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【穏やかな秋はガーデニング日和♪】秋に楽しめるお花を育てよう!

春夏と温暖なシーズンが過ぎると涼しい秋が来ます。なんだか植物たちも冬への準備をしているように思え少し寂しく感じませんか。

しかし、秋は家庭菜園がまだまだ楽しめる時期です。そこでこの記事では秋に咲き誇る華やかな花の紹介をします。

秋でも花は楽しめる

秋でも家庭菜園で花を育て楽しむことができます。秋咲きの品種もたくさんあり 秋の訪れを感じさせると同時に花壇などを華やかに彩ってくれるでしょう。 空が高い秋の鮮やかな青と、美しい花のコントラストは美しく、見る人の気分を上げてくれることでしょう。

秋は育てやすい季節?

秋は夏に比べて 過ごしやすい気温で日差しも柔らかくなり、熱中症などのリスクも低く、家庭菜園をしやすい時期とも言えます。 人が作業しやすいだけでなく、植物も西日など強い日差しにさらされることが少なくなるので育ちやすくもあるのです。

虫も発生しにくく害虫被害が少ないので家庭菜園初心者にもおすすめの時期 でもあります。ただ、春夏と比べると太陽光を浴びる時間が少なくなってしまうので、いつでも日が当たりやすい場所で育ててあげると良いでしょう。

秋桜(コスモス)

秋の代表的な花ともいえる花、秋桜(コスモス)です。ピンクや白の淡く可愛らしい色と秋晴れの空とのコントラストがとても美しいです。

秋桜の特徴・花言葉

コスモスはキク科コスモス属で原産国はメキシコです。日本には幕末に渡ってきたと言われています。開花時期も長く、初心者でも扱いやすい品種です。秋に咲くコスモスは日が短くなると開花する短日性という性質の品種で、草丈は10㎝から大きく成長するものは1m以上にも成長し、通常で8枚の花びらを持っています。 細い茎と葉のコスモスが秋風に揺れる様子は美しく、秋の風物詩とも言われています。

白やピンクなどのコスモスはよく見かけるかと思いますが、他にも赤、黄色、茶色などの色の花を咲かせます。 色によって花言葉が異なります。白は「優美」「美麗」、ピンクは「乙女の純潔」、赤は「乙女の愛情」、黄は「野生の美しさ 」、茶は「恋の終わり」の意味を持っています。コスモスの華奢な見た目らしい可憐な花言葉が多いですね。

チョコレートコスモス

おすすめのコスモスの紹介します。キク科コスモス属に分類されるチョコレートコスモスという品種です。花言葉は「恋の終わり」「恋の思い出」と少し悲しい意味を持ちますが、 色はチョコレートのような色合いで、なんと香りもチョコレートのような甘い香りが漂うのです。

シックな色合いも他のコスモスと違うので、 花壇のアクセントにもなるでしょう。 チョコレートコスモスの品種はいくつかあり、ノエル・ルージュ、キャラメル・チョコレート、ショコラ、ストロベリーチョコレートなど、とても可愛らしい名前が付いています。

