2022年開通!西九州新幹線「かもめ」の最新搭乗レポート
2022年開業し話題になった西九州新幹線「かもめ」。
長崎~武雄温泉間を通る最新の新幹線です。今回、西九州新幹線で旅をしに、長崎を訪れてみました。
この記事では、搭乗ルートや車内の雰囲気など最新の「かもめ」をレポートしたいと思います。
かもめとは?
2022年9月23日開業した西九州新幹線 。博多駅〜長崎駅間を最速所要時間1時間20分で移動できるようになりました。
しかし一本でなく、「かもめ」「リレーかもめ」の二本で「武雄温泉」駅で乗継ぎしなければなりません。
全面開通はまだ先という予定のようです。便利になったのは間違いないですが、最終的にどのようなルートになるのか気になりますね。
かもめ搭乗前のチェックポイント
かもめの切符の買い方
JR九州のHPからあらかじめ予約しておくと、購入はとても便利です。登録が必要ですが、予約しておくと割引切符もあるためとてもお得と言えるでしょう。
しかし、その場合は JR九州内の窓口や自動券売機で切符を引き取る必要があります。
私はJR博多駅で切符を引き取ったのですが、休日の昼間だったこともありとても混雑していました。
引き取りは自動券売機で可能ですが、私を含め観光客で慣れていない操作のため時間がかかっているようです。
10分ほど列に並び、切符の引き取りに成功しましたが、この時 予約に使用したクレジットカードが必要だったので注意が必要 です(予約時にも予約に使ったクレジットカードが必要になる旨は通知があります)。
予約番号だけではなく、クレジットカードそのものを機械に通す必要があった ので忘れないようにしましょう。緑の窓口でも引き取りができるようですが、こちらはさらに行列でした。
乗継の時間を迷っているという方は、 切符の引き取りにも時間がかかることを前提として余裕をもってスケジュールを組みましょう。
お弁当・お土産は長崎駅隣接の「かもめ市場」で購入がおすすめ
長崎駅隣接の「長崎街道かもめ市場」では、長崎名物を中心に食事も購入できるようになっていました。
アジフライサンド、ミルクセーキ、角煮まんなど、最後まで長崎のご当地グルメを堪能 しましょう。
カステラなどの定番土産もここで購入できるので、ご自宅用やお土産用におすすめ。
小さいサイズを自分用に購入しておやつにするのもいいですね。
またぜひチェックしておきたいのが、 ここで購入できる「かもめ」のグッズ 。
お子さんや電車好きの方はぜひチェックしてみて下さい。
かもめの車体がかっこいい
長崎駅はこのようにとっても綺麗でモダンな感じになっています。光を取り入れた明るい印象ですね。
搭乗までは東海道新幹線などと違いはありません。 かもめがホームに入ってきてからも車内の清掃などがあり、すぐには搭乗できない ので注意してくださいね。
かもめの車体はスタイリッシュでかっこいいと評判です。
かもめ搭乗レポ
今回は長崎駅から博多駅まで、「かもめ」「リレーかもめ」に搭乗してみたのでレポしてみたいと思います。
かもめのシートレポ
かもめの車内は 和洋折衷のクラシックでモダンなスタイル 。
今回は普通の指定席ですが、どこも新しくてきれいです。足元もかなり広く、キャリーケースを足元に置いても問題ありません。
揺れも少なく、とっても快適に過ごせます。かもめに乗っている時間は短いので、しっかり堪能して楽しみましょう。
リレーかもめへの乗り換え
武雄温泉駅に到着すると、かもめからリレーかもめに乗り換えです。この二本は武雄温泉駅の同一ホームで接続しています。
乗り換え自体はとてもスムーズ です。同一ホームでほとんどの方が乗換をするので、乗り間違えることや乗り過ごすこともないと言えるでしょう。
リレーかもめのシートレポ
リレーかもめは、新幹線ではなく「特急」 です。もともとある線路を走るので、かもめに比べると揺れがあります。
リレーかもめの車両は、さまざまな種類があります。詳しく言うと787系と885系と783系があるそう。
今回乗り換えた車両は787系でした。この車両はリレーかもめで最も多い車両だといい、元々は特急「つばめ」として運転されていたもの。
787系は九州新幹線開業後、九州各地で運転されているそうです。
特急だけあって、かもめに比べると少し窮屈な感じがします。 足元にはフットレスト がありますが、もしキャリーバッグなどを持っていたら邪魔になってしまうかもしれません。
「かもめ」でアクセスしやすくなった長崎を旅行しよう
長崎は異国情緒あふれる街。グラバー園などの洋館めぐりや、中華街でグルメに舌鼓。坂の上からの絶景を眺めたり、夜景を眺めたりと1日では周り切れないほどの観光スポットがあります。やりたいことがたくさん見つかりそう。
最後にはカステラなどの長崎名物や「かもめ」グッズをお土産にしたりと、喜んでもらえそうな品物をお持ち帰りしてはどうでしょうか。
一人でも友人とでも家族とでも満喫できる、おすすめの街です。かもめ開業でいままでより近くなった長崎を楽しみましょう。
出典・参考
やってみよっか?