家庭菜園|お花を慈しむ時間を作る
お花を愛でて育てる時間を作ってみて下さい。土に触れて太陽の光を浴びることで心のケアに繋がるのです。
現代は忙しくお花を育てる時間なんて無い!という人も多いかもしれませんが自分への時間も大切にしてみてはいかがでしょうか。
お花を育てて心のケアも
ガーデニングをしたり、野菜を育てたりと土に触れることでストレス軽減に繋がります。お花を育てると同時になんとメンタルケアもできてしまうのです!
土とメンタルヘルス
現代社会でうつ病など心の病気が増えているのも土や自然に触れる機会が減っているからとも言われる程、家庭菜園など 土をいじる事はメンタルケアへと繋がります 。これは気分的な事ではなく実際に土の中にいる細菌には
- 抗炎症
- 免疫調節
- ストレス耐性
などの効果あると実際に米国の研究で証明されています。また、同時に 太陽の光を浴びることで心のバランスを整えるセロトニンも分泌される ので太陽の光を浴びながら、土に触れる家庭菜園はメンタルケアとしてとても良い条件が揃っているのです。もちろん畑だけでなくベランダなどの家庭菜園でも同じ効果が。 最近気分が落ち込みがちや、無気力な人は土に触れてみてはいかがでしょうか。
育つ喜びと楽しみ
花を育てるてていると、すくすく育っていく様子を見ることができます。
「今日は芽が出た!」「つぼみが少し開いている!」
など、 少しでも変化を感じるだけで喜びと同時に生活にハリが生まれるかも。 また、毎日花の世話をしつつ成長を感じるとだんだんと愛着も沸いてくることでしょう。
- これといった趣味がない
- 何か楽しみが欲しい
- 生活に潤いがない
そんな悩みをもった人はお花を育ててみると メンタルケアと同時に趣味が見つかるという一石二鳥な状 態になるかもしれません。そこで、この記事では初夏から秋にかけて育てるのにおすすめな花を2種類紹介します。
ベゴニア・センパフローレンス
色とりどりで可愛らしいベコニアは街角や公園で植えられる事が多いお花です。きっと一度は目にしたことがあるでしょう。
色鮮やかなベコニア
赤、ピンク、白など色鮮やかなベコニアは世界の熱帯から亜熱帯にかけ約2000種もの品種があるとも言われています。そのコロンとした可愛らしいフォルムときらきらと光る花びら、光沢がある葉っぱは多くの人から愛でられ、世界中の人々から愛されているのです。
ベゴニアの管理の仕方
日当たりについて
春から夏にかけて日光に当てていたベコニアは真夏の直射日光に当てても耐性がついているので問題はありません。 対して夏から育て始めたベコニアは強い日光に当たると弱ってしまうので朝日が当たりやすく、日中は日が当たり過ぎない東側で育てるなど工夫が必要です。
水やり
初心者でも育てやすい花で、野外だけでなく室内でも育てられます。畑、プランター、鉢でも、土が乾いたら たっぷりお水を与えてあげましょう。
花摘み
花びらが弱ったりしおれ始めたら放っておかずに 思い切って摘んで下さい。 「せっかく咲いたのにお花を摘んでしまって良いの!?」と思うかもしれませんが、 摘み取ったところから新しい花が咲きやすくなります。 更に花が広がって咲き誇るのです。また、そのままにしておくと病気になりやすいのでよく観察して摘み取ってあげて下さい。
ひまわり
夏の代表の花と言えるひまわり。眺めているだけで元気が出てきます。お家の庭で育てて毎日パワーを貰えたら嬉しいですね。
ひまわり苗の選び方
今回は、ひまわりの苗から育てる方法をお伝えします。 苗は種から育て始めるより管理しやすいのでおすすめしています。 ひまわりの苗は8月頃まで出回っているので、今からでも間に合いますね!苗を選ぶコツとしては、
- 本葉が5~6枚ある
- 葉っぱにツヤがある
- 虫がついていないか
- つぼみがある
この4つのポイントをしっかりチェックして選びましょう。
また、ひまわりは大きく庭で育てるイメージがあると思いますが ベランダ向けのサイズの品種などもあります。 畑が無いからといって、ひまわりを育てるのを諦めなくて良いのです!ちゃんとお世話をすれば鉢でも十分元気に育ちます。
- ポットなどで育てられる品種:グッドスマイル
- 特に背が低品種:小夏
- 丈夫で育てやすい品種:サマーサンリッチ パイン45
など、ひまわりの品種は野生種も含めて60種類以上あると言われているので全ては紹介しきれませんが参考にしてみてください。
ひまわりを育てるコツ
土と肥料
ひまわりは弱酸性からアルカリ性の土を好むので、 苦土石灰を混ぜ込んでおくなど、準備はしっかりしておきましょう。また、過湿が苦手なので水はけの良さも重要です。
赤玉土(小粒)と腐葉土の混合土に7:3の割合で土を作るとひまわりも快適に過ごせます。近くのホームセンターで揃いますし、土をつくるのは難しいという人は花用の培養土を使っても良いです。また、すくすく育つと大人の背丈よりも高くなり茎がとても太くなります。その分栄養が必要になり、 肥料食いなので植え付け後も月に1~2回の追肥が必要です。
支柱は絶対
ひまわりは品種によりますが、背丈が高くなるものが一般的なので倒れないように支柱をつけてあげて下さい。茎が太くなるので、支柱と繋げる紐などはスペースに余裕をもってくくりましょう。成長に合わせて支柱を取り替える場合もあります。
場所のポイント
ひまわりは太陽が大好き。真夏のギラギラとした日光でも平気です。 日当たり良く、また風通しの良い場所で育てましょう。 ひまわりが咲いて顔が太陽を追う様子もまた可愛らしいです。
水やりのポイント
乾燥に強いので、土が乾いたら水やりをする程度で大丈夫です。 過湿が苦手なので野外で育てる場合は天気予報などを見て水分を与えないように注意しましょう。
以上、ベコニアとひまわりの紹介をしました。最近気分が落ち込みがちの人はお花を育てて自分の心のケアもしてみてはいかがでしょうか。
土に触れ、お花を育てるという幸せ
お花を育てることは心のメンタルケアにも繋がることを紹介しました。土のに入っている細菌が人のメンタルにとって実は良い影響を及ぼすのです。
土をいじりながら太陽の光を浴びることはとても合理的なメンタルケアです。毎日楽しみが無い、趣味が欲しいという人は花の美しさに癒やされ毎日の成長を楽しむことで生活にハリが生まれるでしょう。
夏に育てるのにおすすめのお花であるベコニアとひまわりは育てるのに難易度が高くないので、お花の種類に迷っている人は検討してみて下さい。
やってみよっか?