【夏休み】ドライブで四国4県を巡ろう！自然・インスタ映え・癒やしの穴場スポット14選

四国・4県ってどこ！？本州からのアクセス手段は？

四国とは瀬戸内海に浮かぶ高知県・香川県・徳島県・愛媛県の4県をまとめた総称です。本州とは瀬戸大橋、明石海峡大橋と大鳴門橋、しまなみ海道の3つの橋と道路で結ばれています。船を使うことなく、本州との往来が可能なため気軽にアクセスできるのも人気を集める理由の一つです。

岡山県の倉敷市から香川県の高松市までは車で約1時間、広島県の尾道市から愛媛県の松山市までは車で2時間程度の道のりです。車窓からの景色を楽しみながら、レンタカーを利用して足を運んでみてください。

SNS映え間違いなし！絶景を楽しめるスポット

はじめに四国旅行で訪れたい、絶景が楽しめるスポットを紹介します。

【高知県】四万十川

四万十川 は日本最後の清流と呼ばれ、高知県津野町の不入山から太平洋に渡って流れる、全長196kmの一級河川です。

四万十川には沈下橋と呼ばれる、水位の変化によって川の中に沈む橋が設けられています。その中の一つである、佐田沈下橋は最長の長さを誇り、一番の人気観光スポットです。その他にも、高瀬沈下橋、岩間沈下橋も見どころのポイントです。

景色を楽しむ以外には、カヌーやカヤック、ラフティングといったアクティビティ体験も四万十川の楽しみ方の一つ。澄み切った清流と周囲の山々の景色は、川の上からしか見ることのできない素晴らしい光景です。

四万十川は見どころがいくつもあるため、夏場のシーズンでも人混みを避けてが観光可能です。名所だけでなく、川岸を散策するなど思い思いの楽しみ方もおすすめです。

また、四万十川は天然うなぎが採れるスポットとしても有名です。観光やアクティビティでお腹が減った際には、鮮度抜群のうな重をお楽しみください。

【香川県】父母ヶ浜

父母ヶ浜 は香川県の三豊市の海岸沿い約1kmに渡って続く海水浴場です。海水浴を楽しむのはもちろんですが、父母ヶ浜の魅力はなんといっても夕日です。広く平らな砂浜の潮溜まりに反射する夕日がとても美しく、SNSで拡散されると、瞬く間に人気に火が付きました。

水面にカメラをギリギリまで近づけ、周囲の余分な景色を切り取ることで、プロ顔負けの写真を撮ることができます。風がない日に訪れると更にきれいな1枚を収めることが可能です。

父母ヶ浜には駐車スペースも用意されていますが、GWなど一部期間は事前予約制です。訪れる際には、うどん県旅ネットの公式サイトで最新情報の確認をお願いします。

【徳島県】大歩危・小歩危

徳島県三好市山城町の周囲を山々に囲まれ、奇岩が続く独特の景色を見ることのできる人気の絶景スポットが 大歩危・小歩危 です。
大歩危は結晶片岩と呼ばれる変成岩の一種が川の流れに侵食されて作り出された渓谷で、国の天然記念物にも指定がされています。

渓谷は川や岩が作り出す景色だけでなく、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々変化する様子も見どころのポイントです。舟下りをしながら、優雅に景色をご覧ください。

小歩危は大歩危の下流3kmに位置し徒歩30分程度でアクセス可能です。大歩危と比較をすると小さな奇岩が集まるエリアですが、こちらも国の名勝に指定される美しい景色を楽しむことができます。

【愛媛県】瀬戸内しまなみ海道

瀬戸内しまなみ海道 は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長60kmの道です。瀬戸内海に浮かぶ7つの島に橋がかかり、海を眺めながら本州から四国へ向かうことができます。

車での通行はもちろん、瀬戸内しまなみ海道には自転車で走ることのできるコースも用意されています。自転車好きの方たちからは「サイクリストの聖地」とも呼ばれており、海風に当たりながら爽快に駆け抜ければ気分が盛り上がること間違いなしです。

