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チョコレートの概念を覆す⁉︎美容にも健康にもいい♪手作りローチョコレート

チョコレートってなんとなく身体に悪い、子供に与えちゃいけない、という認識がありませんか?

しかし、ロー(Raw)生に近い状態のチョコレートは、むしろ食べることによってたくさん身体に良いことが起こるんです!

そんなカカオの秘密、実は家庭でも簡単に取り入れる事ができるんです。

今回はローチョコレートの魅力と、家庭でできる「ローチョコレート作り」についてレポートします。

普通のチョコレートとなにが違うの?ローチョコレートに含まれるうれしい成分

ローチョコレートとは

46℃以下で発酵・加工された生のカカオ豆を使用し、低温加熱で作るチョコレートのことです。

ローストしていない生カカオや天然の食材、スーパーフードを使用したローチョコレートは、ビタミン・ミネラル・酵素がたっぷり。

アンチエイジング効果のある抗酸化作用も高く、まさにサプリ感覚で頂けるおやつなんです。

カカオに含まれる栄養素は熱に弱いため、46℃以下で調理する事によって損なうことなく摂取できます。

以下、ローカカオに含まれる主な成分です。

フェニルエチルアミン(PEA)

恋愛をした時の感覚を呼び覚ます「ラブケミカル」とも呼ばれる成分。体内でも生成される物質で、集中力がアップしたり食欲を抑制する働きがあります。

アナンダミド

お風呂に浸かった時のような、幸福感をもたらす神経物質。アナンダミドが分泌されると幸せな気持ちになります。

トリプトファン

必須アミノ酸の一つで、日中は脳内でストレスを和らげてくれるセロトニンに変化し、夜は睡眠を促すメラトニンに変化する栄養素です。

オメガ6脂肪酸

必須脂肪酸の一つで、血中のコレステロールの濃度を下げると言われています。

他にもローチョコレートには緑茶の4倍のポリフェノール・ビタミンE・ビタミンB6など栄養素が豊富!

市販の焙煎したカカオ豆から作られたチョコレートには、これらの栄養素は入っていません。

低温加熱によって丁寧に作られたローチョコレートだからこそ、得られる特権なのです。

材料が揃えば簡単にお家で作れる!

栄養豊富で魅力的なローチョコレートですが、普段、店頭ではなかなか巡り会う事ができません。

それは、チョコレートを大量に生産する過程でカカオ豆を100℃以上の高温でロースト加工してしまうので、そもそもローではなくなってしまうからです。また、原材料も天然食材やスーパーフードを使用するので、コスト的にも市場に出回りにくいとされています。

ですが、最近ではAmazonなどのネットショップでローチョコレートの原材料を全て揃える事ができるので、材料さえ揃えば自宅で作る事が可能なんです。

今回は、ギルトフリーコーディネーターの相馬絵美先生に基本のローチョコレートと、応用を効かせたローホワイトチョコレートの2種類の作り方を習いました。

基本のローチョコレート

基本のローチョコレート 2〜3人分

ローカカオバター…65g

ローカカオパウダー…35g

オーガニックメープルシロップ…38g

塩…少々

※カカオバターの結晶化を防ぐため、加える材料は常温に戻しておきます。

1. カカオバターを刻み、湯煎で溶かします。

2. 1にカカオパウダーをふるい入れ、完全に混ざるまでかき混ぜます。

3. メープルシロップと塩を加え再び混ぜ合わせます。(塩は甘さを引き立てるために入れるので匙加減で大丈夫です)

4. 型に流し込み、冷蔵庫で約1時間半程度、冷やし固めます。

※3と4の間にテンパリングを行うと、より滑らかで艶があるチョコレートが出来上がります。(テンパリングについては、後記します。)

ローホワイトチョコレート

ローホワイトチョコレート 2〜3人分

ローカカオバター…50g

ローカシューバター(同量のローカシューパウダーでも可)…10g

アガペシロップ…15g

塩…少々

バニラパウダー…少々

好みの色付けパウダー(各色ごと)…適量

・ピンク…クランベリーパウダー

・ブルー…スピルリナブルーパウダー

※ 今回のレシピはこの2種を使用しています。

1. カカオバターを刻み、湯煎で溶かします。

2. 1の液状になったカカオバターに全ての材料(色付けパウダー以外)を合わせてフードプロセッサー又はミキサーに1分ほどかけます。

3. テンパリングを行います。※下記に別途説明あります。

4. テンパリングをした3から色付け用に少量取り分け、そこに色付けパウダーをお好みの色味になるまで少しずつ加えていきます。

5. 型に色付け用のチョコを絵の具を塗る感覚で好みの分量を流し込み、その上から色付けをしていないホワイトチョコを流し込みます。決まりはないので、楽しみながらオリジナルのカラーチョコレートを作ってみてください。

6.冷蔵庫で約1時間半程度冷やし固めます。

ここでワンポイント!「テンパリング」とは

チョコレートに含まれるカカオバターの粒子を安定させ、融点を同じにして滑らかで口溶けの良いチョコレートにする作業の事を「テンパリング」といいます。

チョコレートの温度を上げたり下げたりすることで、バラバラのカカオバターの粒子を結晶化させて均一にします。テンパリングをする事によって型から外しやすくなります。

1. 液状のチョコレートを湯煎にかけて48℃にします。

2. 氷水の上に移し28℃まで下げます。

3. 再び湯煎にかけ33℃に温度を上げます。

(急激に温度変化しやすいので、調理用の温度計で常に温度をチェックしましょう)

ローチョコレートで心も身体も健康に

ローチョコレートを食べるようになってから1番感じた変化は、罪悪感なく食べられて、日々の生活に「幸せを感じるタイム」が増えた事です。

ダイエット中でも食べられるし、子供がチョコを欲しがってもローチョコレートならむしろどうぞ!という気持ちにさえなります(笑)

たくさん作ってお友達にもお裾分けするのも良いですね。

ぜひ、材料を揃えて週末のお菓子作りなどでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

出典元

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