から1cmのところにしるしをつけておくとズレにくいです。

ちなみに、ミシンや手縫いをしたくない人向けに、布用接着剤やテープで貼り合わせる方法があります。100円ショップで買えるので、興味がある人はぜひ探してみてください。

ひっくり返す

縫い終わったら全体をひっくり返して、残りのポケット部分もひっくり返します。仕上げに針や目打ちを使って端部分をきれいに引き出しましょう。全体を整えたら、最後にアイロンをかけます。

完成!

両側ポケットのブックカバーができました!

アイロンで折り目をきれいにしておくと、仕上がりがとてもきれいですね。手縫いで作りましたが、縫い目もほとんど見えずきれいにできました。

ブックカバー【片側ポケット・しおり付き】の作り方

2つめは 片側ポケットで、反対側は折り込んでしおりにするタイプのブックカバー です。ポケットが片側なので、使う本の厚さに合わせて簡単に調整できます。いろんな本に合わせて使いたい人、本のカバーや帯をしおり代わりに使うことが多い人におすすめですよ。

採寸する

参考サイトどおり、縦18cm × 横80cmで採寸しました。

完成サイズは縦16cm・横33cmです。①でも使った、高さ15cm・横10cm・厚さ1.7cmの本につけるとしおり部分が余ってしまったので、横幅は5,6cmほど短くてもいいかと思います。手持ちの本に合わせてサイズを調整してくださいね。

折り目をつける

表地を上にした状態で左端から14cmで谷折り、端を折り返して7cmで山折りします。

右端を左端に合わせて折りたたみます。しっかり折り目をつけておいてください。

布が繋がっている方の角を切る

参考サイトどおり、4cm × 4cmの三角形になるように切りました。形はお好みで変えて大丈夫です。

端から10〜13cmあたりに留めひもをつける

ポケットがなくても表紙を留められるように留めひもをつけます。綾テープやリボン、平ゴムなどお好きなものをつけてください。ブックカバーの余り布をテープのようにするのも統一感が出ておしゃれですね。

場所は大体10〜13cmあたりとしていますが、一度本に当ててみて良い位置を探すのがおすすめです。参考サイトは13cmとなっていますが、布サイズを変更した場合は変更した長さを考慮して調整してください。

縫う

留めひもをつけたら本体を縫っていきましょう。

上下部分と台形部分の斜めを縫います。ミシンや手縫いが面倒なときは、布用接着剤やテープを使っても大丈夫です。

ひっくり返す

アイロンをしたら全体をひっくり返します。留めひもの位置を整え、ポケット部分もひっくり返して端を引き出します。

完成!

片側ポケットでしおり付きのブックカバーができました!

留めひもがアクセントになっていておしゃれな雰囲気があります。色や素材をこだわってみてもかわいいですね。個人的には片側ポケットの方が使いやすく作るのも簡単でした!

ブックカバーは紙でも簡単に作れる!

布だけでなく、紙や革のブックカバーも手軽にハンドメイドできます。特に紙製は紙袋やラッピングペーパーで作るおしゃれなブックカバーが人気です。折り紙のように簡単に作れるので、もっと手軽に作りたい人はぜひチャレンジしてみてください。

手作りブックカバーで読書をもっと楽しく

お気に入りの布で作る自分だけのブックカバーは、きっと見るたびにあなたをワクワクさせてくれます。好きな作家さんの本でも、仕事のための本でも、読むときにカバーを見てちょっと嬉しくなれたら幸せですよね。誰でも簡単に作れるブックカバーで、いつもの読書時間をもっと楽しくワクワクさせましょう。

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