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家庭菜園|おすすめ夏野菜とちゃちゃっと簡単メニュー

今回の野菜はナスとパプリカ!夏に旬のナスとパプリカですが、少しコツを掴めばお家で栽培して収穫できます!

沢山収穫できればスーパーなどで買う必要も無いので、食費の節約にもなりますね。それぞれ育て方のポイントと、簡単にできて美味しいおすすめレシピも紹介

旬の野菜で素敵な家庭菜園ライフを送りましょう!

夏はマスト!の「ナス」

夏の野菜といえば!で 定番のナス 。育てやすく、漬物から焼き料理、揚げ物まで料理にも使いやすくレパートリーも広がる野菜です。夏野菜カレーやそうめん用の天ぷらなど夏によく食べられる料理とも相性が良いです。

ナスに挑戦してみよう

ナスは夏に育てるには最適な野菜です。ナスの産地はインドなのは知っていましたか? 高温多湿を好むので、日本蒸し暑い夏にはぴったりなのです。 種から育てるのは家庭菜園の経験者向けで、苗から育てるのは初心者向けです。春の植え付シーズンの5月頃には苗で売られているのが多く見られますね。今回は苗から育てるコツを解説します。

ナスを育てるコツ

高温多湿を好む

ナスは乾燥に弱いので、水をたっぷりあげて下さい。 しかし、高温多湿を好みますが夏の日中にお水をあげるとお水が温まって暑くなりすぎてしまうので、水やりのタイミングとしては 早朝か夕方の気温が低い時間帯にあげるようにしましょう。 畝(うね)にマルチを張っていると土が保湿されるのでおすすめです。

※畝(うね)やマルチについて、以下の記事をご参考にしてください。

植え付け

本葉が7~8枚になったら植え付けのタイミングです。苗と苗の間隔は約50㎝開けて穴は浅めに掘ります。植え付けの直前には 穴に水を注いで十分土を湿らせてから植えて下さい。 土をふんわりと被せて植え付けは完了です。

支柱と間引き

ナスは倒れやすいので、支柱を立ててあげましょう。 支柱の立て方としては「2本仕立て」や「3本仕立て」があり、ナスも安定しやすいですが難しい場合は支柱1本のポピュラーな支え方でも家庭菜園なら問題ありません。 花が咲くころにメインの枝と強い側枝の2本を残して他は摘み取って下さい。 間引きをすることで栄養が残った枝によく届き、風通しも良くなるのでナスが育ちやすい環境になります。

ナスの簡単おすすめメニュー

あと一品欲しいときにちょうど良い、ナスの簡単メニューを紹介します。

ナスの揚げ浸し

味付けはめんつゆとしょうがのみの簡単メニューです。時間がない、忙しい日におすすめ。 しょうがが暑い日も食欲をそそります。

【材料2人分】

  • ナス:3本
  • めんつゆ:大さじ2
  • しょうが:適量
  • ネギ:少量

【作り方】

  1. ナスはへたをとって縦割りに切ります(大きさはお好みで)
  2. 軽く片栗粉をまぶす
  3. 油をしいて、揚げ焼きで焼く
  4. 揚げ焼きをしたナスにめんつゆ、ショウガを混ぜ合わせる
  5. お皿に盛り、最後にネギをちりばめたら完成

油を使った揚げ焼きですがしつこすぎず夏でも食べやすいです。男女共に人気のメニューなので是非レパートリーに入れてみて下さいね。

ナスのホイル焼き

火を使わないぱぱっと簡単メニュー。 チーズとマヨネーズを使ったナス料理なので、ナスが苦手な人も小さなお子さんにもおすすめです!ぱくぱくと箸が進みます。

【材料2人分】

  • ナス:1個本
  • 醤油:小さじ2
  • マヨネーズ:大さじ2
  • ピザ用チーズ:大さじ2

【作り方】

  1. ナスを輪切りにする
  2. アルミホイルにナスを入れ、マヨネーズと醤油をかける
  3. チーズをのせ、アルミホイルの口を開けたままトースターで焼く
  4. 焼き色がついたら出来上がり