コースの途中には、歴史を感じる因島、柑橘類の産地である生口島など見どころが盛りだくさんです。事前に計画を立てて、ぜひ立ち寄ってみてください。

子供連れにおすすめ！家族で楽しめる観光スポット

次に、子連れの家族旅行で楽しめるスポットを紹介します。

【高知県】足摺海洋館「SATOUMI」

高知県土佐清水市に位置する 足摺海洋館「SATOUMI」 は、約350種15,000点の生き物たちを飼育する大型の水族館です。暖流の黒潮が流れる周辺の海に生息する、熱帯・亜熱帯の魚類を中心とした展示が人気を集めています。

館内は2階建ての構造で、足摺・竜串、竜串湾など高知の地名がつけられたエリアでは、その地域に生息する海洋生物を見ることができます。また光が全く届かない、水深200mに生息する深海魚を展示したコーナーも用意されています。その他にも期間限定の企画展示やバックヤードツアーなど体験型のイベントもお楽しみいただけます。

また水族館の目の前にある「桜浜」からグラスボートに乗って実際の海に飛び出し、海洋生物を見学できるツアーも用意されています。本島の海で泳ぐ生物たちも合わせて観察にでかけましょう。

【香川県】四国水族館

四方を海に囲まれた四国の海や、四万十川に代表される清流など「四国水景」をテーマにした水族館が 四国水族館 です。

2階建ての館内は瀬戸内海エリア、太平洋エリアなど合計5つに分かれています。瀬戸内海エリアでは、瀬戸内海に生息する海洋生物を中心に飼育し、渦潮の下で魚たちがどのように生息してるのかを見ることができます。

お子様連れで楽しみたいのが、「夕暮れの景」で1日数回行われる、イルカプレイングタイムです。トレーナーの指示に従い、イルカたちが様々なことにチャレンジする人気のショーです。ダイナミックに泳ぎ回るイルカたちの様子を見届けましょう。

また館内では漁業や養殖が盛んな瀬戸内海の特性を活かし、新鮮な海の幸を食べることのできるレストランも併設されています。海の仲間達をイメージした、お子様向けのメニューが充実しているのもおすすめのポイントです。

【香川県】レオマリゾート・NEWレオマワールド

高松市中心部から車で約40分。丸亀市にある、ホテルとアクティビティ施設が合わさった複合施設が レオマリゾート・NEWレオマワールド です。

観覧車やジェットコースターなど合計22種類のライドアトラクション、夏場には中国地方最大級のウォーターランドで水遊びをすることができます。またバイキングレストランやテイクアウトグルメを食べられる、飲食施設も充実しています。

パークに入る際は、入園券とフリーパス（入園＋乗物）の2種類からチケットの選択が可能です。15時からの入園で利用できるお得な料金のレイトフリーパスも販売されています。

オフィシャルホテルの「ホテル レオマの森」では、天然温泉が楽しめる露天風呂も完備。大人から子どもまで1日を通して遊び尽くせるスポットです。

【徳島県】とくしま動物園

15.19ヘクタールの広大な敷地を持つ、四国最大級の動物園が とくしま動物園 です。徳島市総合動植物公園の一角にあり、約70種類ほどの動物たちと出会うことができます。

象やライオンといった大型動物から、カピパラやシロオリックスなど珍しい動物の飼育も行われています。
ウサギ、モルモット、ヒツジなど小動物と触れ合える「こども動物園」のエリアは、子どもたちの学習の場としても活用されています。

また動物園と併設の、紫陽花や芝桜など四季折々折のお花が楽しめる「とくしま植物園」も合わせて楽しみたいおすすめのスポットです。

疲れた体を癒やす！人気の温泉エリア

次に、日頃の疲れやストレスを癒す四国にある人気の温泉地を紹介します。

【高知県】あしずり温泉郷

あしずり温泉郷は、高知県土佐清水市の足摺岬周辺に広がる温泉街です。ホテルや旅館など合わせ、6軒が
営業をしています。あしずり温泉はラドンを含む天然温泉。神経痛、冷え性、関節痛に効果があると言われています。

温泉郷の周辺には、八十八カ所巡礼の第38番礼所の金剛福寺、樹齢300年を超える天然記念物のアコウの大樹など人気の観光地が多数あります。また、無料で足湯を楽しむことのできる「万次郎足湯」もおすすめのスポットです。無料で利用ができますが、タオルは有料販売のため持参をしていきましょう。営業時間は8時〜19時、水曜日は定休日です。

