スケボー初心者におすすめの技は?まず練習すべき2つのトリックを解説
「どのトリックから練習すればいいのかわからない……」
そんなスケボーを始めたての人に向けて、初心者のスケーターにオススメのトリックを紹介します。
- 2〜3時間
- 20,000円以下
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
スケボーは自由だが……
以前「 技・トリックにトライする前に!初心者スケーターがやるべき練習4選 」という記事を執筆しました。
そこではプッシュやブレーキなど、本格的な トリックの練習に入る前の、言わばストレッチ的なもの を紹介しました。
そこで挙げた練習にも慣れてきたら、いよいよトリックの練習に移りましょう。
もし、まだご覧になっていない方がいたら、ぜひチェックを!
まずはどんなトリックから練習すればいいの?
スケボーのトリックは非常に種類が豊富で、難易度や見栄えなど様々です。
その中には、初心者が体得するべきトリックも存在するのですが スケボーというスポーツは非常に自由度が高く 、正直な話、 どのトリックからでも挑戦してOK なのです。
ショービットと呼ばれるデッキを水平方向に180度回転させるトリックがあるのですが、それは初心者が必ずと言っていいほど通るトリックです。
しかしショービットにあまり触れずに、オーリーと呼ばれるデッキとともにジャンプするトリックに挑戦していいのです。
ショービットは全くできないが、オーリーならできるというスケーターもいます。
とは言ったものの、やはりある程度この トリックを練習したほうがいいという指針 のようなものがないと不安ですよね。
次項からは初心者でもメイク(=トリックを決める)しやすいトリックを紹介していきます。
初心者向けの2つのトリック
ショービット
先程も触れた デッキを180度回転させるトリック です。
動作としてはテール側の足――レギュラースタンスであれば右、グーフィースタンスであれば左足をテールの先端付近(=キック)に引っ掛けデッキを回しつつ、その場で少しジャンプするというイメージです。
まずはHow toの動画を見てみましょう。
スケボーは複数の動作を組み合わせることによって、1つのトリックを完成させることができます。ですので、まずは動画のように、 動作1つ1つを別々にこなしていくことがメイクへの近道 となるのです。
今回で言うと、「デッキをテール側の足を使って回す」「回したデッキに飛び乗る」。この2つを正確に行い、組み合わせることができるようになるとメイクができるというわけです。
どのトリックも 動作の分解と各工程を1つ1つ正確になぞっていく という作業が発生してきますので、覚えておきましょう。
ノーコンプライ
ショービットと来たら、次はオーリーでしょ!? と驚かれる人もいるかもしれません。
ショービットをメイクできたら、オーリーに挑戦する人はとても多いです。しかし、同時にその オーリーで挫折してスケボー自体をやめてしまう 人も多いです。
オーリーは基本的なトリックですが、それゆえ非常に奥が深く難しいトリック なんです。
軽々と障害物を飛び越える姿はカッコいいのですが、まずは次に紹介するトリックに挑戦してからでも遅くはないです。オーリーは逃げません。
そのトリックとは ノーコンプライ です。
ノーコンプライというのは、複数あるトリック群の総称なのですが、その中でも特に「F/S180 ノーコンプライ」を指します。「F/S」とはフロントサイドの略称です。
ノーコンプライに挑戦しようとなると、やはり代表格である「F/S~」から始める人がほとんどなのですが、正直いきなりそこからトライしようとすると少し難易度が高いように感じます。
実際にぼくも「F/S~」からトライしてみたら、なかなか難しく、メイクするまでに時間がかかりました。
初心者向けのノーコンプライ ショービット
今回は初心者向けということなので、それよりも難易度が少し低く、 ①で紹介したショービットを応用できる「ノーコンプライ ショービット」 を紹介します。
まずはHow toをご覧ください。
スケボーのトリックは足を地面に着地せずメイクするのが基本ですが、このノーコンプライというトリックは 片方の足を地面に着地 しメイクするのが特徴です。
一度足を地面に置くことができるというのは、かなり安心というか、恐怖のハードルがグッと下がります。
「ノーズ側の足を地面に着く」「テール側の足でデッキを回転させる」「飛ぶ」というシンプルな動作工程なので、初心者がトライするにはうってつけというわけなのです。
ちなみに、「F/S~」では上記に加えて「体を180度回転させる」という動作が発生します。
まとめ
冒頭でも触れましたが「ショービットは苦手だがオーリーならできる」という人がいるように、難易度は人それぞれなのです。
しかし今回紹介したのは運動音痴かつ、なかなか上達しないぼくが自信を持ってオススメするトリックなので、初心者の方はぜひトライしてみてください。
それでは、よいスケボーライフを!
やってみよっか?