コスモスの育て方

コスモスは地植えでも鉢植えでもどちらでも育てやすいです。種から育てるのも難しくありません。

  1. まずは土の用意をします。土に焦土石灰と腐葉土と肥料を混ぜ合わせて慣らしておきます。植え付けの2週間前には作業をしておきましょう。 コスモスが好む水はけのよい場所を選びます。
  2. 種から育てる場合、まずはポットや鉢などから育てると発芽もしやすく成長も安定しやすいです。小玉の赤土玉と培養土を2:8の割合で混ぜた土に種を1つずつ離して植えていきます。だいたい3~4粒ほどでちょうど良いでしょう。 日向に置き、乾燥に注意しながら水やりをしてください。
  3. 種は直接土に植えてもよいですが、 成長過程で密になりやすく風通しも悪くなり互いに成長を止めてしまうので、様子を見ながら間引きをしましょう。 種は1箇所に3~4粒をまき、薄く土を被せます。種を撒いた箇所と箇所の間は約30㎝づつ間隔を空けていきます。
  4. 種が成長し、根もしっかりはるようになったら地植えに移ります。よく耕し堆肥をすき込んだ土に根の部分がすっぽり入る程度に穴を掘り、植え付けていきます。苗と苗の間は20~30㎝を目安にしていきましょう。
  5. コスモスの水やりは雨などの天候に任せ、 よっぽど土が乾かなければ水やりする必要はありません。肥料も植え付け後1~2ヶ月して元気が無い様子だったら与えましょう。やり過ぎるとコスモスが大きくなりすぎてしまうので注意が必要です。
  6. 草丈が大きくなりすぎるのを防ぎたい場合は摘心を行います。 茎の先端部分を摘み取れば大きく育つのを止めることができます。摘心後もまだ伸びているなと思ったらまた摘心を繰り返してください。

リンドウ

元々は野生の草花で、自分自身で成長し増えていく強さを持っています。リンドウが咲くことによって秋の訪れを感じる人も多いでしょう。

リンドウの特徴

リンドウ科リンドウ属の多年草です。秋に花を咲かせ、冬には地表部分が枯れてしまいますが根はしっかり残っているので一度植えれば毎年秋に花を咲かせてくれます。

小ぶりなベル形の花がぎゅっと集まったリンドウは草丈も15~20㎝ほどで可愛らしい印象の草花です。青い花びらが一般的ですが、他にも紫、ピンク、白などの花を咲かせたり背丈も1mを超えるものだったりとリンドウは種類によってそれぞれ個性があります。

リンドウの花言葉

リンドウは中国で「竜胆」と名付けられており、古くからリンドウの根の部分が生薬として利用されています。まるで竜の胆のように苦いことから「竜胆」と呼ばれ、リュウタンからなまりリンドウと日本で呼ばれるようになりました。

そんなリンドウの花言葉は病気に打ち勝つというイメージから「勝利」「正義感」という花言葉が付けられました。他にも「あなたの悲しみに寄り添う」「寂しい愛情」「悲しんでいるあなたを愛する」「誠実な人柄」などという花言葉も付けられており、群れずにたくましく自生している様子から付けられたとも言われています。

敬老の日のプレゼントにおすすめ

リンドウで「白寿」という紫と白の2色を組み合わせた花を咲かせる品種があります。 花言葉はずばり「健康と長寿を願う」という意味を持っており、 まさに敬老の日のプレゼントにぴったりの品種です。尊敬と日頃の感謝の意味も込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

リンドウの育て方

リンドウは苗から育てるのが簡単なのでおすすめしています。

  1. 育て方は地植えと鉢植えお好みの方を選んで下さい。土は腐葉土と肥料を混ぜたものか、赤玉土小粒と鹿沼土小粒を6:4を混ぜ腐葉土を少し加えたものを使って下さい。 リンドウは酸性土を好むので焦土石灰は必要ありません。
  2. 育てる時は水はけが良く、日差しの柔らかい場所を選びましょう。 また、リンドウは肥料が大好きです。植え付け時に肥料を与え、植え付け後1~2ヶ月経ったら追肥をして下さい。もしくは葉が黄色になったら肥料不足のサインなので肥料を与えてください。
  3. 水も1日に1回はあげてください。秋でしたら夕方にたっぷりと水をあげます。鮮やかなリンドウの花を咲かせてくれることでしょう。

秋でも諦めない!お花を楽しもう

秋の代表的な花ともいえるコスモスとリンドウの紹介をしました。

どちらも華やかな花を咲かせ、育てやすいので家庭菜園初心者でもおすすめです。コスモスとリンドウ以外にも秋の花はたくさんあります。涼しく育てやすい秋のシーズンはまだ終わらないので、花の栽培を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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