【徳島県】鳴門温泉

鳴門海峡や大鳴門橋付近に広がる、肩こりや神経痛に効果がある塩化物温泉のお湯を楽しむことのできる場所が鳴門温泉です。

こちらの温泉街には、リゾートホテルや高級旅館など様々なタイプの宿が並んでいるため、シーンやニーズに合わせて利用が可能です。

最上級の客室やサービスを楽しみたい方におすすめなのが「ホテルリッジ」。7万坪の森の中にわずか9室のみを完備したホテルで、海や森の香り、星空や夕日など五感を通して自然を感じることができる空間が広がります。客室からは、鳴門海峡の景色もお楽しみいただけます。

【愛媛県】道後温泉

「日本書記」や夏目漱石の小説「坊つちやん」にも登場し、日本三古湯の一つにも選ばれているのが道後温泉です。

道後温泉街には数十件の温泉が営業をしていますが、その中でも一番有名なのが「道後温泉本館」です。戦乱や幾多の困難を乗り越え、現在まで残る歴史を感じる風格ある建物は公衆浴場としては日本で始めて、重要文化財に指定がされています。

温泉に入るだけでなく、建物自体も観光名所として大変人気です。夜になるとライトアップも行われ、昼間とはまた違った雰囲気をお楽しみいただけます。

四国の離島も魅力が沢山！離島のおすすめ観光スポット

最後に、四国に浮かぶ離島の観光スポットを紹介します。魅力あふれる離島も、四国観光では外すことのできないスポットです。

【香川県・小豆島】道の駅 小豆島オリーブ公園

道の駅 小豆島オリーブ公園 は、ご当地グルメや特産品を販売するショップ、19品種もの世界各国のオリーブが植えられたオリーブの路など、小豆島観光では外すことのできないスポットです。

小豆島観光のモデルコースにも度々紹介される、真っ白な「ギリシャ風車」が置かれているのもこちらの公園です。姉妹都市のギリシャ・ミコノス島と彷彿とさせるその景色は、ジブリ映画の魔女と宅急便に出てくるワンシーンのようです。

その他には、小豆島のブランド牛である「オリーブ牛」を使った丼やオリーブオイルを練り込んだオリーブラーメンなど特産品を使ったグルメを食べることのできるレストランも欠かすことのできないおすすめスポットです。

【香川県・小豆島】エンジェルロード

エンジェルロード は小豆島と弁天島を結ぶ約500mの細長い砂州の道です。普段は海の中に沈んでいますが、1日2回干潮時にのみ姿を現します。別名「天使の道」とも呼ばれており、大切な人と手を繋いで渡ると願いが叶うとも言われています。

エンジェルロードの近くには「約束の丘展望台」と呼ばれる場所があります。石造りの階段を登った先には、エンジェルロードの全景を見渡すことのできる開放的な景色が広がります。約束の丘展望台も恋人の聖地として有名で、頂上に置かれた鐘をぜひ二人で鳴らしてみてください。天使の道に比べると、観光客が少なく2人だけの空間が楽しめる穴場のスポットです。

砂地や急斜面が続くため、サンダルやスニーカー、タオルなど身支度を整えて訪れるようにしてください。

【愛媛県・大島】亀老山展望台

亀老山展望台 は、標高301.1mの亀老山展望公園の一角にあります。大島の南端、瀬戸内海国立公園に属しており景勝地として有名です。展望台からは来島海峡大橋や天気が良ければ、標高1,982mの西日本最高峰「石鎚山」を見ることもできます。

展望台の設計は、日本を代表する有名建築家である隈研吾氏が担当。洗練されたデザインの展望台そのものも、写真スポットとしておすすめです。

亀老山展望公園は入園料無料で、24時間利用ができます。早朝の朝日や夕刻のサンセットなど時間によって変化する景色もお楽しみください。

今年の夏はレンタカーを利用して四国周遊の旅をしよう！

見どころに溢れた、四国4県のおすすめ観光スポットを紹介しました。今年の夏休みは本記事を参考にして、四国一周ツアーを計画してみてください。

景色、食、温泉と大満喫できること間違いなしです！フリープランで周るのも良いですが、専門ガイドと周るツアーに参加もおすすめ。より深く四国の魅力を感じることができます。