第二次世界大戦に突入すると、ナチス政権はヨーロッパにおけるユダヤ人の大幅な迫害を開始しました。犠牲になったユダヤ人は100万人以上に及ぶと言われています。東ヨーロッパに暮らすユダヤ人はゲットーに隔離され、その後収容所に送り込まれて強制労働を強いられたり、殺害されました。ワルシャワのゲットーのユダヤ人は1943年4月19日から5月16日にかけ、ナチス政権に対して武装蜂起を起こしましたが鎮圧され、その後ほとんどが強制収容所等に移送され、ゲットーは解体されました。この跡地に建てられたこの記念碑は、1970年12月7日に西ドイツ首相であるヴィリー・ブラントが公式訪問した際に、ひざまずいて哀悼の意を示したことでも有名です。
ワルシャワで必ず訪れたい場所のひとつとされ、毎年多くの人が祈りを捧げています。現在のワルシャワは、現代的な建物が建ち並ぶ、人々が自由に行き交う美しい町ですが、悲しい過去とそれに勇敢に立ち向かった英雄たちを感じることのできる場所がいくつもあります。そのひとつとして有名なのがこのワルシャワゲットー記念碑です。過去の過ちをくり返すことがないようにもこの記念碑を訪れて、平和とは何か改めて考えてみるのも良いでしょう。
英語での案内でしたが、わかりやすい英語でゆっくりと観光時間をとってくれました。
観光時間もちょうどよく、満足な観光内容でした
結構ハードなツアーですが、その分コストパフォーマンスは抜群です。移動と施設のツアーはシステマチックに分業されており、参加者は身を委ねていれば良いです。