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霊力強すぎ福岡・宗像大社 人生のゆく道に迷ったら迷わず参拝

宗像大社は九州本土の辺津宮、島の中津宮、沖津宮の3箇所・3女神が祀られ、進むべき進路をつかさどるトップ神として、古代より海や航海を安全に導いてきました。

「海賊とよばれた男」出光興産創業者、出光佐三はここを大変信仰したといいます。

3姉妹女神フォーチュン参拝へ

宗像大社は、 本土の辺津宮 ・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)、 大島の中津宮 ・湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 沖ノ島の沖津宮 ・田心姫神(たごりひめのかみ)、この3社の総称です。
3女神は天照大神の御子神で、沖津宮の田心姫神が長女、中津宮の湍津姫神が次女、辺津宮の市杵島姫神が3女という3姉妹です。

九州本土の辺津宮

本殿の周囲をぐるっとまわって参拝

広い駐車場から祈願殿の横を通り、あとはまっすぐ拝殿へ進みます。 拝殿と本殿が立派 なのは当然ですが、気をつけて欲しいのはそれを 囲むように並んでいる摂社、末社 たちです。
ひとつひとつは小さな社殿ですが、同じものがずらっと並んでいると迫力があります。できれば、 本殿の周りをぐるっと回って 、それらにも感謝と祈願を示しましょう。

奥宮、高宮の霊力

奥にある二ノ宮、三ノ宮の奥宮、高宮にもぜひ寄ってみてください。高宮祭場は、 宗像大神が降臨した地 として伝わり、社殿のない石だけの古代の姿が残る祭場で、今も古式に則って祭祀が続く場所です。実際にここへ行ってみると、本当に霊力を感じられるのは気のせいではないと思います。

辺津宮

  • 住所:福岡県宗像市田島 2331
  • 電話:0940-62-1311
  • 境内無料、駐車場無料

※神宝館見学は有料です。詳しくはホームページなどで確認してください。

フェリーで行く中津宮

沖合い10キロへ

宗像大社から車かタクシーならすぐ、バスでも10分ほどで、 フェリーが出る神湊 へ行けます。
玄界灘の沖合10キロほどに浮かぶ大島にある中津宮には、フェリーで30分くらいです。

大島の大島港からは歩くと山道を30分かかりますが、バスも出ています。

年に1度の船団

毎年10月に行われる「みあれ祭」ではここから本土に向かう 船団の光景が見もの で、古代の航海民が活躍した宗像族の勇姿を想像させます。

昔はモーターもなく、すべて手漕ぎで海へ出て、命がけの漁をしていた事実の大変さを思い知らされます。

上陸できない沖津宮

古代の形態を残すため

さらに50キロほど沖合いの沖ノ島には、一般人は立ち入り禁止になっていますので、行けません。沖津宮は「神宿る島」とされ、女人禁制のうえ神職ひとりしか入れず、1本の木も草も1つの小石も持ち出し持ち込みすべて禁止、という厳しいタブーが 今も厳格に守られます 。古代の原始的な祭祀形態を残すことで、 世界遺産 に登録されました。

膨大な出土品

海の正倉院 」ともいわれるこの島は、古代の舶来品、金製指輪や金銅製龍頭などが発掘され、これらの約8万に及ぶ 国宝の出土品は本土辺津宮の神宝館に展示 されています。
上陸はできませんが、中津宮のある大島の北側には、 沖津宮遥拝所 (宗像市大島字伊東1293)があり、ここから参拝できます。天気の良い日は沖ノ島が見えます。

中津宮

  • 住所:福岡県宗像市大島1811
  • 電話:0940-72-2007

※神湊と大島をむすぶ旅客船、フェリーは一日に7便が運航しています。フェリーなどの情報は各社ホームページなどを確認してください。

絶対霊力を求めて

宗像大社は古代の 原始的な祭祀形態を残す ことで 世界遺産 になりました。正確な地図もエンジンもなく、確かな情報がなにもない時代、朝鮮半島までのわずか150キロほどの航海でも命がけでした。人々は 宗像大社の霊力 のみを信じて渡ったのです。

無事に到着、帰着できるだけでも幸運、ラッキー、フォーチュンなことだったのです。出光佐三も困難に遭うたび宗像大社を頼り、 不思議な加護を受けた と述べています。自分の進む道の先にフォーチュン開運を求めて寄ってみませんか。

出典・参考

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