アンマンの街は、紀元前10世紀頃からあり、長く栄えてきました。一時は戦乱によって荒廃しましたが、ヨルダンの首都に制定されてからは、急速に発展しています。 ヨルダン国内で最も人口が密集する地域です。 現代的な建物と昔ながらの建物が共存し、独特の景観を保っています。イスラム教徒が多数派を占めますが、付近にキリスト教の聖地があるため、キリスト教徒も巡礼の際に訪れます。坂道が多いため、歩きやすい靴が必須です。
歴史
古代エジプト時代、ローマ時代、一時期の衰退を経て、オスマン帝国の時代になって再び栄えるようになりました。アンマンの街が建設された当初は、アンモンと呼ばれ、プトレマイオス朝期には、フィラデルフィアとギリシア語で呼ばれていました。ローマ時代には、キリスト教の聖堂が建てられましたが、イスラム教の普及により、聖堂の多くはモスクになりました。19世紀以降、イギリスの委任統治を経て、現在の都市の基盤が整備されました。
見どころ
アンマンの街には昔ながらの市場があり、飲食店やみやげ物店、衣料品店が所狭しと並んでいます。多くの人が訪れ、市場の活気を楽しんでいます。ローマ劇場、キングアブドゥッラーモスク、ヨルダン考古学博物館、と見どころもいろいろあります。街はコンパクトなので、一日あれば十分に観光することが可能です。街の中にはいくつもの丘があり、丘の上に出ると、アンマンの街を一望できます。丘の上から見渡す景色は圧巻です。