江原道・南北境界線(DMZ)ツアー!鉄原(チョロン)郡+第2トンネル+鉄原平和展望台<1日/日本語ガイド/ランチ付き/ソウル発>の参加体験談 | ソウルの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

江原道・南北境界線(DMZ)ツアー!鉄原(チョロン)郡+第2トンネル+鉄原平和展望台<1日/日本語ガイド/ランチ付き/ソウル発>

参加者の評価

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生々しい、おわらぬ戦争の実感。ガイドさん最高。

投稿者: tantan, 2019/07/12

 発見されている北朝鮮によるトンネルは第4まであり、鉄源(チョロン)は2番めに発見されたので第2トンネルです。
 初めてのDMZツアーでした。
 鉄源についてすぐ、戦車と戦闘機がお出迎え。初めての実物で、私には少々刺激が強く感じました。まだ休戦状態であって終わっていないということも知ってはいましたが、急にそれが実感されました。
 当日は35℃ほどと暑かったですがトンネルの中はひんやり。
 1時間あたり兵隊3万人が移動可能、大砲も移動可能とありましたが、それにしては狭く感じました。何度か頭をぶつけましたが、ヘルメットを貸してくれるので問題なし。ただし貸してくれるのも韓国軍の若い兵隊さんで、それ自体にもちょっと怖さ(まだ戦争状態だということに)を感じたりしました。
 当然ながら地下水で基本的に地面は濡れており、この中を戦闘行動として移動する兵隊たちは大変だろうなと思います(幸いにも、実際の戦闘行動には使われなかったわけですが)。なお天井にはプラスチックのカバーがされており、見学中に濡れる心配はありません。
 トンネルを掘った人たちの生活の跡も残されており、生々しさを感じました。このトンネルはダイナマイトの爆破音により韓国側が発見したということなので、発見時にはまさに掘削作業中だったことになります。そのダイナマイトの跡も、トンネル内でそこここに見ることができます。その破裂跡の向きで、どちらからどちらに向かって掘ったトンネルであることがわかるとのことで、たしかにそうでした。

 昼食の後、渓谷で川下り。
 全く異なる時代の話ですが、船運を利用した税としての米の輸送に対し、政府の誅求に抗してその米を奪う義賊の拠点があったそうです。
 1000年以上昔からそういう事件もあり、王様がこのちかくに住んだこともあり、そのような開けた土地であったというのも、山の中の侵攻用トンネルを見たあとでは少々意外でした。

 鉄源までソウルから車で2時間強かかりますが、ガイドの女性がとても日本語がお上手で、車内でも退屈しませんでした。
 当方の韓国語が全く低レベルなので諦め、全て日本語でいろいろお話しました。日本に留学されたこともあるとのことでした。
 観光内容から少々離れ、韓国での子育てについてや韓国人でも年代により考え方は大きく異なっていることなど、日本とは似ている点もあり、いろいろ異なる点もあり、非常に参考になりました。

評価:
利用形態:ひとりで
参加日:2019/07/05
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