オランダの中世から現代までの歴史と芸術、ヨーロッパの主要芸術とアジア芸術の美術館です。17世紀のオランダ黄金時代のオランダ人画家レンブラント、ロイスダール、フェルメール等の傑作2,000点以上を収蔵しています。オランダで最もよく訪れられる、また、世界でもトップ20に入る美術館です。2004年から始まった美術館改修工事は、市民の反対などで遅れ10年近くかかって完成しました。その過程を描くドキュメンタリー映画「みんなのアムステルダム国立美術館へ」が話題になっています。この美術館が、単に、国によって建設された美術館ではなく、市民・国民、建築家、キューレーター等多くの人々が関わって完成した「みんなの美術館」であることを語っています。
歴史
18世紀初頭の建物。作品の大きい部分はサンカルロスの美術館に属したものであったものでしたが、後で国立美術館、サンカルロスの全国美術館、およびそれらのよりよい保存のための副王室の画像ギャラリーに分配されました。
見どころ
西欧の影響から脱し、メキシコの自然を“発見”し壁画運動の先駆者となったホセ・マリア・ベラスコらの作品は素晴らしく、豊かに表現された天井画、コリント式円柱と鉄細工が巧みな階段、そして印象的なエントランスが見どころです。平和を象徴していると云われています。16世紀から20世紀までのメキシコアートを幅広く集めていて、ディエゴ・リベラの初期の絵画や、ベラスコの風景画は見応えがありおすすめです。ジャン コレア、 ミジェル カルベラ、エウゲニオ ランデシオや多くの人によって国立美術館の景観は作られました。壁画運動以前のバルトロメ・エステバン・ムリーリョの「受胎告知」の絵画などもオススメです。