カメラ好きママが教える！初心者も一眼レフで上級者のような撮影を（玉ボケ・背景ボケ）
夜景や波光など、光をぼかすと丸い形になる「玉ボケ」というぼかし方をご存知でしょうか。幻想的でふんわりとした玉ボケは、実はちょっとしたコツで表出させることができるのです。玉ボケができる対象物を探して、きれいな玉ボケ写真を写すコツをご紹介します。
何を玉ボケさせる？対象物を見つけて
玉ボケとは光の源「光源」からピントを外し、ぼかすことでできる現象です。
手前の被写体にはっきりとしたピントを合わせることで、背景がぼけ、そこに光があることで玉ボケをします。
玉ボケ写真は、背景ボケと、光ボケが一緒になったとてもロマンチックな写真であり、上級者っぽい雰囲気も感じられます。
写すためには、まずは、玉ボケできそうな光を見つけてみましょう。晴れた日の海や葉っぱなどに反射する光、夜景、雨のしずくなどが適当でしょう。
また、街頭や自動販売機、信号機、車のヘッドライトでも玉ボケ写真が写しやすいんです。
玉ボケさせる光源を見つけたら、どんな設定や撮影方法が良いのかポイントをご紹介します。
玉ボケ、実は簡単！
玉ボケ写真を撮る3つのポイントはコレ！一眼レフカメラがあれば是非トライしたい設定方法をご紹介します。ぜひトライしてみましょう。
Ｆ値を一番小さく
F値は数値を下げるとピントの合う範囲が狭くなります。数値をあげるとピントの合う範囲が広くなり、ボケ写真を写しにくくなります。また、F値が1.8～2.8となる単焦点レンズだとボケ写真を撮りやすいので、手前にある被写体にピントを合わせ、背景を大きくぼかしてみましょう。
Aモード（絞り優先）に設定
絞り優先モードのAモードに、オートフォーカスのカメラの場合はマニュアルフォーカスに変更しましょう。ピントは自分で手前にある被写体に合わせ、背景をぼかして写してみましょう。
望遠レンズを使う
交換レンズを持っているのなら、単焦点レンズ、または望遠レンズで写しましょう。望遠レンズの場合は被写体から離れ、手一杯ズームします。そうすることで、背景がぼけた写真が撮れるはず。背景に光があれば玉ボケ写真を写せることでしょう。
レンズにフィルターをつける
amazonなどのインターネットショップでは、カメラのレンズに取り付け、玉ボケ写真を写すためのフィルターが販売されています。光を丸くぼかすのはもちろん、クロスやハート、星柄やツリーなど、様々な形の玉ボケを作ることが簡単にできるのです。
そのようなフィルターをレンズに取り付けて撮影する場合は、オートフォーカスではなくマニュアルフォーカスに切替えて写しましょう。
幻想的でロマンチックな可愛らしい玉ボケ写真が撮れますよ。
また、レンズに取り付ける「クロスフィルター」という商品もあります。クロスフィルターには、光から星のように拡散線が出る光条効果フィルターや、プリズム効果フィルター、プリズム効果フィルター、など様々な効果を期待できるものもあります。
お値段もリーズナブルな上、効果的な光のボケ写真を簡単に写すことができるので、多くの人が使っていますよ。
レンズに取り付ける場合のフィルターを購入する際は、取り付けたいレンズのサイズをよく確認してから購入しましょう。
まとめ
幻想的な玉ボケ写真を写すポイントをご紹介しました。写真の構図内全てにピントを合わせず、背景をぼかすことで写すことで玉ボケ写真が作れます。
ロマンチックな光の雰囲気を感じられる玉ボケ写真を写すことに憧れている人も多いのではないでしょうか。
写真の撮影技術はすぐに上達しませんが、ロケーションや構図、設定などを駆使し、繰返しシャッターを切ることで自分の思い描くイメージを写真にすることができますよ。
また、ときにはボケ効果を期待できるレンズフィルターを使って楽しむのも良いですね！
ぜひ、トライしてみましょう。
やってみよっか？
