eスポーツの大会ってどんな感じ?システムや賞金を解説!
昨今人気がうなぎ登りなeスポーツ。
毎年たくさんの大会が開かれ、ついにはオリンピックのイベントにもなりましたが実際にどんな事をしてどのくらいの賞金が出ているのか?
今回はそんな方の為に大会について詳しく解説します!
今話題のeスポーツってなに?
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツ (electronic sports) の略で、 コンピュータゲームをスポーツ競技として捉えた名称の事を言います。
ゲームによって様々なルールがあり、戦略やチーム性が試される意外と奥深い競技です!
本来のスポーツ大会同様、直接会場で観戦するのは勿論動画サイト等で気軽に楽しむ事ができるのもメリットです。
国内でのeスポーツ大会
最初に大会が開かれたのは1974年の「セガTVゲーム機全国コンテスト 東京決勝大会」で意外と昔からゲームの大会自体はちょくちょく開催されていました。
日本はeスポーツ未承認国
しかし、実は日本は先進国の中でも数少ないeスポーツ未承認国で、色々な法律の問題で賞金制の大会の開催が制限されています。
実際、賞金は10万円が限度とされており2019年に開催された「CAPCOM ProTour 2019アジアプレミア」で優勝した「ももち」選手が賞金500万円を獲得する権利を得たものの、規約に基づき10万円に減額されたと本人の発言により明らかになりました。
そういった事から国内では中々規模の大きい大会は開催が難しく、プロの選手も他に仕事を平行しながらでないと生活が難しい事情がありました。
現在では制度の見直しも
しかし現在は制度や規約の内容の見直しが行われ、国内でも様々な基準をクリアすれば高額賞金の大会を開催しても問題ない、という方向にシフトしてきています!
今現在開催中の国内大会
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE
実施タイトルは「グランツーリスモ SPORTS」、「ぷよぷよeスポーツ」など、年齢ごとに部門が分かれており、現在絶賛エントリー受付中です!
VPG Japan League 2ndシーズン
タイトルは「FIFA21」で、日本国内最大規模の32チーム、500名以上のプレイヤーが参加する大きな大会です。
成績上位のチームはアジアチャンピオンズリーグなどアジアまたは世界大会の参加権利も獲得可能です。
世界でのeスポーツ大会
日本と違い多額な賞金が用意され規模も大きめです。
World Cyber Games(WCG)
eスポーツのオリンピックと呼ばれる世界大会で、本物のオリンピックと同じように開会式があったり金銀銅メダルを競い合います。
タイトルは「Dota 2」などで、賞金は61万2,500ドル(約6,824万円)。会場には広い観客席もあり、動画共有サイトからでも観戦可能です!
Evolution Championship Series(EVO)
格闘ゲームのeスポーツ大会といえばEVOという程有名な大会です。
2回負けると敗退となるダブルエリミネーション方式となっており、エントリー人数が制限されるほどの人気ぶりです。
タイトルは「ストリートファイター」「鉄拳」などで、優勝賞金は総額1,000万円と大規模な大会です。
The International Dota 2 CHAMPIONSHIPS
ゲーム内でプレイヤーが課金した分が賞金に充てられるという独特のシステムで、他の大会と比べて賞金がとても高いのが特徴です。
タイトルは「Dota2」のみで、賞金は総額1億7,000万ドル(約180億円)以上となっています。
直近で開催される大会
「Intel World Open(インテル・ワールド・オープン)」 ストリートファイター部門のオープン予選が2021年6月から開催されます。タイトルは「ストリートファイターV」で、賞金は25万ドルとなっています。
年々規模が大きくなっているeスポーツ大会!
国内から世界各国まで実はたくさんの大会が日々開かれています。
趣味で始めたゲームを仕事にするのも夢ではないかもしれません。まずは気軽に動画サイトでプロの技術を見てみるのがおすすめです!
やってみよっか?