ヒッポドローム (観光情報) (観光情報) | イスタンブール観光 VELTRA(ベルトラ)
観光情報

ヒッポドローム

ヒッポドロームは、ヨーロッパとアジアの文化が交わる国、トルコ共和国最大の都市であるイスタンブル、その中心部の旧市街にあります。周辺地域はイスタンブルの歴史地区という名で世界遺産に登録され、多数の歴史的建築物・遺跡などがあり、観光スポットとして多くの人々が訪れています。ヒッポドロームはその中でも特に有名なブルー・モスクとアヤソフィアに挟まれる形で存在するスルタンアフメット広場にあり、それら建築物と合わせて見て回ることができます。
歴史
ヒッポドロームは、古代の競馬場を意味し、ギリシア語の「ウマ」を意味するhipposと「道」を意味するdromosを組み合わせた語です。その発祥は古く、紀元前まで遡れると言われています。記録に残るのは203年、時のローマ皇帝セプティミウス・セウェルスが戦車競走などの競技場としてこの競馬場を建設したとあります。そして324年、コンスタンティヌス1世がここに遷都し、コンスタンティノープルと呼ばれる頃には、10万人を収容できる施設になっていたそうです。東ローマ帝国時代を通してこの競馬場は市民生活の社会的中心で、競馬場では年間100日以上、1日に何レースもの戦車競走が開催され、莫大な金額が賭けられたと言われています。今は三本のオベリスクを残しその面影はあまりありませんが、広場のその大きさが当時の規模を思い起こさせます。

見どころ
現在はスルタンアフメット広場として観光の起点、市民の憩いの場として使われているヒッポドロームですが、ただ休むだけではなく、ぜひとも今に残る3本のオベリスク、蛇の柱、テオドシウス1世のオベリスク、コンスタンティノス7世のオベリスクを見ていってください。特に紀元前1490年から存在し、その由来を遙かエジプトにまで遡るテオドシウス1世のオベリスクは、今も20m近い高さが残っており、また、刻まれたヒエログリフも時代を感じさせてくれます。

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ヒッポドロームは、ヨーロッパとアジアの文化が交わる国、トルコ共和国最大の都市であるイスタンブル、その中心部の旧市街にあります。周辺地域はイスタンブルの歴史地区という名で世界遺産に登録され、多数の歴史的建築物・遺跡などがあり、観光スポットとして多くの人々が訪れています。ヒッポドロームはその中でも特に有名なブルー・モスクとアヤソフィアに挟まれる形で存在するスルタンアフメット広場にあり、それら建築物と合わせて見て回ることができます。