鮮やかな「パプリカ」

赤、黄色、オレンジと色鮮やかなパプリカは、食卓を彩るポピュラーなお野菜です。ただ、スーパーなどでの販売価格はピーマンと比べると少しお高めではないでしょうか。家庭菜園で収穫できて気軽に使えると嬉しいですよね。パプリカは上手に育てば 夏から秋にかけて40個以上実がなる場合も ありますので挑戦をしてみて損はありません。

パプリカの栽培方法

畝作りのポイント

種からの栽培は、管理が難しいため苗から育てるのをおすすめします。 パプリカは湿度も乾燥も苦手なので畝は高めに作り、水はけを良くしてあげましょう。 かといって乾燥した土では元気がなくなるので乾燥対策としても「マルチ」で畝をカバーするとなお良いです。肥料が大好きなので、たっぷりと与え、途中でも追肥をして下さい。

整枝と支柱

パプリカは白っぽい花を咲かせます。最初に咲く花を“一番花”とも呼び、一番花が咲いたら 主枝と一番花のすぐ下の2本の枝を残して後は切り取ってしまいます。 整枝によりパプリカへ栄養が行きやすくなり、害虫の防止にもなるのです。また、パプリカは枝が弱く倒れやすいので支柱を忘れずに立ててあげて下さい。1本支柱を立てて結び付ければ十分です。

収穫時の注意点

パプリカの収穫は色が付いて完熟してから収穫するパターンと色が付き始めの未熟で収穫するパターンのどちらでも食用として収穫できます。

  • 未熟で収穫

未熟で収穫とは、色が付くのを待たず緑色のままでの収穫のことを言います。未熟で収穫したとしても、 置いておくだけでだんだんと色が付いて完熟になる ので心配いりません。

  • 完熟で収穫

完熟で収穫とは、赤や黄色などの色がパプリカの全てに色づいてからの収穫することです。気をつける点としてはパプリカは完熟するまで時間がかかるのでその間に雨に打たれて実が落ちてしまったり、痛んでしまう場合があります。なので 収穫するまでビニールで雨よけをしてあげる など雨よけ対策が必要です。

パプリカを使った簡単メニュー

肉厚のパプリカで副菜にもお弁当にも便利なメニューの紹介です。

パプリカのピクルス(酢パプリカ)

簡単に作れて美味しく、しかも ダイエット効果も美肌効果も期待できる一品です。

【材料:パプリカ1個使用分】

  • パプリカ:1個
  • 酢:200ml
  • 水:200ml
  • 塩:大さじ1
  • 砂糖:お好みで

【作り方】

  1. パプリカを食べやすい大きさに切り、保存用の容器に入れる
  2. 酢・水・塩・砂糖を鍋に入れ、沸騰させ火を止める
  3. 2が常温になったら1の瓶に入れ、冷蔵庫で冷やしたら完成

パプリカとツナのめんつゆ炒め

時間が無いときに本当におすすめ!ちゃちゃっと簡単に作れてしかも彩りも良しの優秀なメニューです。

【材料1~2人分】

  • パプリカ:1個
  • ツナ缶:1缶
  • めんつゆ:大さじ1

【作り方】

  1. パプリカをくし切り(細切り)にする
  2. ツナ缶とめんつゆと一緒にフライパンへ入れ炒めて完成

家庭菜園の野菜で食卓に彩りと栄養を♪

今回は、ナスとパプリカの栽培のコツとおすすめのレシピを紹介しました。まず、ナスを育てるポイントとしては

  • 高温多湿な環境で育てる
  • 植え付けは浅い穴で、50㎝ずつ感覚を開ける
  • 支柱は必ず立て、茎の間引きをする

次にパプリカの栽培のポイントは

  • 畝は高めに作り、水はけを良くする
  • 主要の枝以外は切り取り、支柱も忘れずに
  • 未熟でも完熟でも収穫できる

このように、ナスとパプリカそれぞれコツを掴めば元気に育ってくれるでしょう。お料理にも取り入れやすいです。本文で紹介した

  • ナスの揚げ浸し
  • ナスのホイル焼き
  • パプリカのピクルス
  • パプリカとツナのめんつゆ炒め

のレシピも是非試してみて下さいね!今年の夏は夏野菜を生活に取り入れ旬を感じてみましょう。

やってみよっか?

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