【東京】秋場所に向けて、相撲ファン必見!両国周辺のおすすめスポット3選
無観客や入場制限を乗り越え、声出しの制限もなくなったことから賑わいを取り戻した大相撲。再び力士・観客ともに大いに盛り上がれるようになったので、より相撲愛が強くなった人も多いのではないでしょうか。
両国周辺には相撲ファンならぜひ訪れてほしい施設が3つあります。この記事では「相撲博物館」「両国江戸NOREN」「相撲写真資料館」について紹介しているので、相撲ファンの人はぜひ参考にしてください。
相撲博物館
両国の雰囲気を味わいながら相撲の歴史を知りたいのであれば「相撲博物館」がおすすめ。 国技館の1階にあるので、展示物を見ながら実際の会場の空気感を味わいたいという人にもぴったりです。場所以外の期間でも開放されているので、地方から両国を見に訪れた人でも気軽に立ち寄れます。
相撲博物館とは
1954年に設立された相撲博物館。 大相撲の前会場「蔵前国技館」の設立にあわせてつくられた博物館です。 現在は国技館の1階にあるものの、元々両国にあったわけではありません。会場が「蔵前国技館」から「両国国技館」に移ったことにより相撲博物館も1985年に両国へと移転しました。
ここは相撲にまつわる貴重な品々を展示しており、場所の開催を問わずに来場できる博物館です。 「大相撲の期間ではないけど、相撲の楽しさを感じたい」「どんな歴史があるのか知りたい」といった相撲ファンに親しまれ、これまでに多く人々が訪れています。
展示物の観覧はもちろん、展示室には相撲の神様と呼ばれる「野見宿禰神社」があるので授与品をいただいたり、力士をモチーフにしたおみくじを引いたりすることもできます。 場所の開催期間中は観覧チケットが必要になるものの、期間外であれば無料で入れるので相撲ファンの人はぜひ訪れてみてください。
基本情報
- 住所:東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階)
- アクセス:両国駅から徒歩約1分
- 時間:10:30~16:00
- 入場料:無料(場所中は観覧チケット必須)
見どころはココ!
相撲博物館の魅力はなんといっても、相撲の歴史と触れ合えるところ! 力士たちの写真や番付表、化粧まわしなどが展示されているので、推しの力士の展示物を探してみるのも楽しいです。規模が大きな博物館ではありませんが、歴代の横綱の写真が飾られていたり期間限定でイベントが実施されていたりするので、相撲ファンにとっては心が奮い立つ時間になるでしょう。
2023年9月10日(日)~12月14日(木)までは「栃木山・栃錦と春日野部屋」展が開催されています。 この期間中は第27代横綱栃木山や第44代横綱栃錦の化粧まわし三つ揃いなどを展示。過去には「白鵬・鶴竜・稀勢の里 三横綱」の特別展や本場所が行われる一部始終の解説展などが実施されました。
ほかにも親方衆のトークイベントも開催されるので、事前申し込みをしてぜひ貴重な話を聞いてみてください。 会館・イベントスケジュールを確認し、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。両国駅からのアクセスがいいのも嬉しいポイントですね♪
両国江戸NOREN
江戸の雰囲気を味わいつつ、食事をしたいのであれば「両国江戸NOREN」がおすすめ。 原寸大サイズの土俵や元力士のちゃんこ店があるので、相撲ファンなら楽しめること間違いなしです。食事や館内の雰囲気を通して相撲の空気感を味わえますよ。両国国技館から徒歩数分の距離にあるのもポイントです。
両国江戸NORENとは
両国江戸NOREN は旧両国駅をリニューアルしてつくられた施設で、外装は明治感のあるオシャレなデザイン、内装は江戸をモチーフにした古風なデザインとなっています。 コンセプトは「美味しさと文化の今を江戸空間でつなぐ」で、2016年に建てられました。
施設内には観光案内所や飲食店が入っているので、両国の観光スポットや食事処としてもぴったり。飲食店は全体的に和をイメージする料理が多く、そばや海鮮料理、ちゃんこなどがあります。 なかには陸奥親方こと元大関霧島の店「ちゃんこ霧島」があるので、相撲ファンならぜひ訪れたいところ! まるで自分も力士になってちゃんこを食べている気分になるかもしれません♪
基本情報
- 住所:東京都墨田区横網1-3-20
- アクセス:両国駅から徒歩約10分
- 時間:10:00~23:00
- 入場料:無料
見どころはココ!
両国江戸NOREN の見どころは、原寸大の土俵を間近で見られるところ! 手に届きそうなくらい近い距離に土俵があるので、テレビ中継では感じられない迫力があります。実際に取り組む様子は見られませんが、近距離で土俵を見られるので見ごたえはありますよ。
施設の中は江戸を感じるような趣のある空間が広がっており、日本の伝統を感じる観光スポットとしてもよさそうです。 毎月相撲甚句披露会が開催されているので、開かれる日にちを狙って訪れてみてもいいでしょう。
両国江戸NORENの中には、国技館の焼き鳥や相撲グッズなどを取り扱っている「すみだのれん」があるので、お土産にぜひご利用ください。「ちゃんこ霧島」では冷えた体を癒せるちゃんこが用意されているので、今の時期にもぴったりですよ♪
相撲写真資料館
相撲関連の写真を見たいのであれば「相撲写真資料館」がおすすめ。 ここではカラー写真やモノクロ写真を展示しており、なかにはあまり目にかかれない貴重な写真も残されています。こじんまりとした資料館なので、意外と知られていない穴場スポットです。
相撲写真資料館とは
両国国技館から徒歩約10分の距離にある相撲写真資料館。 相撲協会の専属として務めていた期間はなんと60年以上!長きに渡るあいだ相撲界の歴史を撮り続け、その写真を厳選しまとめたのがここ相撲写真資料館です。
規模はそこまで大きくはないものの、歴代の力士たちの雄姿を振り返るのにうってつけ。新米力士の基礎を築く相撲教習所での卒業写真も展示されているので、初々しい写真を見られるかもしれませんね。
基本情報
- 住所:東京都墨田区両国3-13-2
- アクセス:両国駅から徒歩約5分
- 時間:10:00〜17:00
- 入場料:無料
見どころはココ!
相撲写真資料館の注目ポイントは、カラー版の写真からモノクロの写真までさまざまな力士の記録を見られるところ。 「あの時はこんな取り組みがあったな…」「伝説に残る力士だったな…」など、写真を通して今までの相撲の歴史を振り返ることができます。
60年以上もの長い間撮り続けた写真の中でも特に魅力的な写真を厳選しているので、相撲好きにとってはたまらない展示となるでしょう。
特にモノクロの写真は今のカラー版にはない奥深さがあり、より一層力士たちのかっこよさが浮き出ています。 有名力士の現役の活動写真や若い頃の写真など貴重な品が揃っているので、なかなかの見ごたえです。
秋場所に向けて両国で相撲をリサーチ
まもなく九州で11月場所が始まる今、両国周辺を散策して相撲の知識を深めてみてはいかがでしょうか。
これまでの歴史を振り返ったあとに現代で行われる力士たちの熱い戦いを観覧すると、感慨深いものがあります。 ぜひ11月場所が始まる前に相撲をリサーチして、より楽しい15日間にしてくださいね♪
やってみよっか?