1471年、国王ルイ11世のお抱え料理人のためにクロ・リュセ城は建てられました。1490年、国王シャルル8世によって買い取られます。それ以降200年間にわたり王家の所有となります。1561年には当時の国王フランソワ1世の招きでレオナルド・ダ・ヴィンチがこの城を訪れます。17世紀には王家からアンボワーズ家に受け継がれ、19世紀中頃に現在の所有者サン・ブリ家の手にわたります。一時、レオナルドが暮らした当時のルネサンス様式は失われたものの、1960年代から30年にわたって行われた改修工事を経て蘇りました。
クロ・リュセ城の見所は、レオナルド・ダ・ヴィンチがここに暮らしたルネサンス時代を彷彿とさせる空間です。見学の際、最初に入る彼の寝室には天蓋付きのベッドやキャビネット。応接室にはゴシック様式の家具やタペストリーが当時の装飾が無傷のまま残されています。当時の人々の暮らしに想いを馳せることができます。この城の地下には、レオナルドの発明品を模型で再現した展示室があります。史上初の車や飛行器具など、未来を見通していたような彼の発明には驚かされます。彼の発明品にもっと触れるなら、城の前に拡がるレオナルド・ダ・ヴィンチの庭園もおすすめです。20点余りの再現作品を実際に体感することができます。
内容は 音声ガイドがわかりやすく、見学時間もきっちりあり、コスパが良いと思います。個人的な事ですが 次の移動への手助けを 会社に何度も電話でかけ合い配車の手配をして頂きました。お陰で大幅に時間短縮でき助かりました。