【元添乗員が伝授!】海外旅行の荷物について徹底解説(注意点やアドバイスあり!)
海外旅行に行くとなると、何を持っていったらいいのだろう…と心配になる方も多いはず。
別記事で海外旅行のTIPSの記事にも荷物についても紹介していますが(本記事・最下部にリンクあり)、この記事では旅の荷物に特化して徹底解説します!
必需品や様々なルールについても説明しているので、ぜひ参考にしてください。
必需品
貴重品
現金、クレジットカードなどの貴重品は必ず手荷物として持ち込む必要があります。
主要通貨は日本の空港で両替が可能なので、予め少額でも現地通貨に両替していくと安心でしょう。
クレジットカードは海外ではVISAかMasterカードが主流となっています。事前に上限額や暗証番号なども再確認しておくと安心です。
また、海外で貴重品を持ち歩く際には、防犯上、十分に注意が必要です。日本でよく見かけますが、特にスマホや長財布などをズボンの後ろポケットに入れて歩くのは大変危険です!きちんとカバンに入れておき、カバンもチャック付き、できればショルダーバックのように身につけられるものがおすすめです。
パスポート・免許証
海外旅行の必需品パスポート!事前に有効期限なども再確認しておきましょう。国によって必要なパスポートの残存期限も異なりますので、ご自身が行く国について必ず確認してください。
いざという時のためにパスポートのコピーも持参しておくと安心です。
レンタカーを利用する予定がある方は、事前に国際免許証の取得が必要となり、日本の免許証と併せて携行する必要があります。
バウチャー類
E-Ticketやホテル、レンタカーのバウチャー、乗車券類などはすぐに提出できるように手荷物に入れておくことをおすすめします。海外旅行保険の保険証も忘れずに!
最近はペーパーレスのものも多いですが、スマホの充電切れや、電波が繋がらないなどのトラブルも考えられるので、万が一のために紙でも用意しておくと安心です。
気をつけたい液体物について
100㎖が基準
また、液体物はセキュリティー上、100㎖以上の容器のものは持ち込むことができませんので、ご注意ください。100㎖以上の容量の液体物系は必ず預け荷物に入れることを忘れずに!
100㎖以下の液体、ペースト状のものなどは、まとめて透明のジッパー付きのプラスチック袋(1ℓ以内)に入れることにより、1人1袋まで機内への持ち込みができるようになります。
空港や係員によっては、わざわざ手荷物から出さなくても通してくれることもありますが、スムーズに対応できるように事前に仕分けしておくことをおすすめします。
免税品
手荷物検査後に免税店で購入したものは別途、手荷物として機内に持ち込むことができます。化粧品やお土産品等、免税価格で購入できるのもポイントです。
事前予約などをしておくとさらにお得に購入できる場合もあるので、購入予定がある方は事前に調べておくといいですよ。
液体物は100㎖を超えるものは乗り継ぎがある場合、乗り継ぎ地の手荷物検査時に基本的には没収されてしまいますが、例外としてSTEBsと呼ばれる、免税店で梱包してくれる専用の不正開封防止袋に入れてもらったものは乗り継ぎ地でも没収されることなく、乗り継ぎが可能となります。しかし、国や地域によってはSTEBsが導入されておらず、乗り継ぎの空港で放棄せざるを得ないこともありますので、購入前に免税店で確認が必要です。
旅の荷物
日用品・洋服
基本的には必要日数分+予備で用意しておくと安心です。
洋服は重ね着や、着回しができるものを持っていくとかさばらずに済みますが、TPOに合わせた服装を用意していきましょう。
バックパッカーなどで、荷物を減らしたい!という方以外は、荷物のスペース的にも余裕があることが多いと思うので、予備で用意しておくと気分的にも安心できると思います。足りなくなってあちこち探し回ったり、洗濯などに費やす時間よりも、滞在先で余裕をもって過ごせるほうがいいですよね。
また、ホテルでも借りることができるもの、滞在先でも簡単に購入できるもなど、いざとなったら現地調達もできるものも以外と多いので、海外だから!と気にしすぎなくても大丈夫です。
但し、替えの効かないコンタクトレンズやメガネなどは忘れずに用意が必要です!
また、海外のホテルには日本のホテルのようにパジャマ(室内着)や歯ブラシ類はありませんので、こちらも忘れずに持参しましょう!
変換プラグ
スマホ充電時などに必要な変換プラグ。海外ではコンセントの形状が異なりますので、滞在先のコンセントタイプにあったプラグを用意することが必要です。このプラグは現地で見つけるのはなかなか大変なので忘れずに用意するようにしましょう。
飲料・スナック類
ペットボトルのお水やお茶やスナック類なども少し入れておくと、特に夜間など、現地到着後にすぐに購入できない場合などに役立ちます。
スーツケース・カバンについて
旅行中の手荷物
機内に持ち込める手荷物の大きさの目案は、機内の座席の下に収容できるサイズのもので、小さいスーツケースや布性のカバンなど素材は問われません。
航空会社によって多少サイズは異なるので、詳細は航空会社のホームページでご確認ください。
手荷物は座席の下、もしくは座席上の棚に収納することになりますので、きちんとチャックや蓋付もので中身が出ないようになっているものがおすすめです。
機内にはたくさん荷物を持ち込むと色々と大変なので、できるだけ最小限にまとめておくことをおすすめします。
また、化粧道具などであっても先のとがったものや刃物類などは没収される可能性が高いので預け荷物に収納する必要があります。
手荷物とは別に、小さなハンドバックを持ち込みできる場合も多いので、財布やスマホ、よく使う小物類などはハンドバックに入れおき、すぐに出し入れできるようにしておくとスムーズです。
◆ 観光用のカバン
チャック付きのもので、貴重品、スマホやカメラなど観光に必要なものを最小限にまとめてできるだけ身軽にしておくと観光中も動きやすく、防犯上も安心です。
◆ エコバック
海外でも日本同様、買い物時の袋は有料の国が多くなってきています。また、観光時に荷物が増えた際などにもさっとまとめられるようにエコバックがあると何かと便利です。
スーツケースの大きさ
スーツケースを預入荷物にする場合でも、最大で3辺の合計が158cm以内が目安となります。重量や個数は航空会社によって異なるので、事前に確認が必要です。
滞在日数や旅行目的、季節によっても異なりますが、1週間程度の旅行であれば60ℓから80ℓ位の大きさのものが使いやすいと思います。
あまり大きすぎると、その分スーツケース自体も重くなり、移動の際にも大変になります。
帰りはお土産なども増え、荷物が増えることも多いので少し余裕を持って荷造りしておくと安心です。
スペースが空いて気になるという方は、プチプチの梱包材などを敷き詰めておくものおすすめです。割れ物や、液体物などを持ち帰る際の緩衝材としても使えるので便利ですよ!
さぁ、準備万端で旅に出よう!
海外旅行となると身構えがちですが、そんなに難しいことではありません。
渡航先でも手に入れられるもの入れられないものを区別して、滞在先の気候や目的などに合わせてしっかりと準備をして、海外旅行を楽しみにでかけましょう!
海外旅行への不安解消!ぜひ、こちらの記事と併せてお読みください♪
やってみよっか?