【8月27日はジェラートの日】ローマの休日が由来?ジェラートの魅力と日本でも食べられる本格店を紹介!
夏になるとひんやりスイーツが食べたくなりますよね。
8月27日はジェラートの日。せっかくだからおいしいジェラートを食べてみませんか?
いまでこそ日本にも普及したジェラートですが、ジェラートが世界に広まったのは実は映画がきっかけだったんです。
ジェラートの由来や映画との関係、そして日本の本格派ジェラート店をご紹介します。
ジェラートの日とは?
ジェラートの日は日本ジェラート協会がジェラート業界が一致団結し盛り上がっていくための象徴として制定した記念日。
8月27日は、 映画「ローマの休日」の公開日 だったことから決まったといいます。
では一体なぜローマの休日が関係するのでしょうか?次のトピックで詳しくご説明していきます!
ジェラート日の由来になったあの有名映画
1953年(昭和28年)8月27日に公開された映画、 「ローマの休日」 。
有名な映画なので一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
映画の中で主人公の オードリー・ヘプバーン 演じる アン王女 が、ローマのスペイン階段でジェラートを頬張るシーンがあります。このシーンを見て「同じ場所でジェラートを食べたい!」と思った方も多いそう。ジェラートという食べ物が世界中の人々に知れ渡った瞬間でもあります。
そしてジェラートはローマの象徴でもあり、観光客の憧れのデザートとなりました。
しかし、 実は現在ではスペイン階段でジェラートを食べるのは禁止に。
2012年に定められた法律で、ローマでは歴史的建造物周辺での飲食が禁止になりました。
実際は大勢の観光客でごった返して歩くことすら大変になったこと、ゴミのポイ捨てなどが背景にあるようです。
また、2019年からは スペイン階段に座ることも禁止に!最大罰金400ユーロがかかる というので気をつけましょう。
ジェラートとは?
イタリア語で「凍った」という意味のジェラート。主に果汁、牛乳、砂糖、卵白など混ぜ、空気を含ませて凍らせて作ったデザートです。
ジェラートは新鮮なフルーツなどが人気のフレーバーのため、 アイスクリームに比べて、コクがあるのにさっぱりした味わい だというイメージを持つ人が多いでしょう。
発祥はイタリアのフィレンツェと言われています。
フィレンツェの大富豪メディチ家の令嬢とフランスのオルレアン公の婚礼の席で、フィレンツェのアイスクリーム職人がレモンやピスタチオなどさまざまなフレーバーのジェラートをつくったことがきっかけでフランスへ、そこから欧州へと繋がっていったそうです。
有名ジェラートショップを紹介!
海外のジェラートショップ
本場イタリアでは、街を歩いているとあらゆるところにジェラテリア(ジェラート専門店)があります。いつも列ができている店もあり、観光客だけでなくもちろん地元民も多いです。
ジェラートというと女子や子供が好きそうなイメージもあるかもしれませんが、一人でまったりジェラートを食べている男性もたくさんいますよ。
ジェラートショップもそれぞれの お店によって空気の含有率、そしてオリジナルのフレーバー などこだわりがあるそうです。
giolitti
giolitti本店はローマのスペイン階段の近くにある老舗のジェラート店。1900年創業で、現在は4代目だといいます。先述した 「ローマの休日」でアン王女が食べていたジェラートは、実はgiolittiのもの 。質の高さからイタリア王室御用達になっているそうです。
そんなgiolittiですが、日本に進出!国内でも本場の味を味わえるのは嬉しいですね。
Amolino
Amolinoは お花の形 が印象的なジェラートショップ。丁寧に花弁のかたちに盛り付けて提供してくれる、見た目の可愛さが魅力です。
残念ながらアジアや日本にはないのですが、ヨーロッパを中心にかなりの店舗数を誇ります。もし機会があればかわいいお花のジェラートを食べてみて下さいね。
日本の有名ジェラートショップ
今回は日本で食べられる有名ジェラートショップをご紹介します。おいしいジェラートショップを探しているという方、ぜひ参考にお出かけしてみて下さいね。
バールジェラテリア アンティカ(BAR GELATERIA ANTICA)【東京】
日本で最初のジェラート のお店は、バールジェラテリア アンティカ(BAR GELATERIA ANTICA)。1987年に開店した東京・玉川高島屋にあるお店です。イタリアのジェラテリアをそのまま日本に持ってきたというのがコンセプトで、作りたてのジェラートが魅力。本場の味を味わえます。
SUGiTORA【京都】
SUGiTORAは本格的なジェラートが楽しめる、ジェラート専門店。商店街にあり訪れやすいのもポイント。ジェラートだけでなく見た目にも工夫が凝らされていて、思わず写真を撮りたくなるような美しいパフェも提供しています。京都観光の合間に、本格的なジェラートを食べたくなった時にはぴったりです!
BABBI【京都】
イタリアのウエハースブランド「BABBI」のジェラートショップが京都にあります。季節の果物をふんだんに使用したジェラートはどれも見た目も鮮やかで楽しめます。BABBIでは 夏限定で川床席が登場!
川床は高級店のみというイメージがあるかもしれませんが、そんな中手ごろな値段で川床が利用可なのは嬉しいポイントです。川床でまったり、おいしいジェラートを味わいましょう。
FAR EAST BAZAAR
FAR EAST BAZAARはアラビアンがコンセプトのお店。ドライフルーツやナッツの量り売り、そしてジェラートも提供しています。全国に店舗があります。独特の 「花蜜ミルク」や「デーツ」 などのフレーバーは他にはないおいしさ!ジェラートの通販もあるのでお家でもたのしめます。
ジェラテリア テオブロマ【東京】
人気チョコレート店「テオブロマ」が手がけるジェラートの専門店。チョコレート系のフレーバーが食べたいというならナンバーワンかも!という評判です。こだわりの素材で、毎日作りたてのジェラートが食べられるお店。 チョコ好きにおすすめ です。
サバティーニ
リストランテ・サバティーニは正統派イタリア料理店。 ミシュランの星を獲得したこともあるという実力店です。そのサバティーニが監修するジェラートのセットが、通販で楽しめます。
さっぱりしているのに甘みや食感が絶妙でとってもおすすめです。
マリオジェラテリア【東京】
マリオジェラテリアはジェラート専門店。昔ながらのジェラート製法にこだわり、 日本人が好きな甘すぎずしつこくない味わい を大切にしているといいます。たくさんのフレーバーを開発し、コンテストで賞も受賞。
実店舗は東京にしかありませんが、通販でも多くのフレーバーが販売中なので、気になる方はぜひチェックしてみましょう!
暑い夏はジェラートを食べよう
ひんやり冷たいジェラートは暑い夏の癒しにもなります。
今はおうち時間を楽しみたいという方にも、取り寄せできるジェラートがたくさんあるのでお気に入りを見つけてみて下さいね。取り寄せのジェラートは到着を待つ間もわくわく、取り分ける必要もないのでひとりでも大勢でも楽しめるおすすめのスイーツです。
ジェラートを食べてこの夏を涼やかに過ごしてみませんか?
やってみよっか?