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都会でしか見られない景色がここに!浜離宮恩賜庭園で歴史に触れる休日

築地場外市場などがある東京都中央区に位置する「浜離宮恩賜庭園」をご存じですか?由緒ある庭園と高層ビル群が見られる都立庭園です。東京都内からのアクセスが良く、東京観光でぜひ訪れてほしい場所です。

今回は、浜離宮恩賜庭園の魅力とおすすめの時間帯について紹介します。

伝統と現代が合わさる「浜離宮恩賜庭園」

江戸時代、徳川家の別邸として作られた「 浜離宮恩賜庭園 」。明治時代には皇室の離宮にとなり「浜離宮」という名前が付きました。その後、都立庭園として開園。今では、国の特別名勝と特別史跡にも指定されています。

入口は、大手門口と中の御門口の2カ所。大手門口なら、築地市場駅より徒歩7分。中の御門口なら、汐留駅より徒歩5分の場所にあります。

入場料は、一般と中学生が300円。小学生以下と都内在住または在学の中学生は、無料で入場が可能。お手頃価格で庭園を散策できるのも魅力の1つです。

チケットを購入したら、まず絵柄に注目してみてください。私は、3人で訪問しました。絵柄は、入口の門や潮入の池、お花畑など1枚ずつ異なりました。1人はもちろん、友人や恋人などと絵柄を見比べるのも楽しいと思います。

チケットがかわいいと、ついつい保管したくなりますよね。

歴史を感じるおすすめスポット

季節によって移り変わる「花畑」や6代将軍の徳川家宣が庭園を大改修した時に植えたとされる「三百年の松」など見どころがたくさんあります。ここでは、浜離宮恩賜庭園に来たなら行ってほしいスポットをいくつか紹介します。

浜離宮恩賜庭園に来た時の参考にしてみてくださいね。

迎賓館の跡地「延遼館跡」

最初に紹介するのは、迎賓館の跡地「 延遼館跡 」です。明治2年に日本最初の洋風建築として誕生。アメリカ18代大統領のグラント将軍夫妻をはじめ、多くの外国要人を迎えてきた建物です。しかし、明治20年に起こった地震により損壊。明治22年には取り壊されてしまいました。

現在は、芝生や木々が植えられています。建設から取り壊しまでの状況を知ると、延遼館跡の理解が深まりますよね。現地には、状況を記した看板があるのでチェックしてみてください。

潮入の池

次に紹介するのは、園内の中央に位置する「 潮入の池 」です。東京で唯一、回遊式築山泉水庭様式を採用した海水の池。江戸時代には、潮の満ち引きが楽しめる池として人気がありました。池にはボラやハゼなど海水魚が多く生息していて、 池と海が融合している 不思議な場所です。

池沿いを歩くのもいいですが、小高い「 御亭山 」からの眺めもおすすめ。池全体を眺めるのはもちろん、反対側の海手お伝い橋やビル群など違った景色を楽しめます。そのほか、庭園内には「富士見山」や「新樋の口山」が点在。都会の名山100になっているそれぞれの山を登ってみるのもいいかもしれません。

中島の御茶屋

最後に紹介したいのは、池に浮かぶ「 中島の御茶屋 」。池に架かる全長118mの「お伝い橋」を渡った先にあります。茶屋からは庭園をはじめ、池や高層ビル群を眺めながらお抹茶を堪能。テーブル席とお座敷のほか、テラス席も完備しています。時期によってメニューも変わるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ちょっと休憩したい時に、立ち寄ってみてください。

閉園30分前の絶景

潮入の池や茶寮をもっと満喫したい人は、 夕方~夜の時間帯 がおすすめ。日没の早い冬場なら、 閉園30分前 がベストタイミングです。オレンジ色の空が徐々に暗くなり、東京のビル群が煌めきだします。東京のシンボルである東京タワーもライトアップを開始。日中とは、 一味違う東京の夜景 を独り占めできます。特に、潮入の池に反射した夜景はここでしか見られない絶景です。人も少なく静かに鑑賞が可能。伝統と現代が合わさる空間を楽しめます。

開園時間は、午前9時~午後5時までなので時間に余裕をもって行くと良いでしょう。

まとめ

作られてから360年以上が経った浜離宮恩賜庭園は、日本の古き良き伝統に触れられる観光スポットです。庭園周辺には、銀座や築地場外市場などもあるので観光にぴったり。有名な観光スポットやカフェ巡りなどもいいですが、東京ならではのコラボレーションが見られる浜離宮恩賜庭園も候補に入れてみてくださいね。

出典・参考

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