【スイーツで世界旅行♪】本場で食べたい!とっておきのスイーツ6選
一口頬張れば、心も甘く溶けてしまいそうな美味しいスイーツ!
インスタグラムでも投稿されているスイーツたちは、見た目も可愛いらしくてどれも一度は食べてみたいものばかりです。最近ではカヌレやマリトッツォなど、SNSを中心に海外発祥のスイーツが人気を集めています。
この記事では、日本でも海外スイーツは食べられるけど、せっかくなら本場で食べてみたい!という方に、おすすめのスイーツをご紹介します。
メジャーからマイナーまで!海外人気のスイーツ6選
【フランス】マカロン
フランスのスイーツ、と聞くと高級でオシャレなものをイメージしますが、実はコンビニでも必ず買える シュークリームやエクレアなど身近なスイーツの発祥した国 です。他にも、フィナンシェやクレーム・ブリュレなど多くのスイーツがあり、まさにフランスはスイーツの国。
そんな中でも、スイーツ王国フランスの焼き菓子の定番、 マカロン を味わってみてはいかがでしょうか。日本でも大人気のLADUREEはもちろん、近年のマカロンブームはまだまだ止みそうにありません。フランスでは、ブランジェリーのショーウィンドウにポップに飾られたマカロンが目を惹きます。
実は、 マカロンはイタリア由来のお菓子 だということをご存知ですか?イタリアから伝わったマカロンがフランスで改良され、世界中で愛されるようになったそうです。その改良の途中で、フランスの各地に伝わっていったマカロンは、 その土地独自のレシピで作られているものもある そうです。
ボルドー付近では、 「マカロン・ド・サンテミリオン」 と呼ばれる甘口ワインを使用したマカロン、北フランスの地域では、蜂蜜を使った 「マカロン・ド・ダミアン」 など、日本で知られているマカロンとは一味違ったものを楽しめるのも本場ならではです。ぜひお気に入りのマカロンを見つけてみてください。
【チェコ】トゥルデルニーク
聞きなじみのないトゥルデルニークは、 チェコの中心都市プラハでよく見かけられるスイーツ です。プラハの街を歩いていると、どこからともなく甘い匂いが漂ってきます。トゥルデルニークは、見た目は日本のパン屋さんで見かけるチョココロネに似ていますが、その触感と味わいには違った魅力があります。
バームクーヘンのように店頭で焼き上げられるサクサクした食感のパンに、チョコレートやホイップクリームがトッピングされています。パンの周りのシナモンもアクセントになっていて、一度食べたら病みつきになりそうな味です。店頭では、目の前でパンを焼いてくれるので制作過程を見ることができるのも楽しいポイントです。
お店によってトッピングが違ったり、アイスクリームのトッピングが選べたりします。 アツアツのパン生地と、冷たいアイスクリームのコラボレーションは絶品です! トゥルデルニークはボリューミーなので、シェアして食べるのがおすすめです。種類のあるトッピングに迷ってしまいますが、ぜひ食べてほしいスイーツです。
【スペイン】ポルボルン
ポルボルンは、スペインで愛される 「幸せを呼ぶクッキー」 です。結婚式やクリスマスやお正月などのお祝いの日に食べられる特別なスイーツです。日本でも親しみのあるスノーボールクッキーにも似ています。
「幸せのクッキー」と呼ばれているのには、 口の中に入れてから崩れないうちに「ポルボロン」と3回唱えることができたら幸せになる という言い伝えがあるからだそうです。この言い伝えからもわかるように、ポルボロンは ほろほろと溶ける食感が特徴 です。古くから修道院で作られてきた伝統的なスイーツ。果たして溶け切る前に「ポルボルン」を3回唱えることができるのでしょうか。気になる方は、ぜひスペインで試してみてください。
【トルコ】ロクム
トルコで生まれたロクムは、日本では ターキッシュデライト という名前で知られています。映画「ナルニア国物語」を観たことがある方には馴染みがあるかもしれません。映画の中では、白い魔女が白い粉がついた四角いお菓子で主人公の一人を誘惑する、というシーンがあります。そのシーンのお菓子がロクムです。
日常生活で食べられることは少なく、祭りや結婚の申し込みに行くときなどにお土産として持っていったり、お客さんに振る舞ったりする特別な日のスイーツだそうです。
砂糖とデンプン、ピスタチオやヘーゼルナッツ、アーモンドなどのナッツ類を混ぜて作られているロクム。食べると柔らかくて弾力があるのが特徴です。味や色のバリエーションがあり、カラフルなロクムが店頭に並んでいます。
ナルニア国物語の中では、ロクムを食べたキャラクターが夕食を食べながらもずっとロクムのことを考えていた、という描写もあるほど美味しいスイーツ なのだそうです。一口食べれば、その魅力の虜になるかもしれませんね。
【スウェーデン】セムラ
一見シュークリームのようですが、スウェーデン生まれのセムラは パン生地を使っているのが特徴 のスイーツです。スウェーデンでは、クリスマス翌日からイースターにかけて食べられるそうです。その時期に食べられることから、 春を告げるスイーツ として親しまれています。
パンの中をくり抜き、アーモンドペースト、生クリームを重ね、その上にパンを帽子のように被せて粉砂糖をかけて完成。パンはカルダモンを使用しており、スパイスの香りがふわりと香る、優しい甘さのスイーツです。スウェーデンのお店で食べられる期間は限られているので、クリスマスからイースターの間に訪れてみてくださいね。
【ニュージーランド/オーストラリア】パブロバ
サクッ、ふわっとした食感が魅力のパブロバは、卵白と砂糖で作るシンプルなスイーツです。卵白と砂糖を混ぜて焼き上げた真っ白なメレンゲ生地に、生クリームやフルーツをトッピングしており、 その見た目とカロリーの低さに日本でも注目が集まるスイーツの一つ です。
クリスマスやお祝いの日に、家族や仲間と集まる特別な日に食べられるそうです。家庭ごとにレシピが少しずつ違っていて、その味を母から娘へ、そしてまたその孫へ…と 代々受け継がれていく家庭の味 があるのだそうです。
このパブロバが発祥したのは、ニュージーランドとオーストラリアの二つの説があり、未だ決着がついていないのだとか。 ニュージーランドとオーストラリアで食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
魅力的な世界のスイーツ
日本でも人気のスイーツから、まだあまり知られていないスイーツまでをご紹介しました。
海外旅行の楽しみの一つである、その国でしか食べられないスイーツたち。それぞれの国の特徴や歴史から生まれたスイーツたちを、ぜひその土地で味わってみてください。
日本で食べるのとは違って、きっと本場でしか味わえない美味しさがあるはず。
スイーツで巡る世界旅行をぜひ楽しんでくださいね!
やってみよっか?