自分の意識を変えたい人、必見!ヨガで変わったこと~後編~
わたし自身がヨガで変わったこと、考え方の変化を感じていることを紹介します。
この記事は「後編」なので、「前編」をまだ読んでいない方は、ぜひ、「前編」から読んでみてくださいね!
ヨガ哲学には、八支則といってヨガを深めるため、日常生活に取り入れた方が良い8つのスッテプがあるとお話しました。
そこで今回、2つ目の「ニヤマ」といわれる、日常生活でするべきことについて、まとめてみました。
ニヤマ
清潔を保つ(シャウチャ)
自分の身体と心をいつもきれいな状態に保つこと。 身だしなみを整えることももちろんのこと、身の回りの空間をに清潔に保つことです。わたしは最近、部屋が散らかっていると心もモヤモヤする感じがして、以前は苦手だった部屋の片付けも、意識を持って出来るようになりました。そうすると、だんだん部屋が汚いことが嫌になってきて、自然ときれいな部屋が保たれるのです。ヨガをする前も、部屋が汚いと心が乱れている感じがするので、片付けをしてからヨガをしています。
足るを知る(サントーシャ)
今あるものに常に満足すること。 わたしは、当たり前のことを当たり前と思わないという事を意識しています。例えば、家族が元気でいること、わたしがヨガを出来る今の環境など、忘れてしまいそうな日常の幸せを改めて感じると、見え方が変わってきます。
子供が人前で話すことが苦手とか、勉強をしないとか、だんだんそれ以外の欲が出てきてしまいがちですが、子供が病気で苦しんでいる姿を見た時は、「あー勉強なんて出来なくても良いから早く元気になって」って思いますよね。当たり前のことが当たり前になってしまっているとそれ以上を求めてしまいがちなので、 いつも今の環境に満足していくことが大切ですね。
苦行(タパス)
人間として生きていく限り避けられない人生のさまざまな問題や試練を受け入れることです。 わたしは、毎朝ヨガの練習をすると決めて行っていますが、途中で様々な感情が湧いてきます。朝の早起きがキツいとか、体が筋肉痛とか、言い訳のような雑念笑。この欲求に打ち勝つ事がタパスです。
大切なことは、タパスの実践の途中で生まれてくる、自分自身の弱さに気が付き、それに立ち向かう強さを築きあげることです。
私の朝の習慣はこちらからご覧ください。
私の朝習慣2|自分のお気に入りの場所から1日をスタート!|やさしいヨガ
スワディヤーヤ(知恵を勉強する)
「スワディヤーヤ=自己探求」によって、人生に役立つ学びを得て、自分の内面を成長させていくこと。
好きな分野の本を読むことや、また実際に行動に起こしてみる。やってみて、初めて自分の知恵になることもあります。例えばわたしがこの記事を書き、皆様に読んでいただくということもその一つではないでしょうか。
イシュワラプラニダーナ(信仰する)
自分自身を信じ、感謝の念を忘れないようにすること。 当たり前のように出来ていた友達との外食、学校のイベント、会社の飲み会、海外旅行、今このような状況になって全てが当たり前に出来なくなってしまいました。それでも、それを嘆くのではなく、今の生活から出来ることを見つけていきましょう。そして、当たり前のように出来たことがまたできるようになったときに、その当たり前を今より何十倍もの喜びに変えられるのではないかと思います。
ヨガは、ヨガマットの上だけでない!?Off the Mat (Take off the Mat)
ヨガでは、マットの上にいるときだけが、ヨガをしているというのではなく、 マットを降りたときの「普段の日常」にも、その培った体験や学びを生かして生活していくという精神を示す言葉があります。
ヤマ ・ ニヤマ を実践していくことが、心身ともに健康な生活に繋がり、日常生活でもヨガをするということに値するんですね。
まずは、ご飯を食べるときから意識を変えてみてはどうでしょう。スマホやYouTubeを見ながら食べたりすることは、その精神に反しますね。食べ物に意識を向け、その味や食感を感じていくことがヨガであり、今を丁寧に生きるということに繋がっていきます。 まずは身近なところから始めてみると、日常生活に取り入れやすいですね。
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