デルフィ博物館は、ギリシャで最も主要な博物館の一つであり、最も来館者の多い博物館の一つでもあります。1903年に設立され、何度も再構成されながら、先史時代から古代のデルフィの聖域で発見された品々を所蔵しています。14の部屋から構成され、主に、彫刻が展示されています。展示フロアは2270平方メートルで、保管庫の大きさは558平方メートルあります。展示の目玉となっているのは、デルフィの神殿で見つけられたアンティークです。
見どころ
デルフィ博物館の見どころは、デルフィで発見された古代の工芸品です。第1と第2の部屋には、最も古い品々が展示されています。ブロンズ製のグリフォンの頭、ブロンズ製の奉納用の盾、ブロンズ製のクーロス、トルソーなどがあります。第3の部屋は、パロス島の大理石の彫刻に占められています。第4の部屋には、銀製の牛の像や金や象牙で作られた彫刻など、高価な品々が展示されています。第5の部屋には、有名なナクソスのスフィンクスが展示されています。第6の部屋では、アポロ神殿の古代の典型的なファサードの一部が見られます。第7、第8の部屋は、アテネの出土品、第9、第10の部屋は、アテネ・プロノイアから発見された品々がディスプレイされています。第11の部屋は、古典後期と初期ヘレニズムの作品を展示しています。第12の部屋は、ヘレニズム後期とローマ時代の品々、第13の部屋は、ヘニオコスの像があります。そして、最後の第14の部屋は、神殿の最後の年に作られた品々が展示されています。