キャンプで親子クッキング|かんたんおいしいレシピ
キャンプの楽しみはなんといっても食べること。大人はおつまみとお酒を頂き、子どもはBBQをすることが多いかもしれません。けれどせっかくのアウトドアだから子どもにお料理させてみませんか。時間がたっぷりあるアウトドアだからこそゆっくり子どもを見守りながら、普段させてあげられないことを!おすすめレシピもご紹介します。
キャンプの楽しみは食べること
外で頂く食事はなんでもおいしいものですね。空気や景色もごちそうのひとつでしょう。テントの設営や焚火の火起こしが終わったら、椅子やテーブルを出してすぐに何か食べたり飲んだり。日が沈むまでのんびりと過ごすのがキャンプの醍醐味でもあります。
子どもとキャンプを更に楽しむには、子どもにも役割や仕事を与え一緒に準備すること。そうすることで更に期待感が高まり、親子で盛り上がることでしょう。
子どもと一緒にどんな準備ができるでしょうか。
一緒にキャンプ飯のメニューを考える
キャンプでどんなものを作って食べたいか一緒に考え、書き出してみましょう。いつものBBQやカレーなどの定番メニューはもちろん、子どもの好きなハンバーグやスパゲティ、焼くだけ・切るだけ・茹でるだけなどの簡単なメニューも良いですね。
インターネットで「キャンプ飯 かんたん」等のキーワードで検索すると簡単で見栄えもよくおいしいレシピがたくさん出てくるので、参考にしてみましょう。
必要なもの一緒に準備・買い物しよう
自宅はもちろん、自宅以外の場所でBBQやキャンプをする場合は現地の近くのお店でお買い物をすることになるかもしれません。必要な材料や準備するものを子どもと一緒に考えてメモしておきましょう。もちろん買い物を一緒にすると更に子どものやる気もアップしますね。
考えて準備するところからスタートすれば、子どもも自主的に楽しめるのではないでしょうか。大人がやった方が早いことがたくさんありますが、アウトドアを楽しむ日は様々な経験をさせるチャンスでもあります。
いつもでなくても、時々は準備から子どもも参加させてみましょう。
正しい使い方と危険なことをしっかり伝えよう
ナイフのどちら側が刃で切れるのか、どんな持ち方や切り方をするのかなど、ある程度教えてあげたら後は子どもに任せます。
意外と子どもは慎重に扱うものですよね!怪我をしてしまっても、多少なら経験と思っても良いのではないでしょうか。
お料理は工程や手順、下準備が大切なので、とても頭を使う仕事です。ちょっと難しいこと、危険なことは、子どもにとってとても大きな刺激となるはず。たくましく成長してくれることでしょう。
子ども専用のナイフを用意してあげよう
子どもの手のサイズに合ったナイフを用意してあげましょう。「これは●●ちゃん専用のナイフだよ」と渡される特別感に、きっと大切に扱うはず。100円ショップのナイフでも良いのです。しっかり研いで切れるようにしておいた方がかえって安全です。
ある程度教えたら黙って見守ることも大切
危ないことをしていたり、やり方が違うとついつい「違うでしょ?こうやるんだよ」と作業の途中で声を掛けたくなりますね。ですが作業をしているときは黙って見守りましょう。
終わってから、「こういう風にすると危なくないよ」とそっと教えます。
子どもが集中し、取り組むことで満足感や達成感を得ることが大切なので、できる限り見守ってあげることが成長や楽しさにつながりますよ。
子どもも大人もおいしい!キャンプ飯レシピ
切るだけ・茹でるだけ・火にかけるだけでできる、簡単でおいしい!キャンプならではのアイテムを使ったレシピをご紹介します。
茹でるだけ!白玉ぜんざい
【材料】
- 丸餅 お好みの量
- ゆであずき缶 1缶
- 茹でるための水
【作り方】
- お湯を沸かし、丸餅を茹でて柔らかくなったら水に取り冷やします。
- あずきをかけて完成!
【ポイント】
子どもの作業は、お湯を沸かす・餅を入れて茹でる・餅を取り出して冷やす・あんこをかける、のみです。けれどとってもおいしい!餅をお湯に入れる時、はねるのでスプーンに餅を載せてからお湯に入れることをオススメします。
切るだけ!ハッセルバッグポテト
【材料(4人分)】
- じゃがいも 4個
- ベーコン 4枚程度
- 溶けるチーズ 4枚
- 塩コショウ 少々
- 割りばし
【作り方】
- 割りばしを割り、その上にじゃがいもを置き、ナイフで切り込みを入れる。
- じゃがいもの切れ目にベーコンを適度に挟み込み、塩コショウしたらチーズを載せ、アルミホイルでフタをする
- 火にかけ、じゃがいもが柔らかくなったら完成!
材料を混ぜるだけ!チョコチップケーキ
【材料】
- ホットケーキミックス160グラム
- 卵1個
- 牛乳100CC
- チョコチップ1袋
- クッキングシート
- メスティン(100円ショップで500円前後で販売している飯ごうです)
- 固形燃料(20分~25分)
【作り方】
- 全ての材料をビニール袋(ジップロックなど)に入れてもみながら混ぜる
- 袋の下の角を一か所切り、クッキングシートを敷いたメスティンへ入れる
- 固形燃料に火を付け、火が消えるまで火にかける
- フタの部分を下にし、10分ほど蒸らして完成!
【ポイント】
メスティンはアルミ製品のためくっつきやすいのでクッキングシートを底や側面に敷き、具材の上にも一枚載せておきましょう。こうしておくことで完成したとききれいにホットケーキを出すことができますよ。
まとめ
キャンプで子どもにお料理をさせる体験はきっと一生モノの思い出になるはず!本格的なお料理は準備や味付け、工程が大変ですが、こんなに気軽なお料理なら楽しめることでしょう。しかも食べるのもとってもおいしい!
ぜひお子さんと一緒にキャンプでお料理を楽しんでみませんか。
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