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大人の塗り絵でメンタルケア~自分時間を彩るコロリアージュ~

みなさんは「大人の塗り絵」をご存知ですか?

塗り絵というと、子供が遊ぶイメージがありますが、近年は大人向けの繊細なデザインや、有名な絵画の塗り絵など、ひとえに塗り絵といっても種類がとても豊富です。

お家時間が増えた2020年、2021年にチャレンジしてみたという方もいるのではないでしょうか?大人の塗り絵の火付け役はフランスで、海外では塗り絵の事を「コロリアージュ」といいます。

実際に私は母親にプレゼントをした事はあったのですが、自分自身ではやった事がなく、壁に飾る絵を探している時にふと、大人の塗り絵で気に入ったデザインを飾るのはどうかな?と思い、手に取りました。

そんな大人の塗り絵ですが、単に塗り絵を楽しむだけではなく、メンタルにも様々な嬉しい効果があるんです!

この記事では大人の塗り絵の魅力についてご紹介していきます。

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大人の塗り絵の嬉しい効果

「大人の塗り絵」は アートセラピー とも呼ばれているほど、メンタルケアに期待できるのが大きな特徴です。日頃のストレスからちょっと思考を外し、塗り絵に集中する事でストレス解消に繋がると言われています。

また専門家によると、色を塗る事に夢中になり、呼吸が自然と規則的になることで 自律神経を整える効果 もあるのだそう。手を動かす事で脳全体を使い、何色を使ってどこに塗ろうか考える事によって前頭葉も活発化されるそうです。

実際に効果として挙げられているのがこちら。

  • リラックス効果
  • ストレス解消
  • 自律神経を整える
  • イライラや不安の沈静化
  • PMS(生理前症候群)緩和
  • 認知症予防

このように様々な効果が期待できるため、デイサービスや介護施設などで認知症予防の一環として取り組まれたり、脳トレとして取り入れている方も多いようです。

絵を描く事が苦手な人でも大丈夫!レベルに合った塗り絵を選んで挑戦しよう!

種類豊富な大人の塗り絵ですが、その中でも様々なレベルがあります。自分に合った塗り絵を探してみましょう!

初心者の方におすすめ!

初心者の方なら、絵の面積が多い塗り絵から始めると、飽きる事なく続けやすいです。まずはシンプルに色を塗っていく作業に没頭してみましょう。

かんたんかわいいぬり絵帖
かんたんかわいいぬり絵帖

人気作家mizutamaの、かわいいイラストを集めたぬり絵本。少ない色使いでもかんたんにかわいく塗れるぬり絵がもりだくさん! 色えんぴつの使い方や模様の描き方も紹介。

中級者向け

中級者向けは、一つの絵の中に細かく模様が描かれたものを選ぶと、より達成感が生まれてくるでしょう。シンプルかつ複雑なデザインのものが多く、パッと目を引くので、塗り終わった絵をそのまま飾るのもおすすめ!

美しい模様の動物塗り絵
美しい模様の動物塗り絵

アミメ・キリン、ヒグマ、ニシゴリラ、ユーラシアカワウソ―野生の動物たちの姿が、美しい模様を用いて描かれた新感覚の塗り絵です。同系色で、あるいはまったく異なる色を使って…動物たちとの対話を楽しみながら、思い思いの色で彩色してみてください。

上級者向け

簡単な塗り絵では物足りない!という上級者の方は、紙一面に緻密に描かれたデザインを選ぶのがおすすめ。一冊の塗り絵ブックを時間をかけて完成させていくと、かなりの達成感がありそう!

物語のある美しい塗り絵 ロマンチック・ジャーニー
物語のある美しい塗り絵 ロマンチック・ジャーニー

牛のルルが鳥のニーナと一緒に恋を叶えるロマンチックな旅に出ます。
あべこべの街、かくれんぼの街、スイートな街を通って行き着く先は…
絵本仕立てのファンタジックで美しい塗り絵。

色を塗るための下準備

チャレンジしてみたい塗り絵を見つけたら、色を塗るための道具を揃えていきましょう! 使用する画材は、下絵となる塗り絵の紙質によって選ぶ のがポイント。

薄い紙なら色鉛筆やクーピーを選んで裏移りを避けるための下敷きを。厚手の紙なら絵の具にチャレンジしてみるなど実際に紙を触って確認してみましょう。

色鉛筆や絵の具は100均でも手に入るお手軽さが嬉しい!

着色に使うもの

  • 色鉛筆
  • 水性ペン
  • クーピー
  • 水彩絵の具

など

その他道具

  • 鉛筆削り
  • 下敷き
  • 消しゴム(練り消しゴム)

いざ塗り絵スタート!時間を忘れて没頭してみよう

道具が揃ったら早速色を塗っていきましょう。塗り絵が上手な方の意見を参考に、コツをまとめてみました。

グラデーション :同系色を3色ほど重ねてグラデーションにする。ベースに1番薄い色→濃い色→中間の色→1番薄い色

練り消し :練り消しで色の濃さを調整(濃い部分にポンポンあてるようにすると色に柔らかさが出ます)

くるくる描く :一方向に塗るのではなく、くるくると細かい円を描くように色を塗る

鉛筆削り :緻密な部分も塗りやすいように、色鉛筆は常によく削っておく

寝かせて描く :色鉛筆は立たせるのではなく、寝かせ気味に優しく描く

細部から :細かい部分から塗る。はみ出してしまっても後からカバーできる

輪郭の内側から :絵の輪郭の内側から色を塗る。外側から塗ると色の境目がハッキリしすぎてしまい、絵が幼い印象になってしまう

丁寧にゆっくりと :1日で終わらせようとしない。ゆっくり時間をかけて丁寧に塗っていく事で細やかなタッチの作品になる

コツを参考にしながら出来上がった塗り絵がこちら!

細かいところのグラデーション部分が難しかったですが、塗り終わった後の達成感が嬉しい!

奥深い大人の塗り絵の世界

今まで塗り絵は色を塗り潰せばいいだけだと思っていたのですが、実際に色を塗り始めてみると、「もっと陰影をつけたい!」や「やわらかく見せたい!」など色々こだわってみたくなりました。

没頭し無になれる事で、普段の生活から思考が解き放たれる気がします。

お家で手軽に始められる新しい趣味として、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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