なぜ、走るの?多くの人がランニングにハマるその意外な理由
最近、走っている人をよく見かけませんか。
いまのランニングブームは2007年の東京マラソンがきっかけらしいのですが、土日はもちろん平日でも多くの人が走っていますよね。
私もブーム以後に走り始めたひとりです。それから10年あまり、挫折を繰り返しながら、なんとか走り続けてきました。この記事では、そんな “へっぽこ”市民ランナーである私の「走る」理由についてお話しつつ、ランニングの魅力をご紹介します。
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ランニングは懐の深~い優しいスポーツ
サボる理由が満載!でも待っていてくれる
まずは、なぜ、私がへっぽこランナーか、それをご説明しなきゃいけませんね。簡単です。ちょいちょいサボっちゃうんです。
テニスやゴルフにうつつを抜かしたり、今年の夏はビール飲みまくるぞ!と宣言して走らなかったり、走れないほどじゃないのに足が痛いからと言い訳したり…とにかく、その都度理由を作ってはサボるのです。
でも、ランニングはいつでも大きな手を広げて待ってくれていました。ちょっとくらいサボってもいいよって。また頑張ろうよって。ホント懐の深~い、優しいスポーツなんです、ランニングってやつは。
ダイエット、ストレス解消、マラソン大会…「走る」理由は何でもあり!
さて、そんなランニングですが、サボる理由に負けず劣らず「走る」理由もいろいろあります。
私の場合、「へえ、ブームなんだあ」というミーハー心から始まり、太りすぎ解消のためのダイエット(おかげで10キロ以上やせました!)、仕事からくるストレスの解消、さらには東京マラソンに出たい!などなど(結局、ミーハーなんです)。
人によっては、友達に誘われてとか、可愛いランニングウェアを着たいからというのもあるかもしれません。ブームのおかげで可愛い(もしくはカッコいい)ランニングウェアが多くのメーカーから発売されましたから。みなさん、色とりどりのウェアを着て走ってますよね。
走る理由が人それぞれ、そこがいい
きっと他のランナーの方たちも理由はそれぞれだと思うのです。要するにどんな理由で走ってもいいってこと。なんというか、自由なんです。妙な制約がない。
ランニングってこういうものだから、走る理由はこうじゃなきゃ、なんて堅苦しいことはないのです。
走る理由がなくなれば(たとえば、ダイエットが成功したら)、もうやらなくてもいい。少し時間が経ってからまたやってもいい(私みたいに)。思い立ったら走り始めて、自由気ままに走り続ける。やめるのだって自由、いつだっていいのです(だから気楽なんです)。
走り続けられる最大の理由とは?
自分ですべて決められる素晴らしさ
ちょっと、思い返してみてください。学生時代、はたまた社会人になって、自由だって感じること、なかなかないと思いませんか。学校にも会社にもルールがあって、社会にも決まりごとがある。普段の生活にも何かしら制約があります。ちょっと窮屈ですよね。
でも、ランニングは自由なんです。自分で走ることを決めて、自分で走る時間を決めて、自分で目標を決めて(目標だって決めなくてもいい)。自分ひとりですべて自由に決めることができる。それって素晴らしいと思うのです。
ランニングはルールがないスポーツ
ランニングには、野球やサッカー、テニスやゴルフなど、他のスポーツのように細かいルールはありません。へっぽこ市民ランナーの私もマラソン大会に何度か出ましたがルールで苦労したことは一度もありません(もちろん、最低限のマナーはありますが)。
とにかく、ただ走ればいい。走るペースも自由。速く走ったっていいし、ゆっくりジョギングのような走り方だっていい。気分次第。途中で歩くのも、もちろん自由です。
立ち止まっても歩いても、誰かに怒られたり注意されたりすることはありません。
走り続けられる理由であり最大の魅力が「自由さ」
他の人と一緒にするスポーツなら、ちょっと気を遣ってしまいます。ランニングのチームに入ったりしても気遣いはあるかもしれません。でも、ひとりで走るならその気遣いも無用です。だからなんです、続けられるのは。へっぽこでも走ってこられた理由は、間違いなくその「自由さ」にあるのです。
人生の中でこれほど自由でいられること、なかなかありません。私も含めて多くの人はそこに魅力を感じているのではないでしょうか。走っている途中で手をいっぱいに広げてみてください。「ああ、自由だあ」って。これ、一度体験するとやめられないのです。
走ることは簡単。思い立って外に出るだけ
走ることについて難しく考えなくていいです。簡単です。思い立って、外に出ればいい。天気が良くて、適度に風が吹いていれば最高。30分も走れば、気分爽快。
「汗をかくことがこんなに気持ちいいなんて忘れてた!」ってな感じです。この爽快さを説明すると……いえいえ、まずは外に出て、走ってみてください。きっと実感できます。
さらにさらに、お酒を飲む方なら、その後のビールやカクテルの美味しさったらないですよ、ホントに。
やってみよっか?